しらスタ、Mrs GREEN APPLEの炎上に心境彼氏との別れより「悲しかった」

2024.06.15 20:54

提供：ユーチュラ

6月14日、ボイトレ系YouTuberの「しらスタ」（登録者数200万人）がYouTubeチャンネルを更新し、「Mrs. GREEN APPLE」（同345万人）の新曲MV『コロンブス』について、自身の意見を述べました。

『コロンブス』が持つネガティブイメージについて

3人組バンド、Mrs. GREEN APPLEは、12日に新曲『コロンブス』を配信リリース。同日、YouTubeでMVを公開しました。しかしその映像に対し、XやYouTubeのコメント欄で「人種差別」「レイシストでも流石に躊躇するような表現」など、批判の声が殺到。コカ・コーラとタイアップした新曲が、24時間経たないうちに非公開になるという異例の事態となりました。

曲のタイトルにあるコロンブスは新大陸に到達した人物として有名ですが、原住民を虐殺し、奴隷貿易の生みの親となった人物でもあります。また、コロンブスの到達後に続いた西洋人によってもたらされた感染症や奴隷労働によって多くの原住民が犠牲となり、コロンブス到達以前には3000万人いた人口が、17世紀初頭には160万人まで減少したといわれています。

14日、この件についてミセスの“ガチファン”であるしらスタが「コロンブスについて」と題した動画を公開し、心境を語りました。

「センター試験の世界史くらいだったら2年連続100点くらい」「世界史結構好きだった」と明かしたしらスタは、コロンブスが持つポジティブな面とネガティブな面を解説。ネガティブな面について、「これさパーティの参加メンバーが違ったら全然違ったと思うの」「コロンブス、ベートーヴェン、ナポレオンじゃん今回」「西ヨーロッパ偏りすぎてるよ」と悲しそうな表情を見せました。

ミセスの“ガチファン”であるしらスタの心境

しらスタは、新曲のタイトル名を聞いた際に「結構デンジャラスかも」と直感したとのこと。ただMVの初見時は「可愛い。3人とも今回楽しそう」「サルとか目に入ってなくて」とミセスに夢中になっていたと話します。

MVの中に「侮蔑的表現」と捉えられかねない描写が含まれていることについて、

差別的な表現とか侮蔑的な表現っていうのはさ、された側がそう感じたらそうなんだよね

もしかしたら億単位で、コロンブスというワードを聞いて嫌な気持ちになる人がいる可能性があるわけですよ。本人たちにその意思が無くても

と語ります。今年彼氏との破局を報告したしらスタですが、「元彼ごめん、そんなことよりもっと悲しかった」と悔しさを滲ませました。

さらに、Mrs. GREEN APPLEの公式サイトに大森元貴の謝罪声明が公開されたことについて、「大森元貴名義で出すんだこの声明…と思って」「夜ちょっと眠れなくて」として、心が不安定になっているとも明かします。

しらスタはコロンブスのMVで嫌な思いをした人がいることに理解を示した上で、

これからコカコーラ気持ちよく飲めるのかな？

今どんな気持ちでいるんだろうと思ったらさ、心がキュッとなって…

と話し、メンバーの心境を心配しながら涙を流したといいます。

気分が沈み込んでいたしらスタですが、「私が悲しんでても誰も救われないし、ミセスも救われないし」「この動画撮ってたらちょっと元気になってきた」「結局大丈夫な気がしてきちゃいました！」と元気な声をあげ、動画を終了しました。

今回の動画では、一人の“ガチファン”としての心境を明かしたしらスタ。コメント欄では「おしらさんも取り上げるの悩まれたと思いますおしらさんありがとうございます」「おしらさんがコメントしてくれるの嬉しいです…」「この責任を表記上1人で背負うっていうのがぐっ、、ってきてました」と、しらスタに共感を示す声が寄せられました。