劇場版公開記念イベント「機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL 〜FREEDOM 新たな未来(とき)へ〜」が開催

石田彰「殴り合ってないよ」と保志総一朗にすかさずツッコミ、笑いあふれる一幕も…劇場版公開記念イベント開催<機動戦士ガンダムSEED FREEDOM>

2024.02.19 18:27
劇場版公開記念イベント「機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL 〜FREEDOM 新たな未来(とき)へ〜」が開催

「SEEDシリーズ」最新作となる劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」として1月26日より全国公開中。同作の公開を記念して、2月18日に「機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL 〜FREEDOM 新たな未来(とき)へ〜」と題したイベントが開催。キラ・ヤマト役・保志総一朗、ラクス・クライン役・田中理恵、シン・アスカ役・鈴村健一、アスラン・ザラ役・石田彰、カガリ・ユラ・アスハ役・森なな子、オルフェ・ラム・タオ役・下野紘、イングリット・トラドール役・上坂すみれのキャスト陣の他、西川貴教、玉置成実が登壇。「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の本編を見る「オーディオコメンタリー付き上映会」や声優陣を交えたトークコーナー、アーティストによるライブを実施した。

劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」公開記念イベントが開幕

イベント開演時、キャスト陣が影ナレを担当。キラ&ラクス&シン&アスラン&カガリによる注意事項のアナウンスに会場から歓声があがった。会場は、入場者特典で配布された14色に光るハロデザインの「機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL」フリーダムペンライトのピンクの明かりで埋め尽くされ、玉置による本作のオフィシャルサポーターソング「Reborn」が披露された。

作品公式サイトやSNSなどで公開された「玉置成実からのお願い!」の通りのタイミングで観客が持つペンライトが一斉にブルーに変わり、オープニングライブと共に華々しくイベントは幕を開けた。

総勢15名の声優陣によるオーディオコメンタリー上映

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」初のオーディオコメンタリー上映は、総勢15名の声優陣のコメントやアフレコ時のエピソードなどここでしか聞くことができない内容のもの。リレー方式で行われ、1番手に保志、田中、鈴村のコンパスチーム。2番手に坂本真綾(ルナマリア・ホーク役)、桑島法子(アグネス・ギーベンラート役)チーム。3番手に下野、上坂、中村悠一(シュラ・サーペンタイン役)の新キャラクター、ファウンデーションチーム。4番手に三石琴乃、子安武人(ムウ・ラ・フラガ役)、千葉一伸(アーノルド・ノイマン役)、鳥海勝美(ダリダ・ローラハ・チャンドラII世役)の長年の付き合いならではの抜群の安定感の掛け合いを見せたアークエンジェルチーム、5番手には関智一(イザーク・ジュール役)、笹沼晃(ディアッカ・エルスマン役)の、関の無茶振りに笹沼が応えるザフトチーム、6番手の最終戦闘シーンはコンパスチームの石田が飾った。

中村の「過去一番強いズゴックが来た!」、三石の「ムウ、新しい船買って!」とキャストの自由奔放なコメントに会場が笑いに包まれる一幕も。終盤には、鈴村が「描かれていないバックボーンとしてそれぞれのキャラの絆が深まっている」と振り返った。

上映後、保志、田中、鈴村、石田、森、下野、上坂が登壇し、それぞれ一言ずつあいさつ。本作に関するアンケートやクイズが出題され、観客はペンライトの色で回答し参加する会場一体型のトークへ。

MCからキャストに対しそれぞれ演じたキャラクターについて深掘りする質問が投げられた。同作で描かれるキラとラクスの関係について、保志は「今まではラクスに託された想いを背負ってキラは前で闘っていましたが、今回一緒に戦えるということで今までの想いを全てぶつけられた感じがして嬉しかったです」、田中は「今回は私も“ラクス・クライン、行きます!”とキラの元へ行くことができてうれしかったです」と話した。

キラとアスランの喧嘩シーンに関するクイズに会場即答

キラとアスランの喧嘩シーンでとばっちりを受けたシンが殴られた回数についてクイズが出題。MCが問題文を読み終える前に「2回」の回答を示す青色のペンライトで会場は埋め尽くされた。キラとアスランの熱い友情が垣間見えるシーンであり、TVシリーズからの関係性の変化について保志は「ここにきてアスランと拳の殴り合いができてよかった」と答える。すると石田はすかさず「保志くん、殴り合ってないよ、僕(アスラン)は殴られてないから」とツッコミをいれ、会場は笑いに包まれた。

石田は「組織的には立場が変わった3人だが、個人的には変わってないのかという気がしてました」と振り返り、一方、鈴村も「あのシーンは縮図だなと。「SEEDシリーズ」はキラとアスランが主軸にいて、そこにやっぱりいらんことをする人(シン)がいる。ほほ笑ましかったです」と冗談交じりに答えた。

組織を統率する責任重大な立ち位置のラクスとカガリを演じた田中と森。田中は「森さんとはアフレコ一緒だったのでお芝居のキャッチボールがやりやすかったです」、森も「カガリはTVシリーズから時が流れていたので、代表者として威厳が出たら良いなと思いながら演じました」と役作りの上で意識した点を語った。

新キャラクターとして、ラクスの運命の相手であることを主張し続けたオルフェ。そんな彼の理想と現実について下野は、今まで多くを語れなかったキャラクターということもあり、話せることに喜びを見せつつ「彼は最後の最後まで本当にかわいそうな奴です(笑)」と表現。

「仲間内で反抗されたり壁があったら彼はもっと指導者として素晴らしい人材になったんじゃないかと僕自身は思います」と話した。そんなオルフェを陰で見つめ続けるイングリットを演じた上坂は「イングリットも本当にかわいそうな人、その2です(笑)。けれど最後の最後で、イングリット的には想い人と添い遂げられたという点で、やっぱりオルフェが一番かわいそうですかね」とオルフェへの同情を示し、会場には笑いが湧いた。

キャスト陣の生アフレコと西川のパフォーマンスのスペシャルコラボレーションライブ

終盤は「シン・アスカ、ジャスティス行きます!」、「キラ・ヤマト、フリーダム行きます!」というキャスト陣による発進コールから、西川による主題歌「FREEDOM」のパフォーマンスが始まった。

ラクスのモノローグ朗読ののち、西川は「Meteor ―ミーティア―」を歌唱し、会場を魅了。キャスト陣の生アフレコと西川のパフォーマンスのスペシャルコラボレーションライブに会場のボルテージが沸点に達した。

その後、再び玉置、西川が登壇し、上映中の本作について玉置が「(「Reborn」は)初披露でしたが、ペンライトの色を揃えていただきありがとうございます。楽しかったです」とコメント。西川は「誰がこの素晴らしい結果を予想できたでしょうか。これも長くこの作品を応援してくださる皆様のおかげだと思っています。本当にありがとうございます」と並々ならぬ想いを語った。

MCよりそれぞれの楽曲について質問がなされると、オフィシャルサポーターソング「Reborn」について玉置は「タイトルに“再会”という意味がありまして、20年近くの時を経て「SEED」・「DESTINY」・「FREEDOM」の架け橋になるような、聞いた瞬間あの頃に戻れるような曲にしたいと思って作りました。(映画が)公開してからも聴いてくださり本当に嬉しく思います」と語った。

一方で西川は主題歌「FREEDOM」について「僕はもちろんですが、小室さんがすごい喜んでくださって、すごいはしゃいでいますから(笑)。ご覧いただいて伝わっているかと思いますが、作品へのリスペクト、何よりもガンダムという長きに渡る歴史を紡いだものが全て結実していると。皆さんで“ガンダム”というコンテンツを一緒に支えていきたいと思いますのでよろしくお願い致します」と回答。

そして、玉置は「この作品に再び出会えて1ファンとしてもまだまだ熱が上がっております。ここからまだまだSEED熱、盛り上げていきましょう!」、西川は「これから徐々に世界がこの熱狂の渦に巻き込まれていくと思います。この日本の作品作りの素晴らしさをぜひみんなで届けていきましょう!」とファンに向けメッセージを送った。

エンディングテーマを担当したSee-Sawから届いたメッセージを披露

イベントでは、エンディングテーマ「去り際のロマンティクス」を担当したSee-Sawからメッセージが届き、披露される場面もあった。

以下、手紙全文。

石川智晶:石川智晶です。劇場公開がされ、すでにご覧頂いている方もいらっしゃると思います。私が客席で感じたあのなんとも言えない感慨深さを皆様に味わって頂きたいです。今回エンディングテーマを担当させて頂くことになり、とにかく「ガンダムSEED」の色を崩さないように、ああ、そうだったよね、と感じてもらえるような楽曲。シンプルですが、この太い軸に向かってやってきました。あの頃のように「ガンダムSEED」を感じてもらえたら嬉しいです。それぞれの時間を積み上げてきた皆様と「ガンダムSEED FREEDOM」によって同じ時間を持てることがちょっと不思議なくらい、そして大変嬉しく思います!

梶浦由記:機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL〜FREEDOM 新たな未来へ〜」開催おめでとうございます!そして改めて、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の大ヒットも本当に、おめでとうございます!皆様が待ち焦がれていたこの素晴らしい作品に、See-Sawの音楽が欲しいと言っていただけたことは何よりも光栄なことでした。ラストシーンを見送る皆様の気持ちに添う曲であったことを祈っております。そしてそしてやはり作品の1ファンとして、冒頭のシーン、西川さんの「FREEDOM」が流れた時の、これだー!西川さんのお声を、サウンドをお待ちしておりました!の高揚感はもう最高でした。私個人としても、続きを待ち続けていた作品ですので、試写会でその全てを拝見出来た際の満足感は格別なものがございました。本日は、豪華な出演者の皆様をお迎えしてのとても贅沢なイベントでしたね。皆様が楽しんでいただけたことを祈っています。

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