玉森裕太の大胆な発想にキンプリがツッコミ「正直先輩ですけど…」＜キントレ＞

2025.05.04 21:04

King ＆ Princeが、5月3日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ／Huluでも配信)で神奈川・小田原を訪問。ゲストにKis-My-Ft2の玉森裕太を迎えて、のり巻き対決を行った。

玉森が「道の駅」クッキングに登場

道の駅でご当地食材を3品選んで料理を作る「道の駅3品クッキング」。玉森と小田原の道の駅ならぬ「漁港の駅」で対決を行った。

冒頭で、永瀬廉と高橋海人が声をそろえてタイトルコール。二人がゲストが待つ場所へ歩いていくと、玉森だと気付いた永瀬が「玉さんだー！」と声を張り、握手に続いてハグを交わした。玉森は、高橋にも手を振って握手。キンプリの二人が玉森を歓迎して番組がスタートした。

今回の対決の舞台は、「漁港の駅　TOTOCO小田原」。目と鼻の先に広がる相模湾で水揚げされた海の幸の他、全国の海鮮加工品を1800種類ほどそろえる今人気のスポット。ここで3人が「3品のり巻き」対決に挑戦する。

永瀬が「のり巻き…」と聞くと、玉森は「好きだよ。俺、おにぎりとか大好きだもん」と告白。すると、永瀬は「あはは」と手をたたいて笑い、玉森が「なんで笑うんだよ」とツッコミ。また、高橋が「めっちゃ簡単じゃん」と余裕を見せると、永瀬は「中の具で遊ぶ…意外とむずいかもよ」と構えていた。

3人がそれぞれ食材探しへ。永瀬は「ご飯の部分を変えます」とすでに作戦がある様子。アブラボウズという魚を見つけて興味津々。「これでいきます」と具材の一つに決めていた。

一方の高橋は、漬シラスに興味深々な様子で、店員に「これなんですか？」と質問。さらに「俺、おいしそうなの作っちゃうんですよ、いつも」と語り、「攻められないんだよな～」とこぼす。

また、料理が得意な玉森は、「みんなが見て、絶対においしいやつだねって思うやつはなんとなく作れるんだけど、そうじゃないよね」と企画の趣旨を踏まえ、「攻めてはいきたいな」と意気込みをみせた。

店内を歩き進めていくと、玉森が「これめっちゃ好きなの！」と声を弾ませたのが「かつお節ポテトチップス」。これに加えて焼き魚を入れたいと話し、ハナダイの干物をチョイス。しかし、「これで合ってるのかな…攻めているかな、俺」と料理ができるからこその悩みを抱えていた。

集めた食材を使ってのり巻き調理を開始。高橋は漬けしらす、ボイルホタテに続いて、「シチリアの風を感じよう」と攻めの食材を披露。「シャリシャリレモン」という魚肉シートにレモン風味のざらめをサンドした珍味スイーツで勝負に出た。

一方、永瀬はひじきの混ぜご飯を作り、そこへキャビアを入れるという大胆な調理で驚かせた。玉森は「2000円くらい入ったんじゃない？」、高橋は「キャビアがびっくりしてる。俺たちこれでいいんだっけ、待ってひじきと一緒だぞ」とキャビアの気持ちを想像していた。

玉森は、かつお節ポテトチップス、ハナダイの干物、そして「アクセントいちご」としていちごを紹介。玉森が「みんなの夢、これは」と説明すると、永瀬は「夢、抱いてない誰も！」とツッコミ。高橋も「正直先輩ですけど、勝手にしてくれ」と笑顔を浮かべながら、玉森の調理を興味深そうに見ていた。

実食すると、キンプリの二人かはら意外にも好反応が。永瀬は「めっちゃうまいじゃんと思ったら、いちごがふぅーん」と流れていったと表現。高橋も「『Happy Birthday』が流れた」とコメント。玉森は「俺は好きだよ」と納得した表情で語っていた。

かねてから、本番組では玉森のことが大好きな永瀬が、トークの中で玉森の話題を出したり、2024年8月の放送回では、「King ＆ Princeのバイトレ」に玉森が出演し、人生初のアルバイトに挑戦したりと、玉森はすっかりおなじみのメンバーだ。

先輩・後輩の関係がありながらも、玉森のフランクな姿勢と、永瀬と高橋の人懐っこさがかみ合った様子。オープニングでは玉森が、永瀬がポケットに手を入れながらしゃべっていることに気付き、「ポッケから手を出しなさい」とやんわりと指導するなど、仲の良い先輩・後輩だからこそのコミュニケーションをみせた。

終始ほのぼのとした雰囲気が進行し、誰も傷つけない笑いはアイドルだからこそのバラエティー番組を見せてくれた。大胆な組み合わせに驚いたが、普段の料理にも少し“攻め”てみたくなった視聴者もいたのではないだろうか。また次回の開催が楽しみだ

◆執筆・構成＝ザテレビジョン編集部バラエティー班

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」