2.5次元アイドルグループ「シクフォニ」、「いれいす」ら所属のVOISINGから退所

2024.07.29 19:03

提供：ユーチュラ

「VOISING（ボイシング）」が28日、同社に所属する「SIXFONIA（シクフォニ）」（登録者数56万人）の退所を発表しました。

VOISINGがシクフォニの退所を発表

株式会社VOISINGは、2.5次元アイドルグループの「いれいす」（登録者数105万人）、「すたぽら」（同40万人）などが所属するタレント事務所です。代表はいれいすのリーダーである「ないこ」が務めています。シクフォニは、ないこと、すたぽらのリーダー「Coe.」をプロデューサーに迎えたオーディションをくぐり抜けたメンバー6人で、2022年に活動開始した歌い手グループです。

VOISINGは28日、公式Xを通じ、シクフォニが7月29日をもって退所すると発表しました。

シクフォニがシクフォニ自身の力で、自分たちのブランディングをより強く引き出したいと強く考える一方、VOISINGという事務所に所属している状態では、その強い独自性を引き出した活動方針に制約が生じてしまうということとなり慎重な協議を重ねた結果、シクフォニはVOISINGから独立し、独自の運営方針のもと活動していくことになりました。

VOISINGは、同社がいれいす・すたぽら・シクフォニの3グループで、「歌い手界隈を盛り上げたい」との共通の理念のもと、結成された事務所であると説明。同社に所属するよりも、界隈を盛り上げられるのであれば、その意思を尊重すべきと判断したと綴りました。

今後もこの共通の活動指針は変わらないとし、シクフォニ及びVOISING所属グループは、「お互いに助け合い、競い合い、切磋琢磨しながら、今まで通りの活動を続けてまいります」としています。

シクフォニも生配信で退所を発表

この発表の1時間後、シクフォニはYouTubeで生配信を実施。

リーダーのLANは、「この先の人生でその感謝を忘れることはありません」とVOISINGへの感謝を伝え、同社の所属タレントについては「最高の仲間たち」だと語りました。

退所にあたっては、VOISINGの代表で、いれいすのリーダーでもある「ないこ」と協議をしたといい、「快く受け入れ後押しをしてくださいました」と感謝を述べました。

LANは、シクフォニでの活動を通じ、「シクフォニという存在をより強く、より鋭く尖らせて自分たちの力で伸ばしたいという思いが強くなった」と明かし、「シクフォニという可能性にメンバー一同本当の意味で全人生を懸けて活動するという思いが強くなったことが今回独立に至った大きな理由です」と説明。兼業YouTuberである自身は、仕事をやめて、シクフォニの活動に全力で取り組むと表明しています。

その後はメンバーそれぞれが心境を語ります。「すち」は今後もシクフォニとしては何も変わらないとした上で、「どうか東京ドームまでついてきてください」と呼びかけ、「全身全霊かけてやっていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします」と語っています。