3rd写真集を発売した本間日陽にインタビュー

本間日陽“天職”だったと振り返るNGT48時代…今後の目標は「第二の小林幸子さん」

2025.02.15 12:05
3rd写真集を発売した本間日陽にインタビュー

元NGT48の本間日陽が、3冊目となる写真集「プレパレーション」を2月14日に発売した。今回のロケ地はインドネシア・バリ島。カラフルな水着を着た“元気な日陽“や、雰囲気のある表情を見せる“大人な日陽”がたっぷり収録されている。写真集の見どころとともに、グループ卒業から1年、デビューから10年目となる現在の活動、今後の目標を聞いた。

俳優として実力を付けていく“プレパレーション”の今

――初の海外ロケ、バリ島はいかがでしたか?

私自身、海外にはあまり行ったことがない上に、今回がコロナ禍以降で初めての海外だったので、すごく新鮮で楽しかったです。最初は「向こうのご飯、口に合うかなぁ」とか不安もありましたが、ミーゴレンとナシゴレンがめちゃくちゃおいしくて、毎日食べちゃいました(笑)。

――タイトルにはどんな意味があるのでしょうか?

「プレパレーション」というのは、クラシックバレエで「準備する」という意味の言葉です。NGT48を卒業して約1年。俳優に転向して、これからどんどん実力を付けていきたいと思っているこの時間を収められたと思うので、6歳から習っていた私の原点でもあるバレエの用語から付けさせてもらいました。本当に、今の等身大の自分を収めることができたと思っています。

大人っぽく「ちゃんと成長しているぞ」

――発表時には「これまでとは違った1冊」とコメントしています。過去2冊の写真集とはどんな違いがありますか?

やっぱり初めての海外ロケ、しかもバリ島ということで、南国の雰囲気がものすごくあふれています。これまでは雪景色で撮ったりしていたので、だいぶ新鮮に見ていただけるんじゃないかと思います。あと、“ちゃんと成長しているぞ”って(笑)。

今まで20歳以降の変化を実感することがあまりなかったのですが、過去の2冊と見比べたとき、今回は雰囲気や表情の作り方にちょっとずつでも成長している自分を感じることができました。ファンの方からも「大人っぽくなったね」というコメントを頂いて、大人の女性へ一歩一歩進めているのかなって思いました。

――今回の写真集の中で、見てほしいカットを教えてください。

全部一押しです(笑)。でも、選ぶとしたら裏表紙にもなっている黒い薄着の衣装は特にお気に入りのカットです。いわゆるグラビア衣装の水着やランジェリーではないけれど、先行カットを公開したとき、一番反響を頂いたのもこの衣装だったんです。

――それこそ大人っぽい雰囲気のショットですね。

撮影中は気分を上げるためにK-POPとか好きな音楽を流していたんですが、このときだけは音楽を止めて、無音。音のない静かな環境で、しっとり撮影したのが印象的でした。

バリ島で出会った現地のファン、思い出深い経験に

――撮影で変わった出来事などはありましたか?

地元の方と一緒に撮った1枚があって、それは本当に思い出深いです。バリの街中で撮影していたら、「一緒に撮ろうよ」とたくさんの方が声をかけてくれて。この写真も「一緒にいいですか?」と言ったら笑顔で並んでくださった一枚です。

過去2冊はコロナ禍の影響もあって、こうした街中でのカットは撮れなかったんですよね。ずっとやりたかったシチュエーションなので、今回収録できてすごくうれしいです。

あと、街中で「ひなた!」って呼び止められました。現地の同世代の女の子だったんですけど、「NGT48にいたときから知っています。ファンです」って。SNSには海外からのコメントもあって、日本以外でも応援してくださる方がいるのは知っていましたが、バリ島に来て名前を呼んでもらえるとは思っていなかったです。

うれしかったですね。こんな遠い所から応援してくれていたんだって。すごい経験をしました。

グラビア原点回帰、こだわって選んだ白い水着

――水着カットの方も見どころを挙げていただけますか。

白い水着があって、これも今回絶対に入れたかった1枚です。“グラビアあるある”なんですが、最初はういういしい白い水着から始まって、年齢を重ねるにつれ、だんだん渋い色になっていくというのがあるんです。

――そうなんですか?

だと思っています(笑)。けど、今回は初海外だし、グラビアの原点回帰みたいな気持ちも込めて、白い水着をこだわって選びました。

――収録カットを見ていくと、他にも南国に合ったカラフルな水着を選んでいますよね。ランジェリーも明るい色で。

日本で衣装を選んでいたときは、ちょっとやりすぎかなと思っていたんですよね。でも、実際現地に持って行ったらすごくロケーションに合っていて。行ってみないと分からないものですね。

自分の天職「やっぱりこの道を選んで良かった」

――2024年4月のグループ卒業から約1年。自分自身のこと、仕事のことなど、NGT48時代からの変化は感じていますか?

それはもちろん、だいぶ感じています。それまでは“アイドルとしての自分”というのが主軸にあって、ファンの方からの見られ方、自分の見え方というのをずっと考えていました。

けれど、卒業してお芝居を中心にしていくとなったとき、それを気にしすぎて表現の幅が狭まり、壁にぶつかってしまことがあったんです。今はそこが改善されて、人と対するときの意識はずいぶん変わったと思います。

――そして、今年の夏でデビュー10周年。この10年はご自身にとってどのような時間でしたか?

10年の活動を振り返って思うのは、この道を選んで良かったなということです。思っていたよりも長くグループにいた肌感はありますが、それでもNGT48に入りたいと思って始まった道ですし、それから10年後の今、やりたかったお芝居の仕事をできているというのは自分にとって天職だったんだなと思います。

――俳優へのシフトはもともと考えていたわけですか?

私、一番はお芝居がしたくてNGT48のオーディションを受けているんですよね。AKB48を卒業された前田敦子さん、川栄李奈さんが俳優で活躍されているのを見て、自分もそういう風になりたいと思って。お2人とも20歳でグループを卒業されていて、私も同じように進みたいと思っていたので、そう考えると思った以上に在籍していたという感覚です。

――20歳での卒業を思いとどまったのには、何か理由があったんですか?

NGT48での活動が始まってから、地元(新潟)への思いがすごく強くなっていったというのが大きいです。区切りにしようと思っていた20歳。でも、実際に20歳になったとき、このグループで、私が地元のためにできることはまだまだたくさんあるという思いが沸いてきて。

なので、20歳からの活動は、村上市スペシャルアンバサダーであったり、地元局のBSNラジオで「ひなたまつり」という番組を始めさせていただいたり、新潟に対してのものがすごく多かったと思います。

目標は「第二の小林幸子さんになること」

――これからは新潟に対してどんな活動をしていきたいと思っていますか?

グループを卒業するときに掲げた目標が、「第二の小林幸子さんになる!」なんですよ。新潟出身の大先輩、大スターで、お仕事でご一緒させていただいたとき、今も地元を思いやる気持ちを感じられて、ものすごく刺激になりました。

私も新潟への気持ちを忘れずに、いつか幸子さんみたいな存在になることを目標に。幸子さんみたいに、新潟に元気と勇気を与えられる存在になれるように頑張りたいです。

◆取材・文=鈴木康道

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