ドラマ10「舟を編む」で西岡正志を演じる向井理からコメントが到着

向井理『舟を編む』の役作りで大事にしたのは「見た目や言動の軽さに反して、辞書作りを裏で支えようとする熱意を意識」

2025.07.01 06:00
ドラマ10「舟を編む」で西岡正志を演じる向井理からコメントが到着

池田エライザが主演を務めるドラマ10「舟を編む~私、辞書つくります~」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK総合/※放送後1週間、NHKプラスで見逃し配信)が現在放送中。7月1日(火)の第3回放送を前に、元辞書編集部員・西岡正志を演じる向井理からコメントが到着した。

「舟を編む~私、辞書つくります~」とは…

辞書作りにかける情熱を描いた、三浦しをんのベストセラー小説を連続ドラマ化。原作では主人公・馬締光也の視点から新しい辞書“大渡海”完成までの道のりが描かれるが、同ドラマは新入り社員・岸辺みどりを主人公に、みどりの視点で描かれる。2024年にNHK BSにて放送された同作は、ギャラクシー賞入賞など数々の賞を受賞。この度、地上波初放送となる。

向井が演じる西岡正志は、玄武書房の宣伝部で元辞書編集部員。馬締(野田洋次郎)の唯一の友達。昔、夏目漱石の「こころ」の遺書を読み、「長くて超ウケた」の一言で済ませたことが、いまだに辞書編集部で語り草となっている。チャラそうに見えて、いざという時、機転の利く頼れる男。「大渡海」を作る一員としての誇りを隠し持ち、発売に向け、さまざまな宣伝企画を推し進めるという役どころだ。

向井理のコメント

――今回、NHK総合での放送が始まったことについて、感想をお聞かせください。

素直にうれしいです。原作も台本も素晴らしく、より多くの方の目に留まることは俳優冥利に尽きます。

――原作もそうですが、ドラマでも西岡人気は絶大でした。西岡役を演じる上で大事にしていた点は?

見た目や言動の軽さに反して、辞書作りを裏で支えようとする熱意を意識していました。直接辞書を編さんする仕事ではないですが、宣伝や広報活動を通して辞書を作る。その仕事にしっかり向き合っているイメージでした。

――ドラマ「舟を編む」が、ドイツのワールドメディアフェスティバル金賞やギャラクシー賞など多くの賞を受賞しました。

どこの国にも辞書はあると思いますが、その物自体を作る仕事にスポットを当てる作品はあまり無いのかと思います。また、日本語特有のニュアンスや文化、言語の変化も興味を持って受け入れられたのだと思っています。

――3話は勝村政信さんが演じる、「水木しげる」を敬愛する教授との対峙(たいじ)となります。初めて台本を読んだ時の感想と、この回への思い入れなどお聞かせください。

同じくNHKで「水木しげる」さんを演じたことがあるので、何か運命的なものを感じました。教授を説得するシーンでは辞書編集に対する思いと、水木しげるさんへの敬意がぶつかる象徴的なシーンになっています。改めて辞書を作ることの難しさも感じました。

――3話からの見どころについて教えてください。

少しずつ成長する子供のように、辞書が大きくなっていきます。その度にどの紙を使うか、装丁はどうするかなど壁にぶつかります。最後はなぜ現在この「舟を編む」をドラマ化したのか答え合わせができると思います。

第3話のあらすじ

失恋したみどり(池田)は、馬締(野田)が配偶者の香具矢(美村里江)と暮らす、元下宿屋の一室を借りることに。みどりは「大渡海」を立ち上げた“辞書の鬼”松本(柴田恭兵)、社外編集の荒木(岩松了)や辞書編集部のメンバーとの日々にも慣れ親しむ。

そんな折、故・水木しげるの語釈を依頼していた原稿執筆者の教授・秋野(勝村政信)から怒りの連絡が来る。狼狽するみどりの前に、元辞書編集部員の西岡(向井)が現れる。

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