

コスプレ初体験は『ONE PIECE』ハンコック…コスプレ特化のオンラインサロンを主催する美女レイヤー「“コミケ”にもサロンのメンバーで参加します」

「世界コスプレサミット2022 ~20th Aniversary~」(8月5~7日、愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催)や、「コミックマーケット100」(8月13・14日、東京ビッグサイトにて開催)といった大型イベントの開催も迫り、従来の活気を取り戻しつつあるコスプレ業界。それに合わせて、これまでにない新たな試みに挑戦し、活動の幅を広げているコスプレイヤーも大勢いる。今回はそのなかから、オンラインサロンを主催するなど、一風変わった取り組みで存在感を示すコスプレイヤー・かりんちゃまさんに注目。インタビューを実施し、サロンを実施することになった経緯や、コスプレに対する考えを聞いた。
――クオリティの高いコスプレ写真を毎日投稿され、いまやTwitterフォロワー数も11万人を超える人気レイヤーのかりんちゃまさんですが、コスプレ歴はどれくらいになりますか?
コスプレイヤーを名乗って、活動するようになったのは2021年からですが、趣味として楽しんでいた期間も含めると、4年になります。
――初めて挑戦したコスプレは?
大学生のときに、渋谷でハロウィンのイベントがあって。そこで「ONE PIECE」に登場するボア・ハンコックに扮したのがコスプレ初体験になります。でもそのときは、コスプレの知識がぜんぜんなくて。衣装は買ったものをそのまま着て、髪も地毛だったんですけど、大勢の方に声をかけてもらったり、キャラクターの格好をして交流することが本当に楽しくて。そこからどんどんのめり込んでいって、いろんなコスプレイベントに遊びに行くようになりました。
――現在はどのような形で、コスプレ活動に取り組まれているのでしょう?
もともとは会社に勤めていて、週末に趣味でコスプレをする…という形で楽しんでいたんですけど、いまはコスプレイヤーとしての活動一本で生計を立てています。
――その決断に至った経緯が気になります。
会社勤めを続けるなかで、「私が本当にしたかったことって何だっけ?」という気持ちがだんだん大きくなっていって。まだやり残したことがあるんじゃないか?興味のあることは今のうちに経験しておかないと、後で後悔するんじゃないか?そういった思いが抑えきれなくなり、退職を決意しました。それから1年くらいは、やりたいことを片っ端から経験する“自分探し”に時間を費やしていましたね。
――そうしていろいろ挑戦するなかで、いちばんしっくりきたのがコスプレだったと?
そうなります。それと、じつはその期間中に大病を患ってしまって…。今はもう完治しましたが、放っておくと命にかかわるような病気だったので、その経験も踏ん切りをつけるうえで大きく影響しているように思います。「人間、いつ死ぬかわからない。だったらいちばん好きなことに全力で取り組まないともったいない!」という気持ちから、コスプレ活動で生計を立てる道を選びました。
――本格的にコスプレ活動に取り組むようになって、ご自身の心境や周囲の反応にも変化はありましたか?
やはりどうしても、“コスプレ=オタク文化”という見方をされることが多くて。友だちからも「本当にそれで生活ができるの?」と心配されましたが、実際に私のコスプレや写真を見てくれた人からは、「コスプレってこんなに芸術的なものだったんだ」とか、「すごい技術が凝縮された文化だね」といったことを言ってもらえたので、励みになりました。ほかにも「かりんちゃまのアップしている写真を見て、コスプレの魅力にハマりました。私も挑戦してみたいです」といったメッセージもいただいたりして。もっと大勢の方に私という存在を知ってもらえるように、これからも全力で、コスプレのクオリティアップに取り組んでいくつもりです。
――コスプレイヤーを対象にしたオンラインサロンも開かれている…とのことですが、詳しく教えてもらえますか?
コスプレイヤー同士の交流の場になったらいいなと思って、ファンティアでサロンのような活動をしています。コスプレの知識は、インターネットで検索すればすぐに調べられますが、まったく未経験の方からすると「何から調べたらいいのかすらわからない」という状態だと思うんです。せっかくコスプレに興味を持ってくれたのに、最初の一歩で躓いてしまうのはもったいないので。そういった初心者の方たちのサポートができれば…という思いで、いろんな情報を交換できる場を作ってみました。
――経験者から直に話を聞きながら準備を進められる仕組みは、初心者にとってはありがたいですね。
それと、すでにコスプレ活動を頑張っている方たちとも、いろいろと情報交換ができる場にしたくて。コスプレのクオリティをさらに高めるための知識だけでなく、購入した衣装のレビューや参加したイベントの感想、いいスタジオやロケ地の情報なども交換し合っています。ほかにもSNSで注目度を上げる方法や、コスプレ活動を仕事に繋げるうえで重要なポイント…といった感じで、より踏み込んだ知識や情報も共有し合える空間になっています。
――サロンを主催することで、ご自身にとってもプラスになることが多そうですね。
メチャクチャ勉強になっています!参加者全員がwin-winになる環境で、実際にサロンのメンバー同士もすごく仲がいいんですよ。こちらで繋がりができて、イベントやスタジオで“併せ”をしている方たちもいて、「夏コミ」(コミックマーケット100)では私も、サロンのメンバーといっしょに参加して、併せを楽しむ予定です。
――そうした活動も踏まえて、今後の目標を教えてください。
私自身のコスプレイヤーとしての活動に加えて、オンラインサロンももっと大きくしていきたい…という目標があるので、どちらも頑張ります。ご興味のある方はぜひ一度、サロンの方も覗いてみてください。
取材・文=ソムタム田井
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