同じクラスにいる人気アイドルと秘密の恋…誰もが憧れる学園ラブコメに「この漫画クッソ面白い」「良すぎて全買い」と反響【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、あまねかしこ

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さんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「放課後のアイドルには秘密がある」だ。2月3日時点で2万以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今作は、総合エンタメアプリ『マンガPark』で連載されている作品。今回は作者のあまねかしこさんに制作の背景を伺った。

入学した高校で同じクラスにいたのは人気アイドルだった！

主人公の昼野ひざしは超エリート高校に入学したばかりの男子学生。

彼と同じクラスには、アイドルグループ『藍色インパルス』のセンターを務める黒宮玲がいる。

高校生活初日から学力調査テストの返却があり、ひざしは窮地に立たされていた。いい点を取らないと母親からキツく叱られてしまうのだ。

そんな中、名前を呼ばれみんなの前に立つ玲。彼女の美しさにクラスのみんなが見惚れた。

自分のテストを受け取る玲の姿を見て、クラスメイトからは「あれは絶対満点だって」「顔もよくて頭もいいって天才だ」との声があがる。

一方で、ひざしのテストは4点。先生からは放課後に補習を言い渡されてしまった。

そして放課後、補習が行われる教室に行くと、そこにいたのは黒宮玲。実は周りから秀才だと勘違いされていただけで、彼女も勉強が苦手だった。

こうして放課後、2人で勉強をすることに。人気アイドルと一般学生が繰り広げる秘密のラブコメが今はじまる…！

実際に漫画を読んだ人達からは「萌えるよ」「これ本当におもしろいんだよ」「言葉になりません」「良すぎて全買い」「この漫画クッソ面白い」といった声があがっている。

今回は、作者のあまねかしこさんに『放課後のアイドルには秘密がある』の制作について話を伺った。

作者・あまねかしこさんの創作背景とこだわり

――「放課後のアイドルには秘密がある」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

コロナ過で凄い暇だった時期にアイドルマスターの渋谷凛というキャラの二次創作をやってたんですが、担当さんに「しぶりんと恋愛してる話が見たい」と言われてこの作品の原型が出来た気がします。

当時ひたすら「アイドルと同じクラスになったら」というシチュエーションを妄想する夢女子になってネームを執筆していましたが、何の一芸もない人間がアイドルと接点を持てるはずがあるだろうか！？とすごく苦戦していました。(今もしています)

――「放課後のアイドルには秘密がある」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか？

こだわりって自分からは客観視できないことも多いと思っているので「よくわからない」というのが答えにはなってしまうのですが、描いていて楽しいところでいうと「ヒロインをはじめとしたキャラの表情」はいつもにやにやしながら書いています。

個人的に今まで好きになった作品はどれも「伏線回収」と「キャラの表情」のレベルが高かったので自分もそんな作品を創れるようになれたらなと思っています。

――今作は、多くの読者から反響があったかと思いますが、特に印象に残っているコメントなどありましたらお教えください。

性格がひん曲がっているので普段人から褒められてもそれを言葉通りになかなか受け止められないんですが、本を買ってもらえた報告や、最新話まで読んだ的なコメントは実際に好きになってくださってるとわかるのでとってもありがたい気持ちになります。

偉そうな感じに思われたらあれなんですが、自分は言葉じゃなくて行動にときめくタイプなんだと思います。(うるさい)

――普段作品を描く時に大切にしていることや意識していることはありますか？

毎話描き終わった後にその回の反省点を探すようにしています。

絵も話も自分が描きたいものを表現できているかと言われるとまだまだなのでそのレベルに到達するために成長することを何よりも心がけています。

自分は締め切りがないとだらけるので連載という形でPDCAを回せている今の環境は本当に貴重ですし、チャンスを与えてくださる皆様にはとても感謝しています！

――あまねかしこさんの今後の展望や目標をお教えください。

申し訳ないのですが、展望や目標は人にあまり打ち明けないようにしています…！

ゲームクリエイターの桜井政博さんの言葉をお借りすると「内圧をあげる」という概念があるのですが、私もそれを小さい頃から信じています。

「やりたいことは誰にも打ち明けず自分の中でとどめて圧を上げろ」という意味なのですが、私自身、昔からやりたいことを誰かに話すと、話したことで何かを成し遂げた気になって満足してしまいモチベーションが低下するということがままありました。

「漫画家になって連載する」という目標も、実際に達成する前に誰かに打ち明けたことはありません。本当にやりたいことは実際に何か目に見える形や行動でお見せしたいです。

なのでこの場では頑張りますとだけ！！！！

――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします

「放課後のアイドルには秘密がある」をいつも応援して下さり、ありがとうございます。

私が今幸せに創作活動を続けられるのは皆様のおかげです。

これからも読者の皆様がポジティブな気持ちでこの作品を読んでいただけるように

引き続き頑張りますのでよろしくお願いいたします！