「マーモット」 ファッション販路で販売を拡大 25年2月期はほぼ計画通りに
サードシップ(岡山市)が運営する米国アウトドアブランド「マーモット」は今期(25年2月期)、売上高がほぼ計画通りの約15億円となる見込みで、来期は20億円規模を目指す。既存のアウトドアやスポーツの専門店に加えて、セレクトショップなどファッション販路を開拓することで販売を伸ばしている。
同ブランドはデサントから同社が引き継ぎ、23年6月から国内販売を開始。米国アウトドアブランドの匂いを残しながら、日本企画で生産しており、「高品質な商品を適正価格」(岡本良平副社長)で販売する。生産は、日系企業などと取り組むベトナムの工場が7割を占め、その他中国など。直貿比率がアクセサリー類を除いて9割を占める。
25年春夏の「GTXナルギスジャケット」は、今年50周年を迎えたブランドのアーカイブをオマージュ。昔のデザインを踏襲しながら本格的なアウトドアにも使用できる先端素材を採用した。税抜き4万円。
「キメラジャケット」は、独自開発の防水性と高い通気性という相反する機能を持ち合わせた「キメラ」シリーズのフラッグシップモデル。裏材にトリコットを採用し、軽量性も備えた。カラーはアーカイブからインスピレーションを得た。3万4000円。25年秋冬は主力のアウターに加えて、中軽衣料も充実する。
販路は、デサントから引き継ぐ前は8割がアウトドア専門店やスポーツ専門店への卸売りだったが、現状は6割ほどに低下。ファッション販路が4割を占め、さらに来期は5割に高める考えだ。ユナイテッドアローズとは23年秋冬から別ライン「マーモット・キャピタル」で協業している。
24年11月26日に開業した「三井アウトレットパークマリンピア神戸」(神戸市)に初のアウトレット(125平方メートル)も開設した。自社ECも拡大しており、「アウトドアよりもライフスタイル系の商品が売れている」という。
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