中川大志、初座長舞台は「かなりヘビー」松井玲奈から“手作りの差し入れ”も<歌妖曲~中川大志之丞変化~>
2022.11.06 16:22
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俳優の中川大志が6日、東京・明治座にて行われた音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』(11月6日~30日上演)プレスコール・取材会に松井玲奈、浅利陽介と登壇。初日を迎える意気込みや、共演者とのエピソードを語った。
中川大志、ヘビーな役に苦戦「下半身が筋肉痛で足が震えています」
舞台や映像で活躍する倉持裕が作・演出を手掛ける本作は、シェイクスピア屈指の人気作で演劇史上もっとも有名なダーク・ヒーローを描いた『リチャード三世』の世界観を、昭和40年代の歌謡界全盛期に置き換え、エンターテインメント性を高めて仕上げた音楽劇。今回、中川は本格的な舞台初挑戦にして初座長に抜擢。醜い風貌と不遇な宿命を背負いながらも、美貌の歌手・桜木輝彦として生まれ変わり、歌謡界を席巻。やがて破滅の道へ突き進む主人公の鳴尾定を演じる。現在の心境を聞かれた中川は「明治座には観劇や今回の取材で何度か足を運んだことはありましたが、一昨日初めて小屋入りして、ステージ上からの景色を見たときに『うわっ、ここまで来たな。明治座、ヤバいな』という武者震いというか、高揚感と緊張感に包まれました。今日から初日ということで、ここにお客さんが入ったときにものすごいエネルギーが集結すると思うと、今から本当に楽しみですし、ドキドキしています」と素直な思いを吐露。
さらに、「下半身が筋肉痛で足が震えています。体が曲がった役なので」と言って笑いを誘うと、「1か月半稽古してきて、改めて過去にリチャード3世をやってこられた先輩方はすごいな、この役はかなりヘビーだなと思いますが、楽しみたいと思います」と力を込めた。
蘭丸ミュージック社長・蘭丸杏役の松井は、「出てきたところから最後まで、ずっと人のことを恨んでいる執念深い女になっています。全48公演ありますが、一瞬の隙もないくらい恨みのオーラを放ちながら舞台上に立っていたいと思います」と宣言。
徳田プロ社長・徳田誠二役の浅利は、「チンピラをやらせていただきます。彼は生きるか死ぬかの二択しかなくて、後ろに下がったら死が待っていて、とにかく前に進むしか能がない、義理人情に厚く、出会った人間を大切にする人です」と説明すると、「明治座ではのぼりが立つんですね。そこに浅利陽介って大きく(書いてあって)、あれはやっぱりテンション上がりますね」とにっこり。すると中川も「(自分ののぼりを)見ました。写真撮りました」と話し、「もらえないみたいです。もらえないんですか?って聞いたら『ダメだ』って。明治座さんで保管する。また明治座に帰ってきてください(という意味だそうです)」と伝えると、浅利は「そうやって作っていただけたのがうれしいですね」とさらに感激していた。
中川大志“見どころ”歌唱シーンへの自信は?
見どころである歌唱について問われた中川は、「自信がないですと言っちゃうと、初日どうすんだ?という感じですが、1年半くらい前にボイストレーニングが始まりまして、体力的、歌い方、喉の耐久性含めて、ちょっとずつですが体の変化を実感しています」と打ち明け、「音楽と芝居が1つになった音楽劇はやっていて楽しいので、一生懸命歌いたいなと思います」と気合。昭和スターの中でモデルにした人はいるのか尋ねられると、「色々な資料を見て、色んな方をミックスして、オーラを放てるようにやっています」と明かした。また、タイトルについて中川は「なんでなんだろうとずっと思っています。作品名に自分の名前が入るのは不思議ですよね。後にも先にもないんじゃないかな」と照れ笑い。座長ぶりについては「演劇の先輩方がたくさんいらっしゃいまして、支えて、助けてもらってばかりです。座長っぽいことは1つもしてないですね」と苦笑いした。
しかし、浅利は「のびのびとしているだけで十分。わからないことはわからないと言うし、ちゃんと質問もして、他の役者さんと1対1でディスカッションしていたので、スゲーなぁと思いました」と感心。松井も「稽古のたびに役とひたむきに向き合っている姿を見て、すごいなぁと思っていました。ラストシーンの中川さんの姿を見ると心がグッと掴まれて何度でも見たいと思いますし、中川さんのすごさを毎回感じています」と敬意を示した。
中川大志、松井玲奈から作ってもらった料理とは
そんな松井に「なすの煮びたし」を作ってもらったという中川。浅利が「羨ましいわぁ」とボヤく中、中川は「稽古中、僕がコンビニのパンばかり食べていたので、ちゃんとご飯を食べなさいということで、松井さんやプロデューサーが心配しておかずを作って来てくださって、ちゃんと食えと…。すごい助けていただいています」と感謝した。作品にちなみ「最近の恨みごとは?」という質問が飛ぶと、松井は「ネコが癇癪を起こして、布団の上に粗相を連続でしたので、愛情を与えきれていなかった自分を恨みました。稽古であまりいなかったので、ネコが寂しがってしまって…。ごめんねと思いました」と返答。浅利は「昨日のゲネプロで僕の大事なシーン時に、集中力が突然切れて、せりふが全然出てこず、一発目に出てきたのが全く違う言葉で、帰ってから自分を恨みました」と渋い顔。
中川は「明治座での朝のルーティンとして、楽屋でお風呂に15分くらい浸かる時間があるんですが、隣の松井さんの楽屋から賑やかな音楽が聞こえてきて、すごいんですよ。すごいうるさくて恨んでいます」と話し、会場を笑いに包んだ。
最後に中川は「舞台に初めて挑戦ということで未知のことだらけですが、これから東京・福岡・大阪全48公演の旅が始まると思うと楽しみです。何よりお客さんに会えるのが本当に楽しみです。1公演、1公演楽しみながら、お客さんと一緒にこの作品を完成させられたらなと思います」とアピールした。(modelpress編集部)
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