あの、「スマイルあげない」歌詞誕生秘話を語る「不登校のときにメモを書いてたんですよ」

2025.02.15 11:30

歌手・タレントのあのがメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(zero)」(ニッポン放送)が2月11日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。

「それをポップにできたから一番よかった」

この日、カッターのイラストが描かれた白いTシャツを身に纏って登場したあのは、「スマイルあげない」(ano)の歌詞誕生秘話についてのトークを展開。「僕は曲が生まれたきっかけについては、結構忘れちゃうんだよね」と呟いたあのだが、「忘れちゃうんだけど、マクドナルドとタイアップになった曲『スマイルあげない』とかは(覚えてる)」と話し始める。

続けて、「自分が不登校のときに手帳とかにメモを書いてたんですよ」と学生時代のときのことを明かしたあのは、「そのときは歌って気持ちじゃなかったから詞というか、とにかく自分の気持ちを吐き出していたので、そういうメモをたまに見返して曲を作ったりとかもしてる」と語った。

「不登校のときに『学校行け』みたいな感じのことをママには言われなかったんだけど、『今日は頑張ってみる？』って車を出してくれる日があって、それで学校の前まで行くみたいな」と学生時代を振り返るあのは、「で、結局その(学校に入る)一歩が自分にとってはデカすぎて踏み出せないから、学校の門の目の前にいるのに『入れない』って言って、『じゃあ、帰ろう』ってなって」と結局学校には行けなかったことを思い返す。

「その帰る道中のマクドナルドでママがポテトを買って、家に帰って、お昼のテレビ番組・バラエティを観ながら(ポテトを)食べた」とエピソードを披露し、「それを『スマイルあげない』の歌詞に入れた」と告白。「曲が生まれたきっかけとはズレてるかもしれないけど、それがないと完成しなかった曲だなっていうのはある」と感慨深げに口にしたあのは、「他にも結構あるけど、『スマイルあげない』はそれをポップにできたから、一番よかったかも」と不登校当時の心の叫びをポップな曲としてリリースできたことに喜びを滲ませていた。

「“靄科むる”はちょっとアイドル感あるんだよね」

今回のイチナナ限定アフタートークでは、本編で案が上がった“新しい芸名”についての話題に花を咲かせるあの。「日比谷凰河…マジでいいじゃん」と声を弾ませるあのは、「“あの”でずっとやってるから全然自分ではしっくり来てないけどね」と笑う。

「日比谷凰河は新しい名前としてマジでいいかも」とかなり気に入っている様子のあのは、その理由について「だってラジオが“日比谷”にあって、僕が(声優を)やった映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のおんたん(中川凰蘭)の“凰”でしょ。“河”がね…、さんずいというこだわりから“河”を入れて、日比谷凰河。いいですよ」と語る。そして「日比谷凰河っていう名前が、ちょっと大事になってきました」とコメント。

またリスナーが、あのの好きな食べ物・もやしナムルから取って考案した芸名“靄科むる”についても、「靄科むるはちょっとアイドル感あるんだよね」と言いつつ、満更でもない様子だった。

配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず「『スマイルあげない』誕生エピ興味深い」「靄科むる、考えたリスナー天才!!」「日比谷凰河さん、お疲れ様でしたw」などの温かいコメントで盛り上がりを見せていた。