《めてみみ》秋本治の仕事術
2025.01.08 06:24
提供:繊研plus
漫画家というと徹夜続きで食事もとらず、血眼になって24時間働き続けているというイメージがあるが、必ずしもそうとは限らないようだ。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作者である秋本治さんは職場を会社組織にし、作画スタッフにタイムカードを押させ、毎日午前9時から午後7時までの規則正しい勤務体制を敷くことで、40年もの間、週刊連載を一度も休まず描き続けた。
驚くのは、大きな仕事を終えた翌日もスタッフには通常通り出勤してもらい、秋本氏自身何ごとも無かったように仕事に取り組むよう努めてきたこと。「これこそが集中力を持続させるコツ」と、自身の著書で強調していた(『秋本治の仕事術』から)。
大きな仕事をやり遂げれば自分へのご褒美とリフレッシュを兼ねて、たっぷりと休息をとりたいもの。しかし休み明けに再び元のテンションに戻すには、どうしても時間がかかってしまう。長い目で見ればそれはタイムロスになるのだから、できるだけ働き方の〝ムラ〟を無くし平準化を心掛けようという趣旨だ。
さて、5年ぶりとなる年末年始の9連休が終わった。休み明けの今週はなかなかエンジンがかからず、仕事モードに戻せないビジネスパーソンも多いと思う。息長く第一線で活躍し続けるためにも、この機会に働き方を少し見直してみるのもいいかもしれない。
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