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エジプト在住漫画家の実体験 あやしいストリートフードを食べた翌朝の悲劇に「死にかけてますやん…」の声【作者インタビュー】
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コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記』(KADOKAWA刊)の第6話をピックアップ。作者であるオカリナ講師のジャスティンさんが、2024年12月29日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、7000件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事ではジャスティンさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
エジプトは意外と食に困らない
この物語の作者であるジャスティンさんは、「エジプトに住んでます」というと「毎日何食べてんの?」と一番聞かれる。フードデリバリーやファーストフード店など何でもあるが、「砂漠しかないのかと思ってた」と言われることもあった。しかし実際は、色々な国のレストランがあり、外食には困らない。
そんなエジプトで暮らすジャスティンさん。住み始めたばかりの頃は、“早朝に茹でられて、夕方まで炎天下で売られているコシャリ”や、“よく洗っていない野菜が入ったサンドイッチ”などあやしいストリートフードを何でも食べていた。中国でも色々食べていたジャスティンさんは「大丈夫だろう」と思っていたという。しかしある朝4時頃に目が覚めると、猛烈な嘔吐感に襲われて…。
この漫画を最後まで読んだ人たちからは、「エジプト行ってみたい」「死にかけてますやん…」「コシャリ食べてみたい」「トマト安すぎ」「慣れない国の病院とか恐怖…」「病院側手慣れているな…」「エジプトすごいな…」など反響の声が多数寄せられている。
現地の人のことをよく知ろうと努力しているジャスティンさん
――『月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記』第6話を創作したきっかけや理由があればお教えください。
KADOKAWAの編集さんと話しているときに「衣」「食」「住」について聞かれまして、「食」といえば…と考えたところ、エジプトでの食中毒の体験を思い出し創作に至りました。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
友達にも食についてはよく聞かれますので、よく質問されることに答えるような形でストーリーを組み立てました。普段のX(Twitter)のポストに対する反応からも、やはりみんな食べ物の事は関心があると思っておりましたので、みんなの関心のありそうな話題を厳選しました。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
7ページ目の点滴のシーンです。一瞬で治った当時の感動と戸惑いを絵にできて良かったので気に入っています。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
毎日エジプトで起こることを「もしエジプトの事を何も知らない日本人が突然これを見たらどう思うか?」という視点で考えるようにしています。実際「こんなんネタやん…」と思うようなことばかり起きていますので楽しいです。
――日本での生活と違い、海外での生活は何かと不便を感じることが多いかとは思います。海外生活を楽しむために心がけていることはありますか?
「無知は偏見を生む」とよく言われますように、海外では「よく知らない」→「なんか怖い」→「嫌い」といった具合で簡単に負の感情が育ってしまうことがあります。ですので現地の人のことをよく知ろうと努力しています。すると「中国人だから」とか「エジプト人だから」などという理由で憎しみが育つことは無くなります。
確かに本当に悪い人もいますが、中国人が全員悪いなどという事はなく、「良い人も悪い人もいるのだ」ということに気づきます。当たり前のことですが、現地で暮らすためにこれは本当に大切なマインドだと感じています。
また「日本の常識」など誰も知らないので、日本の基準を持ってきて外国人がそれをやることなど期待しないようにしています(それをすると毎日がっかりします)。「違うこと」は「悪いこと」ではないと心に刻み、違いを楽しむように毎日心掛けています。
――今後の展望や目標をお教えください。
最近結婚して二人でエジプトで暮らしておりますので、妻も自分も現地の生活を楽しめるように助け合いたいと思っています。今のところとてもうまくいっています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつもコメントなどを下さりありがとうございます。皆さんの反応がとても励みになっております。
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