

66歳のミス・ユニバース宮崎代表・酒井純子さん「高齢者の美しさを日本と世界に広める」
世界的ミスコンテスト『ミス・ユニバース』の日本代表選出大会『ミス・ユニバース・ジャパン』の2025年度の大会が16日、渋谷区文化総合センター 大和田・さくらホールにて開催される。開催に先駆け、各地区予選代表のインタビューが到着。ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー宮崎代表・酒井純子さんに、日本大会にかける思い、そして意気込みを聞いた。
■ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー宮崎代表
酒井純子(さかい じゅんこ)
職業 :主婦、着付け講師
生年月日:1959年6月11日 66歳
出身地:東京都
身長 :166cm
趣味:社交ダンス、ゴルフ、山菜取り、キノコ狩り
特技 :人に気安く声をかけてお話しできること
――セミファイナリストに選らばれた時はどんな気持ちでしたか?
「うわっ!やった!」という喜びで夫に抱きつきました。
ミスユニバースが年齢の制限をなくしたとはいえ、最も歴史と伝統のある世界最大のコンテストですから、高齢者の応募者をどう考えるのか?不安でした。若い方と平等に審査をして受け入れてくださったことに汲み上げる感動を覚えました。
――あなたを一言で表すとどんな人でしょう?
情熱家
――小さい頃のあなたはどんな子でしたか?
冷蔵庫をちょくちょく開けては、母の作った料理やお菓子をつまみ食いする食欲旺盛な元気な子供でした。”れいぞうこやさん“。というあだ名までつけられてしまい、今でも94歳の母に貴方は”れいぞうこやさん”。と言われてます。
――あなたのチャームポイントを教えてください
綺麗なデコルテです。
夫はかわいい眼差しと言ってくれます。
――今まで1番頑張ったことを教えてください
私は今このコンテストで必死に頑張っています。子供や孫にはいつもがんばれーと言ってますが、こんなに頑張っているおばあちゃんをみなさい!と言えるほどです。
昔のことをいえば、45年前に1人でアメリカ留学を決めて行ったこと。下手な英語で苦労しててもアメリカでは自分が困っているから助けてください。と、表現しなければ誰も援助はしてくれず、甘えて育った自分にとってはかなり厳しく頑張り抜いた年月でした。
――憧れている、目標にしている人は?
私の目標にしている方はジェーン・フォンダさんです。セクシーシンボルとしてハリウッドで客光を受けながらもその大人気に溺れることなくベトナム反戦運動、人種差別、女性の地位向上など多くの社会活動を自ら立ち上げ高齢の現在もその活動を拡げている信念と勇気の素晴らしさ。そして大女優としての美しさと誇りを持ち続ける努力に大変魅力を感じます。
――あなたにとってオピニオンリーダーとはどのような人物でしょうか?
誰も取りこぼさず、置き去りにしない優しさのある決断力の持ち主です。
女性は本来、物事をいろんな観点、アングルから同時に察する力があると私は信じています。四人の子供を育てながらPTA会長を務め多くのお母さん達と子供、地域のための仕事をしました。女性にはものすごい洞察力、協調性、他者への配慮、愛溢れる人間性。能力が高くリーダーとしてなくてはならない人や物事への気遣い。これからもっともっと女性のリーダーが生まれることは日本を発展させるキーポイントだと私は思っています。
――今世界中で起きているどの問題に関心がありますか?
戦争です。
子供を育てていると必ず子供同士の喧嘩に遭遇します。子供が暴力で勝ち負けを決めると、そのトラブルは後々大きなしこりとなって心にとどまりまた暴力が続き相手を憎く思う気持ちがでる。
親はいろいろな助言をします。勿論、暴力で返せ。とは世界中のどの親も愛する子供に教えたりはしないでしょう。
私は世界で起こっている戦争の裏に潜む、他民族への憎しみ、復讐、自分だけの利益に溺れて他国を尊敬しない利己主義がもたらす分断を大変大きな世界の問題であり憤りを強く感じています。
戦争でなくした我が子を悲しむ気持ちに国境はなく、世界中の母親達をむやみに不幸にする卑劣な行為に私は断固反対します。
――あなたがミス・ユニバースになったら何をしたいですか?
経験を活かし、若い世代の女性も高齢者も元気になれるサポートをしていきたいです。
私はいつも女性の味方でありたいと願い生活しています。
今頑張っている全ての女性に笑顔でいて欲しい。
家庭と仕事の両立はなかなか難しいことです。厳しい環境を、少しずつでも改善するには女性のますますの社会進出によって社会の理解、考え方、システムを変えていくほかないのだと思います。
現在、厳しい条件、状況で頑張っている女性たちの環境が改善されること、少しでも元気を与えられる世の中になる運動を展開します。
そして、社会から遠のいた高齢者の人たちに躊躇しないで社会に出て、好きなことにチャレンジできる可能性を訴えたいと思います。若さを失ったことで自信を失いあきらめて毎日を過ごすのではなく、やりたいことに挑戦してみる、しり込みすることのもったいなさ、人生を前向きに楽しめるマインドを伝えて高齢者の幸せ感を高めたいです。
クラシックカー、ワイン、家具、年を重ねてこその美しいものが沢山世の中にはあって自分もその唯一無二の輝きを持つ1人だと知ってもらえるように頑張りたいです。
――将来の夢、今後について
66歳の私の今後は高齢者の美しさを日本と世界に広めることです。
外国には有名なファッションショーや映画、お茶の間に流れるドラマ、バラエティー番組に高齢者が活躍していますが、日本は若さだけのルッキズムがまだまだ優先で、時として、日本には高齢者がいないのか?と思うほどビジュアルに不在しています。これは、とても不自然なことです。
私自身を通していろんな場面に登場して高齢者の美しさや存在を人々に知ってもらいたいです。
そして、夢は90歳になった最愛の夫と2人の写真集を作ることです。
――ミス・ユニバース日本大会へ向けての意気込みを教えてください
私は自分が日本の高齢者の代表だと思ってこのコンテストに臨んでいます。日本の65歳以上の人口は3652万人、東京都、千葉県の人口ほどいるのです。日本においてミスユニバース、最初の最高齢者コンテスタントとして、パイオニア精神と誇りを持ち人々に勇気を与えられるような自分を目指して頑張りたいと思っています。
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