

スタイレム瀧定大阪 イン・コンバージョン綿の認知向上へ アパレルで活用広がる
2025.05.08 11:30
提供:繊研plus

スタイレム瀧定大阪は、インドの綿花農家を支援しながらオーガニックコットン(OC)を増やすプロジェクト「オーガニックフィールド」で、イン・コンバージョン(移行期間、IC)綿の認知向上に注力している。IC綿の理解と流通を広げ、環境に優しく持続可能な生産の拡大につなげる。アパレルでの活用も進んできた。
IC綿は農家が有機栽培に切り替え、OCと認められるまでの約3年に育てられる綿のことで、日本での認知はまだ低いと見られる。IC綿のうちは国際認証を取得できないが、栽培方法はOCと変わらない。同社はIC綿にプレミアを付けて買い取っている。
「サステイナブルの活動は0をいかに1にするかが重要」と強調するのは、事業本部第一事業部テキスタイル2部11課課長兼オーガニックフィールド室室長の髙森俊滋さん。IC綿を採用するアパレルが増えれば有機栽培に切り替える農家が増え、結果的にOCの普及を促進できると期待する。
同社の活動で、アパレルがIC綿を用いる動きが出てきた。一例がCFCLだ。以前からオーガニックフィールドの糸を使っており、24年冬からIC綿の服を販売している。今春はユニセックスとレディスの約20型を打ち出した。商品にはIC綿について説明したタグを付け、客への理解を促す工夫もしている。
オーガニックフィールドは5年目で、産地やアパレルと商品の企画や販促に積極的に取り組んでいる。再生ポリエステルや島精機製作所の牛乳パックを再生した糸「リパック」など異なる繊維との混合糸も開発しており、今後強化する。
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