FODドラマ「今日のさんぽんた」の完成発表イベントに登壇した、安田顕と新谷ゆづみ、柴犬ののこが登壇

安田顕「勉強になります」と柴犬・ポン太の名演技を絶賛、全力で犬吸いも披露＜今日のさんぽんた＞

2025.02.20 18:00

提供：WEBザテレビジョン

2月21日(金)より配信を開始するFODオリジナルドラマ「今日のさんぽんた」。その完成発表イベントが2月19日(水)にフジテレビ本社で行われ、安田顕、新谷ゆづみ、柴犬・のこが登壇し、ドラマの撮影秘話や見どころを語った。

ポン太役“のこちゃん”に安田顕が生アフレコ！

本作は、「ゲッサン」(小学館)にて連載中の田岡りきによる同名マンガを実写化した作品。能天気でちょっと抜けている飼い主のりえ子に、柴犬・ポン太が心の中でツッコむシュールなお散歩コメディーだ。

イベントでは、「めざましテレビ」(フジテレビ系)内の人気コーナー「きょうのわんこ」のナレーションでお馴染みの西山喜久恵アナウンサーが司会進行を務めた。

まずは、りえ子を演じるゆづみと、ポン太の声を担当する安田顕が登場。続いて、ポン太を演じた柴犬・のこがステージに現れると、観客から「かわいい！」という歓声が上がった。

西山が「のこちゃん、今日は大勢の人がいるけど大丈夫かな？」と問いかけると、なんとも言えない表情ののこに安田が「お手洗いに行きたいんですけど…」とまさかの生アフレコ。そんな安田はもともと原作の大ファンで、本作のプロデューサーに話をしたところ、今回の実写化が決まったという。

自身もトイプードルを飼っており、いつか話してみたいという願望を抱いていた安田は「ある意味、夢が叶ったとも言えるんですが、犬に喋って欲しかっただけで自分が犬として喋るとは思わなかった(笑)」と率直な思いを語った。

原作者も太鼓判を押す新谷ゆづみの名演技

愛犬のポン太にお散歩中、一方的に話しかけまくるりえ子。イベントでは、そんなりえ子のキャラクターがよく分かる新谷おすすめのシーンが紹介された。

人が心を落ち着かせるために、犬の体に顔を埋め、大きく息を吸う“犬吸い”。犬を飼っている人なら誰もがやったことのある行動だが、該当のシーンでは「歩きながらでも犬吸える装置みたいなの開発されんかな？」というりえ子の妄想が具現化される。

同シーンを演じた新谷は「もう撮影しながら笑いが止まらなくなっちゃって。りえ子の頭どうなってるんだろう？って思いました」と振り返った。

そんな独特のキャラクターを見事に表現した新谷について、原作ファンの安田は「本当にりえ子がいた！と思いました」と大絶賛。

会場に来ていた原作者の田岡も「いい空気感で、いい塩梅のテンションの実写化、ありがとうございます。新谷さんと安田さんのおかげでりえ子と、僕の中のポン太の解像度が上がった気がします」と太鼓判を押し、新谷は「原作の良さを崩したくないという思いが強かったので、そう言っていただけて嬉しいです」と喜びを語った。

安田顕、“のこ”の名演技に「勉強になります」

ドラマの撮影期間は約1ヶ月だが、安田がポン太に声をあてるアフレコはわずか2日で録り終わったそう。

その中でポン太の気持ちになりきり、時には絶妙なアドリブでスタッフを爆笑させた安田は「原作もそうなんですが、ただりえ子が喋ってポン太がツッコむという面白さだけじゃなくて、ポン太の表情だけで語らせたり、絶妙な間があったりするんですよね。だから全部を言葉で埋めなくてもいいんじゃないかなと。そこを監督とも相談しながらやらせていただきました」と語った。

一方、ポン太の表情だけで語る名演技や名アドリブも随所で光っており、安田は「勉強になりますね、本当に。アドリブってのはその場の空気で皆さんの欲しいものを提供するものなんですね」としみじみ。「ありがとうございます」と“師匠”のポン太に感謝を述べる。

その頃、ポン太はすっかり寛ぎモードに。たくさんの人から視線を浴びながらも目をつむり、寝始める大物っぷりを見せた。そんなポン太の可愛さもあり、大盛り上がりとなったイベントもあっという間に終了。

最後に、安田は「よし！と力を入れて観るようなドラマではないですし、ちょうどいい長さにもなっていますから、ほっこりした気持ちになると思います。ぜひちょっとした息抜きにご覧になってください」とコメント。

新谷は「犬との日々は本当にかけがえのないものだなぁとポン太との撮影でより深く感じました。私も犬を飼っていますが、愛犬に対する愛情もより強まった気がしています。わんちゃんを飼っている人も飼っていない人もほのぼの観ていただける作品になっているかなと思うので、ぜひたくさんの人に観ていただけたら幸せです」とメッセージを送った。