立浪和義前監督は“かわいそうだと思った” 西山秀二氏が独自見解「徹底的にケチをつけられ…」

2024.12.12 19:00

提供：Sirabee

中日ドラゴンズ・立浪和義前監督のもとでコーチを務めた西山秀二氏。「見ていてかわいそうだと思った」理由とは？

立浪和義

元広島東洋カープの西山秀二氏が、元読売ジャイアンツの岡崎郁氏のYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア』に出演。中日ドラゴンズ・立浪和義前監督について語った。

【動画】西山氏が立浪前監督の3年間を語る

立浪前監督の3年間を振り返る

立浪前監督の3年間を元コーチの西山氏と岡崎氏が振り返った今回の動画。

西山氏は立浪前監督が就任前から名古屋でドラゴンズの評論を行っていたため、「ある程度戦力は把握できていたはず」と指摘する。

そのうえで「就任初年度からどんどん血の入れ替えをするべきだった。そうすれば3年目の今季は戦えた」と持論を展開した。

なぜできなかった？

岡崎氏が「なんでそれができなかったの？」と疑問をぶつけると、「気をつかいすぎているんですよ、全体に」と西山氏は語る。

PL学園時代の同僚で盟友の片岡篤史前ヘッドコーチが、立浪監督就任から2年間2軍監督を務めたことにも「最初からヘッドコーチでやればいいわけでしょ。自分が1番信頼しているわけだから。それをお友達内閣と言われるのが嫌だから、2軍監督にさせたじゃないですか。そんなの気にせずに、バンバンやればよかった」とコメント。

その後「自分の知らない人間ではなく、仲の良い人とやりたいのはあたりまえ」「お友達で全然良いと思う」などと「お友達内閣批判」に真っ向から反論した。

名古屋の土地柄が影響？

西山氏は立浪氏の1年目終了後、片岡2軍監督をヘッドコーチに昇格させるよう提言したものの、実現しなかったことを告白。

岡崎氏が「へえ、気をつかうんだね」と驚くと、「すごい、なんというか、周りのそういう...。やっぱり名古屋というアレなんですかね。僕らはよそから行ったから気が付かないけど、ずっといるとそうなるんですかね」と西山氏は首をかしげた。

「かわいそうだと思った」

西山氏はさらに東海地方のメディア報道に言及。「僕らは現場にいて、違うことを報道されていても反論できないんですよ。『そうじゃないんですよ』と。周りはそんなこと求めてないから、おもしろおかしく書く」と持論を展開。

続けて「米騒動やなんやって、あんな全然大したことじゃない。それをいかにも監督が悪いとやるから、かわいそうだなと思って。あそこまで徹底的にいろんなことでケチをつけられて、たまらないと思う。あれだけやられたら普通ヘコみますよ。ケロッとしてましたからね。立浪監督は相当ハートが強いと思う」と語っていた。

「令和の米騒動」は選手関係者が否定

球団生え抜きのスターである立浪氏が指揮を執った3年間は、すべて最下位という厳しいものになった。

結果に比例して立浪氏へのバッシングも強くなったほか、「選手に米を食べさせることを禁じた」という真偽不明の情報がメディアに漏れ、「令和の米騒動」として報道されたことも。

この件については、のちに選手関係者が「事実ではない」と否定している。

西山氏が立浪前監督の3年間を語る

https://www.youtube.com/watch?v=QcICCnC4uyQ

（文／Sirabee 編集部・佐藤俊治）

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