二宮和也“天城”、竹内涼真“世良”とのコンビプレーで成功確率0%の難オペで奇跡を起こす<ブラックペアン>
二宮和也が主演を務める日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第3話「成功率0%のオペの行方!?」が7月21日に放送された。同作は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編。
海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)を原作に、シーズン1から6年後の物語が描かれている。第3話は、天城がセンター長になることを認めていない地元の企業組合の人たちに向けて、再び“公開手術”を行うこととなった。(以下、ネタバレを含みます)
シーズン1のなじみのメンバーが再び集結
同作で二宮が演じるのは、6年前に東城大学医学部付属病院を去った外科医・渡海征司郎と瓜二つの謎の男・天城雪彦。また、シーズン1に出演していたメンバー、外科医・世良雅志役の竹内涼真、看護師・花房美和役の葵わかな、看護師・猫田麻里役の趣里、外科医・高階権太役の小泉孝太郎、病院長・佐伯清剛役の内野聖陽らも続投。
さらに、橋本さとし演じる佐伯外科准教授の黒崎誠一郎、神野三鈴演じる看護師長の藤原真琴、内村遥演じる佐伯外科の医師・垣谷雄次、今野浩喜演じる佐伯外科の医師・関川文則ら、“チームブラックペアン”の再始動に欠かせない東城大の医師・看護師が再集結した。
その他、シーズン1では新人研修医だったがシーズン2では外科医に成長した田口公平役の森田甘路、速水晃一役のヤマダユウスケ、北島達也役の松川尚瑠輝、シーズン2でも佐伯外科の看護師として変わらず働く宮元亜由美役の水谷果穂も続投。そして、韓国人研修医パク・ミンジェ役として、日本ドラマ初出演となる韓国の若手俳優キム・ムジュンの出演が決定。
新キャラクターの登場によりかき乱されていく東城大
シーズン2から登場する新キャラクターとして、維新大学心臓外科教授・菅井達夫役で段田安則が出演。菅井は、佐伯と同じく日本の研究医療の頂点である日本医学会の会長の座を狙っており、佐伯と一騎打ちになると言われているライバル。佐伯が計画している心臓外科に特化した専門病院の開設を阻止しようとする。
また、治験コーディネーター・椎野美咲役に田中みな実が配役。美咲はドラマオリジナルのキャラクターで、シーズン1で登場した木下香織(加藤綾子)の後輩。勘が鋭く、営業能力が高い美咲は、佐伯からの信頼も厚く、新薬や機器開発の治験窓口となり、主人公の天城と絡んでいくことになる。
地元の企業組合などに納得してもらうため再び公開手術を行うことに
公開手術を見事に成功させたことで、天才心臓外科医・天城は華麗に日本デビューを飾った。新しくできる「桜宮心臓外科センター」のセンター長になるために日本に帰ってきた天城は、雑誌の取材で「スリジエハートセンター」と、勝手に名前を決めて語ってしまっている。
心臓冠動脈バイパス手術の進化系「ダイレクトアナストモーシス」を世界で唯一扱える心臓外科医ということで、他の医師たちも天城の外科医としての腕を認めざるを得ないが、それでもやはり、彼の言動が周囲から反感を買っており、新センター長になることを認めていない者も多い。医師会、地元の企業組合も。
そこで、天城は東城大学医学部附属病院の病院長・佐伯に「公開手術をしましょう」と、地元の関係者へのお披露目代わりの“公開手術”を提案。佐伯が承認すると「最高のショーをお見せしましょう」と天城は自信たっぷりな表情を見せた。
企業組合の理事が、天野のセンター長の取り消しを要求
天城は、公開手術の患者の選定を始め、新病院への出資などの取りまとめを行っている企業組合の理事・水野(梅沢富美男)にダイレクトアナストモーシスの手術を受けるように提案する。しかし、水野は病院長の佐伯と対立している維新大学心臓外科教授・菅井側の人間で、菅井と手を組んでいる高階に手術は任せると言って、天城の提案を跳ね除けた。
それだけでなく、手術をする代わりに全財産の半分を要求する“賭け”を提案されたと言って、天城がセンター長になることの取り消しを、逆に要求されてしまう。
天城が水野に手術の提案をする前に、数少ない味方の一人である世良が、天城に公開手術の患者候補として狭心症と認知症を患う年子(正司花江)を提案していた。しかし、天城に「無理だ」と断っており、その理由を世良は年子が“生活保護受給者”だからだと思っていた。しかし、そうではなかった。
生活保護受給者の手術を断ったのは“金”が理由ではなかった
いろいろな妨害工作もあり、天城の公開手術の患者はなかなか決まらなかったが、「バカンスに行ってくる」と言って、ある場所を訪れた後、病院に戻った天城は、「僕がオペをします。ただ、公開手術にはなりますけど」と、生活保護受給者の年子の手術を担当することを宣言。
天城が「無理だ」と言って一度断ったのは、生活保護受給者だからではなく、年子の病歴を見ての判断だった。病歴からダイレクトアナストモーシスは無理だと思った天城は、治験コーディネーター・椎野に血中酸素濃度を維持する治験薬の一酸化炭素合成剤を依頼。その手筈が整ったので、年子の手術を受けることを決めた。ただし、治験薬の効果は30分しかない。
天城と世良のコンビネーションで成功率0%のオペに奇跡を起こす
30分というタイムリミットでは到底不可能な手術。しかし、天城にはもう一つの秘策があった。それは“世良”だった。「このオペが成功する確率はこのままだと0%だ。だから今回のオペは君にも執刀してもらう」と、世良に協力を要請。
2人が同時進行で行った「ミックスオフポップダイレクトアナストモーシス」は、胸の真ん中を切らず、さらに心臓を動かしたまま人工心肺を使わずにダイレクトアナストモーシスを行うこと。心臓部分を天城が、胸部の開閉を世良が担当し、時間の短縮を実現させていく。
緊迫感のある中、心臓部分の手術が無事成功し、あとは世良の閉胸作業のみ。時間が迫る中、糸が切れてしまう不測の事態が起こるが、天城はこういうことも予測していたのか、予備の糸を世良にスッと差し出し、時間ギリギリで閉胸作業が終了した。
信頼関係が築かれたからこそ、成功したオペと言えるだろう。まさに名コンビ誕生といったところ。オペ後、世良に袋を渡して、会場で寄付金を集めさせたところにも天城らしさが感じられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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