薬物取締法違反で逮捕された清水良太郎、父・清水アキラの「保釈金は出さない」のひと言に「人生で初めて親の愛を知った」＜愛のハイエナ season3＞

2025.02.21 13:00

ニューヨークがMCを務める、ABEMAオリジナル番組「愛のハイエナ」の最新シリーズ「愛のハイエナ season3」(毎週火曜夜11:00～11:55　ABEMA SPECIALチャンネル)#6が、ABEMA SPECIALチャンネルにて2月18日に放送された。

「愛のハイエナ」シリーズは、“愛に飢えたハイエナ”となったニューヨークとさらば青春の光の4名が、“愛”をテーマに人間の“欲望”をあぶり出し、ついのぞき見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく、遠慮を知らないドキュメントバラエティで、2024年3月放送の2作目「愛のハイエナ season2」では、山本裕典や木下優樹菜、加護亜依などさまざまな人物やシーンにスポットを当てたディープな企画が注目を集め、現在もなお、大きな反響を呼んでいる。

#6では

2月18日放送の #6では、「清水良太郎はちゃんと反省しているのか？」という疑問を解消するべく、2017年に覚せい剤取締法違反で逮捕された、ものまね界のレジェンドの清水アキラの息子でタレントの清水良太郎に元尼神インターのナ酒渚が直撃取材し、逮捕の裏側や当時の心境などものまねタレント2世の不祥事として世間をさわがせた事件の真相に迫った。

「何故、覚せい剤に手を出してしまったのか？」という質問に、違法賭博報道で9ヶ月間の謹慎処分を受けたことが始まりだったとふり返った清水は、「(謹慎中に)悪い先輩が『お前、ひまだろう』『さしいれ、持っていくなー』って言って、そのさしいれが薬だった」と告白する。

また、逮捕されるにいたった経緯について、女性とふたりでホテルにいた際、「おかしくなってた。勝手にこの人(相手の女性)もやってるんだろうなと思っちゃった。平気で目の前で(覚せい剤を)やり出しちゃった」とふり返る。その女性が帰った後、「(ホテルの)窓ガラスの下のほうに8人くらい立ってた」「まあいいやと出て行った」とホテルを出たところで警察に出くわした清水は、「俺はやってない」と否定し、その場で持ち物検査を受けるも、「ないんですよ！　出てこないんです。なぜなら(窓から)見えた瞬間、全部捨てた」と当時の状況を激白する。警察署で尿検査を受け、その日は釈放されたものの、その翌日に妻子がいる自宅に警察が逮捕状を持ってやってきたと、逮捕の瞬間までを克明に語った。

事件当時

さらに、事件当時の自分を「何もかもナメてました」「家族のこと、世の中のこと、芸能界のことも人のことも、自分のことをやってくれてる妻、親、友達、ナメくさって見てました」とふり返った清水は、「営業に行けばお金になる」「(営業)一発100万円くらいで月に平均で7、8本。その時は親父と同じ事務所だったんで、折半と考えても、月に300～400万円かせいじゃう」と当時のギャラ事情を明かし、「本当に“調子に乗る”、そのものだった」と懺悔する。

そして、逮捕から5日後、警察署へと面会に来た父の清水アキラから「保釈金は出さない。それでいいか？」と言われた清水は、「まだ入って1週間くらいでしんどかった。早く出たいしか考えてない。『それは無理だよ』って言った。売られた気持ちだった」という心境だったものの、世間のきびしさを教えるために、あえて保釈金を払わないことを決断した父に「お前がうなずいてくれないと、俺は(報道陣に)うそは言えない」と諭され、納得する。

面会の最後に「ふたりでプラスチック越しに手をあわせた。『お前はがんばれ。あとは何とかしとくから』って帰っていった」と父の姿をふり返った清水は、「房に戻って1時間くらい泣き続けた」「人生で初めて親の愛を知った」「(それまでは)気づかなかった、親ってすげぇなって」と打ち明ける。

その清水は、父との再共演を目指して路上ライブから活動を再開し、「もう一回、(父と)ステージに立ちたい」と今後の目標を語っていた。