小田井涼平「うるおいまくるやん…」初めて浸かる強アルカリ温泉の“ぬるぬるとろとろ”具合にドハマり＜小田井涼平の温泉にゆこゆこ＞

2025.02.20 12:01

俳優・タレントの小田井涼平がMCを務める「小田井涼平の温泉にゆこゆこ」(毎週木曜夜8:00～9:00、BS10)。2月13日の放送では、南紀白浜温泉エリアで地元民が通うワンコイン以下で入浴できる温泉や絶景、進化した銘菓などを楽しんだ。なかでも人生初だという強アルカリ温泉の感触に、大きな驚きを得る。

源泉掛け流しをワンコイン以下で楽しめる白良湯

和歌山県南紀白浜エリアは、年間約300万人超の観光客が訪れるリゾート地。1400年あまりを誇る日本三古湯の湯の1つでもある。

温泉のプロ集団「ゆこゆこ」が用意したしおりが最初に示す行き先は、地元民が通うお手軽本格温泉の「公衆浴場白良湯」。ワンコインでお釣りが来る源泉掛け流し温泉だという。さっそく昔懐かしい風情の「ゆ」と書かれた暖簾をくぐると、小田井は明治・大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれた。

浴場から目の前に広がる白浜を見て、「人が通ったら手を振れるよ」と小田井。海を背に、しっかりめの温度でじんわりと体をほぐしてくれる源泉掛け流しの湯を味わった。ワンコインで入れるとは思えない同湯だが、夏場には白浜名物の花火大会を楽しみながら入浴できるそう。なんとも贅沢な話だ。

芯まで体を温めたあとに向かったのは、和歌山が誇る「銘菓かげろう」の最新スイーツが食べられるという「Kagerou Cafe」だ。ここでしか味わえない「生かげろう」を海の香りが漂う、運河みたいなテラス席でいただくことに。

「銘菓かげろう」は、バタークリームがサンドされているブッセに近い食感のお菓子。そんなかげろうが進化を果たし、“生クリームをサンド”したスイーツとなって店内にずらりと並んでいる。小田井はここでしか食べられない「生かげろう」をいくつかチョイスし、銘菓かげろうとの違い見てみるという。

1つ目に食べたのは塩ミルクで、塩味と後から来る甘味が絶妙なマッチを見せる。バタークリームを使用した“密度が濃い”味わいの元祖「銘菓かげろう」に対し、生クリームの軽さに合わせた「進化版かげろう」の生地はエアリー感があると評する小田井。

次にいただいたのは、和歌山だからこそ…と選んだみかんだ。ひと口食べて、「あー美味い！みかん美味い！こりゃ美味い！」と天を仰ぐ小田井。みかんの甘さだけではなく、酸味が全体をキュッと引き締めてくれていると幸せそうな笑顔を見せた。

化粧水のような強アルカリ温泉

続いてしおりが「温泉通の女性から人気の高い美肌の湯」と名付けて案内したのは、「リヴァージュ・スパひきがわ」の温泉。肌に良いとされている強アルカリの温泉なのだが、なんと小田井、まだ強アルカリ泉には入ったことがないという。もちろん怖じ気づく気配など微塵もなく、さっそく肌で具合を確かめたいと好奇心が隠せない様子で温泉に向かう。

施設のスタッフへ、泉質について質問した小田井。すると「しっとりとろとろのお湯」と案内されたにも関わらず、「ぬるぬるとろとろなんですか？」と返して笑いを誘う。あえて言い方を変えた小田井の茶目っ気に、スタッフはさらに「化粧水みたい」とも泉質を表現。これには小田井も「あ、あの感覚ね！」と納得がいったようで、何度も相槌を返していた。

いざお湯をいただこうと扉を開けると、大浴場のなかはタイル張りに見覚えのある黄色い手桶も設置されたレトロな雰囲気。側面にある大きな窓から広がる景色は、雄大な太平洋を望めるという絶景のロケーションだ。ゆっくりと全身で温泉に浸かり、あ〜すごい！と言いながらお湯についての感想を述べる小田井。西日本屈指のph10.1という強アルカリ泉に「表現で言うと一番わかりやすいのは、“ぬるぬる”。ほんとにぬるぬるです」「これ毎日入っている人、それは肌綺麗なるわ。うるおいまくるやん…」と、指先をこすり合わせたり手肌に触れた感触のしっとり具合に驚くばかり。

さらに小田井は、ひんやりした外気と温泉の温かさが気持ちよく感じられる露天風呂へ。再度泉質を確かめた小田井は、「やっぱりね、入った瞬間はわからないんですよ、このとろみが。ただこう、なじませるとわかるのね…不思議よね」と何度も自分の腕から肩にかけての手触りを楽しんだ。知る人ぞ知る強アルカリ温泉の泉質に大満足し、温泉を後にした。