

ラスカ平塚で子ども食堂 NPO法人と協力、継続開催へ

JR横浜湘南シティクリエイト(神奈川県平塚市、田村修社長)の基幹店舗ラスカ平塚は、地元のNPO法人(特定非営利活動法人)と協力して子ども食堂の開催を始めた。ラスカ平塚の飲食店のフードロス問題など両者の課題解決を目的に、これまで3月、5月に2回開催。3回目を子供の夏休み期間中に開く準備を進めており、今後も継続していく考えだ。
(小川敬)
NPO法人はフードバンク湘南(平塚市、大関めぐみ理事長)で、食品ロス削減のために企業・農家・一般家庭から食品の寄贈を受け、一人親家庭や支援を必要とする人、児童福祉施設・子ども食堂などに食品を無償提供することで貧困問題の解決も目指している。
ラスカ平塚は、24年8月から定期的にフードバンク湘南によるフードドライブ(個人が家庭で余っている食品を寄付する)活動を取り組んでいる。これに加え「飲食店で出るフードロスになってしまう食材を、支援が必要な家庭・子供たちに提供できないかと協議を重ね、子ども食堂開催につながった」(田村社長)という。

1回目は3月26日にラスカサロン(会議室)を使って開催。入り口を手作りで装飾し、リラックスして参加できる雰囲気にした。5階にあるレストラン「EATWO」(イートゥ)のシェフがこの日の調理を担当。会場には5組12人の親子が参加し、プレートに盛られたデザートを含む全7品を楽しんだ。
事前に従業員を対象に実施してきたフードドライブで集まった食品をフードパントリー(食品を無料配布する活動)形式で持ち帰れるようにした。飲食店やそれ以外の店舗も品質には問題ないが販売には適さないものなどを土産として準備。なかには店舗研修生による練習のためのアイスクリームもあり、子供たちに喜ばれた。
2回目は5月4日に開催。初回は会場が狭かったという反省を踏まえて、6階のラスカホールに会場を移し、ビュッフェスタイルにした。5階の「ラーメン石狩」のシェフがこの日の調理を担当。石狩の店長は店舗が営業しているにもかかわらず、子ども食堂のために時間を割いた。テーブルには紙製のランチョンマットが敷かれていて、その裏に感謝の気持ちを書き残していく参加者が多かった。

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