松岡茉優、ピンクドレス姿で登場「ちょっと派手でしたでしょうか?」2023年は“出会いが多かった1年”
2023.12.11 21:41
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女優の松岡茉優が11日、都内で開催されたハースト婦人画報社主催「ELLE CINEMA AWARDS 2023」に出席。2023年を振り返った。
松岡茉優、ピンクドレス姿で登場「ちょっと派手でしたでしょうか?」
本イベントは、今見るべき秀作をELLEらしい視点でチョイスする映画賞で、2019年から4年ぶりのリアル開催となった。この日は「エル メン」賞をの磯村勇斗(受賞作品『月』『正欲』)、「エル・ガール ライジングスター」賞の山田杏奈(受賞作品『山女』)、「エル ベストディレクター」賞の是枝裕和監督(受賞作品『怪物』)、「FENDI」賞のアイナ・ジ・エンド(受賞作品『キリエのうた』)も出席し、アイナが『キリエのうた』の主題歌『キリエ・憐れみの讃歌』を歌唱する一幕もあった。受賞作品『愛にイナズマ』で「エル ベストアクトレス」賞に輝いた松岡は、ピンクのドレスで登場し「ちょっと派手でしたでしょうか?」とにっこり。「とても嬉しいです。やはり俳優っていうのは、こういう場所で評価していただいた時に『あ、誰かに届いたんだな』って思える、そんな機会だと思うので、この度は皆さんにお目にかかれて本当に嬉しいです。ありがとうございます」と受賞の喜びを語った。
松岡茉優「愛にイナズマ」で感じたことは「1人じゃない」
また、『愛にイナズマ』について聞かれると「石井裕也監督と初めてご一緒させていただいたんですけれども、この作品を石井監督はほとんど、1週間とかそのくらいで書きあげてらっしゃって。その勢いというか、今これを見てもらうんだ!伝えるんだ!というものを俳優として受け取らせていただいて」とコメント。「映画を見た感想としては、一観客として『ああ、1人じゃないんだな』と感じた作品でした」と話し、「『私だけじゃなくて、他にもこういう思いを抱えている人がいるんだな』と感じられる作品でした。なので、もし見ていただいた方やまだご覧になっていない方も、見ていただいたら私が思っている普段の気持ち、どこにもぶつけられない気持ち、『1人じゃないんだな』って思ってもらえると思います」とも語った。そして、同作を「反逆するファミリーのラブコメです(笑)」と表現した松岡。「『愛にイナズマ』で出会った佐藤浩市さん、若葉竜也さん、池松壮亮さんと家族の役をやらせていただいたんですけれども、家族を演じるっていうのは、私にとって俳優のお仕事の中でも特別なことで」と続け、「本当の家族のように感じる瞬間があるし、未だに心の中で尾を引いてしまうような愛情が生まれる、そんなお仕事だと思うので」と話した。
松岡茉優、2023年は「出会いが多かった1年」
また、今年の活動に関しては「出会いが多かった1年でした。やはりその組によって100人規模の方と毎回会うんですけれども、今年はドラマを2本やらせていただいた年だったので、100人そして100人という感じで、愛すべき仲間が、またたくさん出会えた年でした」と回想した。2024年の抱負を聞かれると「いろんな輪の中でまた出会いがあって。それを撮ってくれるスタッフさんたちと、いろんな方と出会いたいなと思います」と作品における新たな出会いを楽しみにしている様子だった。
松岡茉優、今年の漢字は「愛」
その後の質疑応答で、来年やってみたいことを問われた松岡は「何本やったっていう言葉ではなくて、その現場現場によって出会う人であったり、そのチームの中で旗を振って『こっちだ!』って言っている人が違ったり。現場現場によって違うっていうことが、近年とても私の楽しみになっていて。なのでまた来年出会えるチームがありましたら、そこでの生活を存分に楽しみたいなと思っています」と笑顔で答えた。さらに、改めて受賞の喜びを問われると「こういった賞をいただきますと、その一報をいただいた時に、その時関わったチームの顔がばっと浮かぶものでして。今回は石井裕也監督をはじめ、家族になってくれたキャストの皆様、そしてW主演を務めさせていただいた窪田正孝さんと、ふぁふぁーっと顔が浮かんでいって。ちょうど公開が先々月でしたので、公開してしまうと、どうしてもみんなで会うっていうことは少なくなってしまうんですけれども。家族を演じたこととか、こうやってなかなか日の目を見ない感情と向き合った21日間のことを思い出すたびに、家族は傍にいるなと感じられるので、今日のことも家族と監督とチームにお伝えしたいなと思います」と語った。
最後に、年末ということで「今年の漢字」に話が及ぶと、松岡は「愛でお願いします」と回答。「愛を信じたいっていう方なんですけど、それこそ今回私が受賞させていただいた『愛にイナズマ』も、愛がテーマになっているんですけど。愛をもって接すれば、苦手だと思う人も、どうしても理解できない発言をする人であっても、『この人も、きっとどこかに愛がある人なんだ』って思えれば、争いは起こらないのかなと思うので。信じたいので、愛でお願いします」と話していた。(modelpress編集部)
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