漫画村開設者・星野ロミ、「漫画村作れる」ことをうたうプログラミングスクールで月800万円以上稼いでいた

2024.02.28 23:30

提供：ユーチュラ

2月26日、ビジネスリアリティー番組「令和の虎」（登録者数112万人）に海賊版の漫画サイト「漫画村」の開設者「星野ロミ」（同3万人）が出演しました。

プログラミングスクールを開設

「漫画村」は、最盛期には月間1億人のユーザーが利用していたとされ、その影響力の大きさから社会問題にまで発展したサイトです。開設者の星野ロミは、他にアダルトビデオのサイト「ShareVideos」を運営していたことでも知られています。

2019年にフィリピンで拘束された星野は、日本へ強制送還され、2021年に著作権法違反と組織犯罪処罰法違反の罪で懲役3年などの実刑判決が言い渡されました。その後、2022年11月に仮釈放され、12月にYouTubeチャンネルを開設しています。

また、昨年12月にはオンラインプログラミングスクールを開設することを発表。「漫画村が作れる」プログラミングスクールをうたい、「国際指名手配されるぐらいの技術をすべて教えます」と宣伝していました。

売り上げは月800万円以上

今回星野が登場したのはSNS版Tiger Funding。志願者は認知を拡大させたい人や物のプレゼンをおこない、“虎”は「どっぷり手伝う」「ふんわり手伝う」「ごめんなさい」のどれかを選択します。星野は「漫画村が作れるプログラマーを量産したい」と自身のスクールをプレゼンします。その中で星野は、スクールの受講料は月額2万500円と説明し、既に400人以上が受講していることを明かしました。これには虎たちも「（月）800万円以上売り上げあるってことっすか！」「すごいね！」と驚きます。

星野は自身のプログラミングスクールを日本一にしたいと話し、受講者数5000人を目標にしているといいます。しかし前科があることもあり、自身の力だけでは限界を感じているため、虎たちに力を借りたいと話します。これに虎の1人、幻冬舎編集者の「箕輪厚介」（同12万人）は「星野ロミのリブランディングはもう無理だと思う」「スクールの星野ロミ色を徐々に落とさないと大きくはならない」と厳しい意見を投げかけます。

「漫画界に中指立ててる」

ホストクラブグループを経営する「桑田龍征」（同22万人）からは漫画界への禊は済んだのかという質問が出ます。刑期を終えたもののSNSなどで漫画界の人たちへ発信などはしていないと星野が答えると、桑田はさらに「なぜ？」と詰め寄ります。

星野と親交のある箕輪は「彼がそもそも反省してないし、漫画界に対しても中指を立てているんです、まだ」と話し、「そんな中で都合よく普通の大企業とは組めない」と指摘する一方、「倫理観のなさはビジネスチャンスでもある」と評価します。星野に好印象を抱いていた「バン仲村」（同38万人）も「そのままだとまたパクられるよって、ちょっとよぎってる部分があって」と星野の社会性のなさを懸念します。

いよいよ最終ジャッジのときが訪れます。結果はバン仲村が「どっぷり手伝う」、箕輪が「ふんわり手伝う」、残りは「ごめんなさい」となりました。

コメント欄では

まぁ、反省してないならスクールで習う内容もヤバそう？って感じちゃうよね。
関わって、応援して、気づいたら第二の星野ルミがスクールから出たら共倒れ

賛否両論あるけど、改めて星野ロミの優秀さを垣間見れた回やった！！

被害者である漫画界への清算ができてない(するつもりも無い)星野に対してバンさんが協力する姿勢だったのが意外だ

といった意見が寄せられています。

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