草なぎ剛「ブギウギ」裏話告白 話題の名シーンは“セリフ忘れ”から誕生「俺の番なの?って」
2024.05.24 14:29
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俳優の草なぎ剛が、24日に放送されたNHK総合『あさイチ』(毎週月~金曜あさ8時15分~)に生出演。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・毎週月~土あさ8時~ほか)での裏話を明かした。
草なぎ剛、趣里との名シーンは「自分なのか忘れちゃってる」
女優の趣里が主役のヒロイン・スズ子を演じ、草なぎが音楽家の羽鳥善一を演じた同作。スズ子が羽鳥に引退を告げる場面では、スズ子の告白にしばらく無言になったあとその言葉を受け止める羽鳥、という心の襞を映す演技が話題となった。草なぎによれば、「9年前に『ブラタモリ』が始まったときに、ナレーションを褒められた以来」タモリにまで「あの間が良かった」と褒めてもらったのがこの場面。しかし実は「(セリフが)自分なのか忘れちゃってるんですよ。(趣里が)言った後に『僕は』って言うやつ、『これ俺の番なの?』って」と意外な裏話を告白した。草なぎ剛、台本は「ふわっとして読んでる」
元々台本については、しっかりと読み込んでいた若い頃と比べ「ふわっとして読んでる」と草なぎ。「あいつは不真面目だって思われるんであんまり言わないようにしてるんですけど、自分のところしかもう読まなくて。でもそれは編み出した僕なりのパターンというか、何かわかりきっているとつまんない感じになっちゃって」と臨場感を生むためだと説明。台本の読み込みに関しては「いつか怒られるとドキドキしてる」とスタジオを笑わせつつ、それゆえ同シーンも大切な話をしているからこそ「いつ話しだそうかな」という雰囲気も出せたため、「忘れてよかったんですよ!」と笑顔を見せた。草なぎ剛、ラインダンスで転ぶ場面は…
また、飛び入りでラインダンスに加わり転んでしまう場面では、以前趣里が同番組に出演した際草なぎのアドリブであることを明かしていたが、草なぎは台本には「『へっぴり腰でへたり込んじゃう』って書いてあった」と説明。踊りながらへたり込むというのがわかりづらく、監督には好きにやっていいとも言われていたため「俺はいつまでも(動きが)速い男でいたいんで!」とスピーディーな動きでの演技を考えた結果「バンってなって」とお尻から転ぶ激しい転び方になったのだそう。「みんな笑ってくれたから」と満足そうな表情の草なぎは「どうにかそのシーンをまとめようとしただけの話」と照れくさそうなほほえみを見せていた。(modelpress編集部)情報:NHK
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