がーどまんの税金トラブルに会計事務所が反論「税務申告を怠った事情は一切ない」
「チャンネルがーどまん」(登録者数264万人)の税金トラブルをめぐり、がーどまんから名指しで批判されていた「サムライ会計事務所」が7月10日、ウェブサイトで声明を発表しました。
がーどまんは6月30日に公開した動画の中で、税金の滞納により国税局の査察を受け、警察の取り調べを受けていることを報告。その原因は、自身が契約していたサムライ会計事務所が業務をおこなっていなかったためでだと説明していました。がーどまんは所属事務所のCarry Onからの退所も発表。同社の高田樹社長の責任も追及していましたが、7月10日の動画で同社とは和解が成立したことを発表しています。
サムライ会計事務所が声明を発表
サムライ会計事務所は10日、ウェブサイトに「当会計事務所に関連する報道について」と題する声明を発表しました。
クライアントや関係者に「ご不安とご心配をお掛けしておりますことをお詫び申し上げます」と謝罪した上で、税務申告を怠ったという「事実はございません」と否定。2021年1月8日を最後にがーどまんから顧問料は支払われておらず、申告に必要な資料も提供がなかったため、2021・2022年度の法人税の申告ができなかったとしました。
さらに、事務所代表税理士が新型コロナで入院し、所内でクラスターが重ねて発生したことから、申請期限延長制度を利用して2年度分の申告をおこなうことを提案したと説明。しかし、それでも費用の支払いや資料提供がなかったため、2023年2月9日付で顧問契約を解消したとしました。
また、がーどまんに国税の査察が入ったのは契約解消後の2023年4月であり、「当事務所が税務申告を怠った事情は一切なかった」としています。
証拠の録音は「非を認めたものではない」
声明ではがーどまんが証拠として提示した録音にも触れられました。
当事務所担当者が、「幾ら支払えば許して貰えるか」等発言した録音が、インターネット上で情報として流れています。この点、この方ではありませんが、その関係者と称する人から、この報道された件について当事務所として莫大な金銭を請求されたことがありました。よって、当事務所としては、刑事告訴を検討するなかで、必要があって発言したものであり、当事務所の非を認めたものではないこと、以上のとおりです。
がーどまんの関係者を名乗る人物から「莫大な金銭を請求され」、刑事告訴を検討する中で発言したものだといい、「当事務所の非を認めたものではない」と、こちらも否定しています。
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両者の主張にはいくつもの相違点が
これまでのがーどまんの主張と今回の声明には、相違する部分がいくつもあります。
サムライ会計事務所の声明では、顧問料は2021年1月8日以降支払われていないとのことでしたが、がーどまんは顧問料を支払っていたとしており、少なくとも2021年7月分まで前払いしていたと明言しています(それ以降については言及なし)。
サムライ会計事務所は、申告に必要な資料がなかったとしていますが、がーどまんは「会計事務所から請求があったのでその都度応じていました」と説明。また、7月10日のCarry Onの声明では、がーどまんから預かった領収書を高田社長が仕分けして、税理士に渡すという流れだったことが説明されています。
がーどまんは、税金の納付期限だった2022年9月30日になっても申告がされなかったため税理士を変更したとしています。2023年1月付けで顧問契約が解消されたことは双方一致しています。
サムライ会計事務所の声明によると、がーどまんが国税局の査察を受けたのは2023年4月。がーどまんは、国税局の査察を受けた日に高田社長と税理士に連絡をしたところ、その日のうちに申告書を持ってきたとしており、翌日に申告をおこなったと説明していました。なお、がーどまんはここでいう税理士が誰で、申告書を持ってきたのが誰なのかは言及していません。
録音についても両者が正反対の主張
7月4日の動画でがーどまんは、サムライ会計事務所の畑下典昭代表のものだとする発言を証拠として提示していました。その中では、
税理士賠償保険というのがありまして、もしも、変な表現ですけど、訴えてくださればそれが認められると思うんですね。
私も数千万とかの、例えば数千万になっちゃったとしたら、それ自力で払うのは本当に大変なんですね。保険料は払ってますので、保険料を使ってカバーできないかなとかは・・・(YouTube)
といった発言がありました。がーどまんは、畑下氏が自身の非を認めて示談の金額交渉もしてきたと主張。
おいくらだったら許していただけるといいますか・・・(YouTube)
と発言している録音も流していました。
がーどまんが「非を認めた」と主張しているのに対し、サムライ会計事務所は、がーどまんの関係者から「莫大な金銭を請求され」「刑事告訴を検討するなかで、必要があって発言したもの」と説明。「当事務所の非を認めたものではない」と、これについても相反する立場をとっています。
がーどまんがこの声明について反論するのか注目です。
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