和田明日香「お互いへの愛と信頼にあふれてて暖かかったです」お笑いコンビ・カミナリの相方を思う心に感動＜和田明日香とゆる宅飲み＞

2025.02.25 17:00

料理家・食育インストラクターの和田明日香がゲストを招き、リラックスして“宅飲み”するようすを映すBSテレ東の人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00～)。2月18日の放送では、お笑い芸人のカミナリの竹内まなぶ、石田たくみが登場した。

茨城出身のお笑いコンビ・カミナリとのゆる宅飲み

2月18日(火)放送のゲストは、お酒と猫を愛するお笑い芸人・カミナリの竹内まなぶ、石田たくみ。「どつき漫才」で脚光を浴び、M-1グランプリでは2年連続決勝進出を果たしている、大人気コンビだ。「和田明日香とゆる宅飲み」でははじめての2人ゲストとなる。

茨城出身の2人から差し出されたお土産は、だるま食品(茨城)の「そぼろ納豆」、来福酒造(茨城)「来福愛山(純米大吟醸)」という日本酒の2つだ。地元からのお土産を受け取った和田は平常運転で受け取るのだが、石田から「『うわ～!!おいしそう!!ありがとう!!』とかってテンション上がらないんですね」とツッコミが。良い意味でテレビらしくなく、スッキリしていると笑いが起きるのだった。

「今日は猫ちゃんのお酒があって」と和田が1杯目に差し出したのは「ORIHIME」の「ペールエール」と「IPA」。ただこちらは茨城のライバルである栃木のものだったようで、「じゃあ飲めないですね」と石田から鋭い指摘が入る一幕も。もちろんそれは冗談で、実際に飲んでみようとなったものの竹内が痛風でビールやエールは飲めないという別の事情が飛び出す。そこで急遽、酒を変更。竹内は鹿児島の「霧島 -2.0 ニューボーン赤猫&黒猫」を、石田は「ORIHIME」の「IPA」を手に乾杯することに。

料理が苦手という石田に、あえて手伝いをしてもらうと決めて和田。きゅうりをサイコロに切って欲しいと言われた石田は、和田に工程を聞きながら挑戦していく。慣れない包丁さばきに和田と竹内が思わず笑いをこぼすのにも負けず、石田は指示通りに進めていく。

また作業の中では、コンビ名の由来が話題に上がる。もともとは「ブッダ」という名前で活動していたが、宗教的な理由もあってコンビ名を変更することにした2人。しかし名前が思いつかなかったということで、“名付けてくれるのは親だから”という理由で竹内の母に相談したのだという。すると竹内の母から「カミナリはどうだ？」と言われ、そのまま名乗り始めたことがきっかけになったそう。家族ぐるみのエピソードに、和田は感心しきりだった。

お笑いコンビであるカミナリの、互いへ向けた信頼と愛情

できた食事とともにしながら、和田はカミナリの「どつき漫才」にも触れる。段々強くしたのか、最初から強くしたのか…という質問に、最初期が最も強かったと答える石田。というのも、どつき漫才は「思い切り1回ブン殴ってくれないか」という竹内の言葉から始まったというのだ。

リクエストに応えた石田が全力で手を振り切ると、竹内はその場に膝から崩れ落ちてうずくまってしまったという。「まなぶ、大丈夫か!?」と石田が声をかけると、うずくまったまま笑っていた竹内は「たくみくん、これだよ」とこぼした。「ちょっと変な人！」と驚く和田だったが、竹内は「これはお金になるぞ」と考えて笑いが出たとコメント。かわいらしい顔をしている石田が殴る分には大丈夫だと考えた2人は、こうして「どつき漫才」に活路を見出したのだった。

「たくみだからできるんです」と語っていた竹内は、少しの間をおいてから石田へ「愛してるよ」と声をかける。突然の告白に思わず笑ってしまう石田だったが、そんな話をするカミナリの2人からはたしかに互いへの信頼と愛情を向けあっているように見える。

番組の最後に和田は、「お互いへの愛と信頼にあふれてて…暖かかったです、食卓が」と笑う。同じ価値観でぶつかり合い、高め合えるカミナリの2人の関係を、1人で活動している和田は羨ましくも思えたと語るのだった。