美味しそうに調理されたエビ怪獣を食べる「かいじゅうたん」

美味しそうに調理されたエビ怪獣を食べる「かいじゅうたん」

目標は空腹の解消…幼女の見た目をした怪獣を救う“凄腕の内閣総理大臣”に「かっこよすぎる」「感動もの」と好評の声【作者インタビュー】

2025.02.19 08:30

提供：WEBザテレビジョン

美味しそうに調理されたエビ怪獣を食べる「かいじゅうたん」

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画家の中村たつおきさんが手がける『かいじゅうたん、現る。』をご紹介しよう。

同作は「別冊少年チャンピオン」にて連載中の作品で、頻繁に怪獣が出現する日本を舞台に、幼女の見た目をした怪獣「かいじゅうたん」が現れるという物語。秋田書店の総合Webマンガサイト「チャンピオンクロス」が運営するX(旧Twitter)に第3話がポストされると、多くの人から関心を集めて1.2万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者である中村さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。

空腹の幼き怪獣を救う内閣総理大臣

午後0時14分、街中を徘徊する巨大な怪獣「かいじゅうたん」は空腹により、お腹から大きな音が鳴っていた。怪獣対策本部の指令室では、内閣総理大臣「源田牛光」が「こんな小さな子がお腹を空かせているというのに何も用意できていないぞっ…!!」と慌てふためいている。

そして、秘書の「榻町(しじまち)」に「急いで作ろう!!」と告げ、源田総理は「これよりかいじゅうたんにカレーを作るッ!!!!」と宣言。その後、向かった先は政府関係者以外立入禁止区域にある「かいじゅうたん専用仮設カレー鍋」で、縦横ともに42m、深さは46mもあり、かいじゅうたん用のカレーを作るのに十分な広さがあった。

しかし、必要とする野菜の分量は合計で2240t。途方もない量だが、頭の切れる源田総理は「私に考えがある」と一切の迷いなく言い切り…。

源田総理が懸命にかいじゅうたんを保育する様子に、読者からは「怪獣をカレーの具材にする作戦には関心した」「かいじゅうたんが可愛すぎる」など様々な反響が寄せられている。

エビ怪獣を美味しそうに見せるため、ロブスターの店に取材？

――『かいじゅうたん、現る。』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

怪獣映画を見て、小さな子を怪獣に見立てて描けば面白いのではないかと思ったのがきっかけです。

――第3話を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあれば教えてください。

国を動かす規模で子どもにカレーを作るということで、省庁や航空隊を使って調理に望むシーンです。ありえないことですが、こんなこと起きれば面白いなと思って制作しました。

――第3話の中で、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。

エビ怪獣を乗せて完成したカレーの見開きです。エビ怪獣をいかに美味しく見せるかと考え、ロブスターのお店に取材しに行ったりしたので、一際気合いを入れて描きました。

――今後の展望や目標をお教えください。

よりたくさんの方々に読んでもらえるように、みんなが楽しめる作品をこれからも作っていきたいです。

――読者へメッセージをお願いします。

怪獣作品を普段見ない方にも、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです！単行本2巻も3月7日に発売なので、ぜひ！

WEBザテレビジョン

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