ABEMAが2024年「年間再生数ランキング」「年間コメント数ランキング」などを発表「【推しの子】」2023年に続き首位に

2025.02.20 12:00

ABEMAにて2024年に放送、配信されたアニメジャンル作品の視聴データをもとにした年間ランキングが発表された。

本ランキングでは、2024年1月1日から12月31日までにABEMAで放送、配信されたアニメジャンル作品を対象に、視聴データを独自集計し、1話あたりの年間平均再生数から算出した「年間再生数ランキング」、放送時のコメント総数から算出した「年間コメント数ランキング」が発表された。

「年間再生数ランキング」

第1位　「【推しの子】」第2期

第2位　「映画クレヨンしんちゃん」

第3位　テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編

第4位　TVアニメ「薬屋のひとりごと」第1期

第5位　「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。」

2024年の再生数ランキングでは、赤坂アカ×横槍メンゴによる同名漫画が原作の人気アニメ「【推しの子】」第2期が、2023年年間再生数ランキングでの第1期に続いて首位となった。第2期の初回の週間視聴者数は、ABEMAのアニメ史上過去最高の数値を記録した。

また、2024年12月にABEMAが開催した国内最大級のアニメアワード「日本アニメトレンド大賞2024」では、アニメ界に衝撃を与えたニュースを称える「アニメニュース賞」を受賞するなど大きな話題を呼んだ。さらに第3期の制作も決定しており、今後の展開にも注目が寄せられている。

続く2位には、シリーズ作品が毎日、無料放送されるABEMA公式無料チャンネルの期間限定開設などが話題を呼んだ「映画クレヨンしんちゃん」がランクインしたのに加え、現在第2期を放送中で、ABEMAのアニメ週間ランキングでたびたび首位を獲得するなど人気のTVアニメ「薬屋のひとりごと」第1期や、テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編など2024年のアニメ業界を盛りあげた作品が続々、ランクインする結果となった。

「年間コメント数ランキング」

第1位　「声優と夜あそび28時間テレビ大感謝祭みんなの愛がてんこ盛り!!!!!!!」

第2位　「美味しんぼ」

第3位　「しかのこのこのここしたんたん」

第4位　「映画クレヨンしんちゃん」

第5位　「姫様“拷問”の時間です」

コメント数ランキングでは、業界初のABEMAオリジナル声優レギュラー番組「声優と夜あそび」の特別番組として放送された「声優と夜あそび28時間テレビ大感謝祭みんなの愛がてんこ盛り!!!!!!!」が首位を獲得した。夜あそびMC陣をはじめ、2日間で総勢55名以上が出演した本番組では、ほかでは見られないMC陣の姿や豪華ゲストとの特別な“夜あそび”が反響を呼び、多くのコメントが寄せられた。

また、再生数ランキングで2位を記録した「映画クレヨンしんちゃん」や「美味しんぼ」といった国民的アニメのランクインに加えて、2024年まさしくバズを巻き起こした「しかのこのこのここしたんたん」もランクインした。“シカ×美少女”がおりなす新感覚ギャグコメディに中毒者が続出し、アニメとともにコメントを楽しむ視聴者が多く見られた。

第5位は、世界一やさしい“拷問”ファンタジーアニメと注目を集めている「姫様“拷問”の時間です」となり、幅広いジャンルのアニメが続々ランクインする結果となった。

「年末年始期間のアニメ」

また、ABEMAアニメ過去最大となる350作品以上を無料放送、無料配信する“アベマアニメ無料祭”が開催された2024年から2025年にかけての年末年始期間には、アニメジャンルにおける視聴者数が過去最多を記録した。

「日本アニメトレンド大賞2024」において2024年のアニメでもっとも輝いた作品に贈られる「日本アニメトレンド大賞」を受賞した「ダンダダン」をはじめ、無料一挙放送された「チ。―地球の運動について―」、TVアニメ「薬屋のひとりごと」第1期などの新作アニメが視聴数上位にあがり、2024年の話題作を年末年始休みに楽しむ視聴者が多くみられる結果となった。

「視聴者属性」

2024年のABEMAにおけるアニメの視聴者のうち、男性は63％、女性の割合は2023年より約9％増加し、37％という結果になった。

また年代別で見ると、男女ともに30代の伸び率がもっとも高く約5％伸長している。「【推しの子】」第2期やテレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編など男女問わず楽しめる作品や、「映画クレヨンしんちゃん」などABEMAならではの親子で楽しめる国民的アニメの公式無料チャンネル開設も後押しとなり、幅広い視聴者が楽しむことができた。

さらに、時間や場所にしばられず、スマートフォンデバイス以外にもテレビデバイスやタブレットといったマルチデバイスで楽しめるABEMAにおいて、2024年のアニメジャンルにおけるテレビデバイスでの視聴者数も2023年比で110％の成長の記録と移動時間や外出中だけではなく、自宅の大画面でゆっくりとアニメを楽しむ視聴者も増えたことがうかがえる。