《めてみみ》夏のセール再考
2024.06.13 06:24
提供:繊研plus
梅雨入りが例年よりも遅れている。期間が通常通りだとすれば、梅雨明けも遅くなりそうだ。その後の猛暑も長くなる可能性が高い。
商業施設の夏の全館セールの日程がほぼ決まった。新静岡セノバが開始日を例年よりも約10日間遅くし7月12日にするなど一部で日程を見直す動きはあるが、大半は例年通り。多くが6月末から7月初めのスタートだ。ルミネは7月11~17日、ラフォーレ原宿は7月25~29日に実施する。
夏のセールについて、時期の後ろ倒しを望むアパレルなどのテナントは多い。温暖化の影響で暑い時期が長く続く中、実需に対応した夏物をプロパーで販売する期間を確保し、利益率を高めたいからだ。新静岡セノバはこうした要望の強まりに対応した。
「夏はこれからが本番」という時期に夏物を値引き販売する。こうした状況を疑問視するディベロッパーは、6月末に開始する企業を含めて多い。にもかかわらず、時期見直しが進まないのは、長年の商習慣を変えるリスクが大きいと判断したためなのか。確かに、セール時期は消費者に浸透しており、割安感を求めるニーズは根強い。
一方で、セール自体のパワーが弱まり、セール期間でもプロパー商品が売れる傾向が強くなっていることも確かだ。セールのあり方と時期について、業界全体でさらに議論していかなければならない。
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
前人未到の地を行く堂本光一 大谷翔平に言及「僕なんか眼中にないと思いますが…。すごいと思って見ています」デイリースポーツ芸能
-
堂本光一 主演ミュージカル2100回達成!次は「2101回目に集中」 11.29大千秋楽は映画館でライブビューイングデイリースポーツ芸能
-
大谷翔平 54号弾!逆転三冠王いける 優勝決めても4安打4打点1盗塁の大暴れ 本塁打&打点トップデイリースポーツ
-
【巨人】未成年・浅野翔吾には「お酒をかけないでください」の札…2019年は戸郷翔征が装着東スポWeb
-
【若松ボート・GⅠ全日本覇者決定戦】中田竜太 2日目5着大敗も「回り足、出足はしっかりしていた」東スポWeb
-
【巨人】坂本勇人 ビールかけで本音吐露「個人的に苦しいシーズンだった」東スポWeb
-
【若松ボート・GⅠ全日本覇者決定戦】西山貴浩が2日目DR2着「行き足も上向いた。十分戦える」東スポWeb
-
【大村ボート】籾山佳岳 エース機ゲットに笑顔「こんなにいいのは引いたことがない」東スポWeb
-
巨人 19歳の浅野に特注フェースガード「僕はまだ飲めません」20歳の誕生日まであと2カ月 雰囲気を味わうデイリースポーツ