

御殿場プレミアム・アウトレット 仕事を楽しむスタッフの物語を紹介

7月に開業25周年を迎えた御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県御殿場市、三菱地所・サイモン運営)は、同施設のウェブサイトに、施設で活躍するスタッフの思いや奮闘を紹介する「スタッフストーリー」のコーナーを設けている。これまでに、開業当時から25年間ショップスタッフとして活躍する久世福商店の荻嶋美晴さんらを紹介している。スタッフストーリーは、年間延べ1100万人以上の国内外客が利用する同施設で活躍する約4000人のスタッフの中からきらりと光る人をとり上げている。
(小川敬)
ともに半生過ごす
荻島さんは「生まれ変わってもアウトレットで働きたい」というほど施設と接客を愛しており、この25年間に結婚・出産という人生の大きなライフイベントを経験し、誕生した子供は施設内保育園の1期生として入園するなど、御殿場プレミアム・アウトレットと共に半生を過ごしてきた。
小学生の一人息子を育てながら、共働きで仕事と家事の両立に奮闘している。「私は人と話すことが好きで販売員になりました。安心してお買い物ができるように、常に笑顔でいることを大切にしています。お客様が驚いたり、感動した顔を見せていただけるような接客を心がけています」と笑顔で接客の思いを話してくれた荻島さん。
「お客さまに商品を紹介する前に、できる限り自分で試すようにしています。自分が使ったからこそ分かる感想やおいしい食べ方を伝えたり、意外性のある組み合わせを提案すると喜んでもらえる。それが私にとって一番うれしい瞬間です」とも。
荻島さんをはじめ、就業歴が15年以上のスタッフを対象に記念品としてハンドメイドガラス「スガハラ」のグラスを贈呈した。
専用のイベント
同施設では、従業員のモチベーション向上と接客技術向上を目的に24年4月からスタッフ表彰制度の「プレミアムアウトレットスタッフアワード」(POSA)を導入している。プラチナ、ゴールド、シルバーの3種に分かれ、接客ロールプレイングコンテストでの入賞経験者や顧客からのほめ言葉をもらった実績など、グレードごとに設けた条件をクリアしたスタッフに与えられる称号。制度開始の24年4月に398人(プラチナ7、ゴールド60、シルバー331)、25年4月には新たに193人(プラチナ7、ゴールド58、シルバー128)を認定している。認定者は認定バッジを付けて接客をリードし、顧客のショッピング体験向上に貢献している。
また、ES(従業員満足)向上のために施設閉館後に開催する「おつかれナイト」や「クリスマスパーティー」などスタッフ限定のイベント、接客や専門知識を学べる研修、著名人による講演会、ヨガやウォーキングレッスンなど独自の活動を行っている。

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