

アダストリアの独自開発素材25~26年秋冬 温かく軽量な合繊を充実

アダストリアは独自素材の25~26年秋冬向けで、長引く残暑に対応し、保温性があり軽量な定番素材の進化版や綿のような風合いの合繊を推す。横編みは秋から春までを想定した3種類で、起毛調を加えた。社内展示会では初めてシーズンのコンセプトを打ち出し、トレンドをより意識した。
今季は二つのコンセプトを設けた。カジュアルな「ロマンティックボーホー」は綿を軸にボアや、クラフト感を演出するレースや横編みで構成。エレガントでクラシカルなスタイルの「ライトセンシュアリティー」では梳毛調合繊やカットレースなどが鍵になる。
気候変動を受け、定番素材で新しい提案をする。「ウーリーテック」は中空ポリエステルを使い、同社のウール混より重さを約20%軽減したウール調合繊。新開発の「ウーリーテック2.0」は引き続き軽さを重視し、保温力を10%高めた。メルトン風が主流だったが、モッサーのように表面を毛羽立たせた。

空気を含んでふっくらとした中わた「エアサーマル」で作ったボアやフェイクファーも注目。中空繊維で、保温性はそのままに従来よりも15%ほど軽くした。迷彩柄やアニマル柄など色柄を充実した。綿のような風合いと合繊の機能性を持つ「コタット」は晩夏から秋に向けて提案する。シアーで、フルダルポリエステル糸を中心に透けにくく、遮熱や接触冷感機能を持つ素材を充実した。
横編みはウール混糸を使ったタイプを加えた。糸に起毛をかけ、柔らかな肌触り。ヒットしている素材も継続する。「オールウィーニット」はレーヨン混の60番双糸をハイゲージに編み立て、きれいな見ために仕上げた。アクリルわたを用い、軽量でドライなタッチの「ラクリル」はローゲージとミドルゲージがある。
発熱性と調温機能を備える薄手のジャージーシリーズを開発した。ファッション感度を高め、インナーとしてだけではなく、トップでも着られる。

素材が商品企画の要になるとし、R&D本部と連携を深めている。「トレンドを読み、シーズンを重ねて素材開発を進化させる。クリエイティブな発想で作っていくことが肝心」(近藤祐樹R&D本部ゼネラルマネジャー)と考える。
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