綾野剛、TBS日曜劇場初主演 サッカー元日本代表役「気持ちがたかぶりました」<オールドルーキー>
2022.03.23 05:00
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俳優の綾野剛が、2022年7月期の日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜よる9時放送)で主演をつとめることが決定した。
綾野剛、TBS日曜劇場で初主演
主人公・新町亮太郎(しんまち・りょうたろう)を演じる綾野。TBSでも数々のドラマに出演してきた綾野だが、日曜劇場の主演は今作が初となる。綾野が演じる新町は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。日本代表まで上り詰めて、決定的な場面でゴールも決めたが、その後は怪我の影響で低迷。まさに“記録より記憶に残る男”だった。
その後、J3のチームに所属していたが、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。サッカー以外のスキルが全くない新町に襲いかかる「現実」――。「選手を辞めたら、どうやって生きていけばいいんだ!?」
37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町が、どん底の中で出会ったのは“スポーツマネージメント会社「ビクトリー」”。スポーツマネージメントとは、現役アスリートの代理人やマネージメントを行う、いわば裏方。それでも、サッカーを心底愛していたし、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、新町はそこで働く決意をする。そして、何よりもサッカー選手だった自分を誇りに思ってくれていた娘たちのために。
しかし、その娘たちには、引退したことを言えないでいる。でも、近い将来、娘たちに自信を持って引退したことを、セカンドキャリアを踏み出したことを言えるように、持ち前のポジティブ力と、サッカーで鍛えた直感力で突き進む決意をする。
ただ、心のどこかでは“引退”が未だ受け入れられない自分がいて、現実の間で揺れ動いていく。そして、37歳での新卒は簡単なものではなく、仕事でも大きな壁に直面する。彼が選ぶのはサッカーか新しい人生か――。
実際のトップアスリートたちにも取材
新町をはじめとしたスポーツマネージメント会社「ビクトリー」で働く個性豊かなエージェントたちが対峙するのは、顧客となる現役アスリートたち。今作では、アスリートたちへのリスペクトと共にスポーツが持つ様々な魅力をリアルにお届けするため、実際のトップアスリートたちに緻密な取材を行っている。各話でスポットが当たるアスリートはさまざまだが、野球では現役で活躍する鈴木誠也選手に取材し、選手としての葛藤や、自身が所属しているスポーツマネージメントの話などを聞いた。そのほか、有名アスリートたちの生の声も反映。そのアスリートたちの解禁にも期待したい。
綾野剛のサッカープレー姿にも注目
また、綾野が撮影でサッカーをプレーするのは今作が初。学生時代に陸上選手として活躍し、その身体能力に定評のある綾野のプレー姿も注目だ。脚本を担当するのは、TBSドラマは2002年放送の『真夜中の雨』ぶりとなる福田靖。『HERO』シリーズや『海猿』シリーズ、NHK連続ドラマ小説『まんぷく』など、数々の人気ドラマで、丁寧な人物描写と温かい物語を作り上げてきた福田。今回、新町が率いる“チーム”はどのような物語を紡ぎ出すのか。
本作はサッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語でもある完全オリジナルストーリーだ。(modelpress編集部)
主演・綾野剛コメント
Q.企画を聞いた時に感じたこと、ストーリーについてとても気持ちがたかぶりました。敬愛するスポーツに関わる作品に参加できることが素直にうれしかったです。脚本の福田靖さんが描く新町や登場人物に対する愛がとても深く温かく、時に苦しく、それでも前進するための人生において大切なメッセージをたくさん受け取ることができ、ドラマチームの真摯な眼差しと志と向き合いに僕自身とても勇気をいただきました。登場人物だけが主役なのではなく、作品自体が主役なのだと思える作品に出会わせていただきました。
Q.演じることへの意気込み、撮影に向けて準備していることなど
なによりサッカーの練習をしています。初日はシュートも打てず、無人ゴールなのにネットを揺らすこともできず、本当に何もできないところからのスタートでした。ですが信頼するコーチ、スタッフと共に日々サッカーと向き合うことこそが本当のスタートだと毎日自身を鼓舞しています。これほどサッカーが奥深く難しいスポーツだということをただ思い知らされました。それでもゴールに入ると、これほどうれしい感情が湧くのかと、入った瞬間みんなで喜びを分かち合えることがとても豊かでなりません。毎日新たな発見があり、まさに日々成長です。やりがいが、生きがいに進化した新町が辿ってきた軌跡を、そして登場人物全ての、これからのオールドルーキーを一緒に紡いでくれるチームと全霊で挑みます。
Q.視聴者の皆さまへメッセージ
ドラマ『オールドルーキー』という作品が主役です。そして物語の中で誰もが自分の人生の主役であるこの作品を、全スタッフ、全キャスト、皆様と共に、一緒に作っていけたら幸いです。チャレンジャーとしてオールドルーキー駆け抜けます!
脚本・福田靖コメント
スポーツマネージメントの世界を扱ったドラマは、日本では今までになかったかもしれません。今回、様々なスポーツの現役アスリートの方や、引退されてセカンドキャリアを歩まれている方、そして実際にスポーツマネージメントに携わっている方々に取材させていただき、これは面白いドラマになると確信しました。毎回、いろいろなスポーツの裏話や専門的知識を調味料として効かせているところも、きっと楽しんでいただけると思います。『オールドルーキー』ぜひご覧になってください!編成・東仲恵吾コメント
この物語は、大きな壁にぶつかってもあきらめずに立ち向かう人たちに送るオリジナルストーリーです。今回、企画を着想するにあたり多くのセカンドキャリアを歩んだ方々に取材させてもらいました。人生をかけた“キャリア”を終えた後の新しいステージでも、全力で取り組む姿にものすごいエネルギーをもらいました。挑戦することには、年齢は関係ない。そんな熱い想いを物語にしたいと思い、今回企画を立ち上げました。この物語の主人公・新町亮太郎は、人生すべてをサッカーに捧げた人です。そんな人がある日突然、サッカーを人生から奪われてしまう中で、それでも家族のために、自分のために、かっこ悪くても、もがいて、立ち向かって、新しい人生を切り拓いていきます。そんな愛おしいほど人間的でかわいらしさを纏う主人公を考えた時に、綾野剛さんが浮かびました。台本を作る前に何度も会話を重ねましたが、まっすぐな瞳と感情に実直な感じがまさに亮太郎そのものだと感じました。
そして、脚本の福田さんが紡ぎ出す物語は、何かに一生懸命な人たちがとても魅力的に描かれています。クスッと笑えたり、ホロっと涙する、素敵な物語になっております。日曜の夜に、翌日からの一週間頑張る人たちに向けて応援になるような前向きな作品を是非お楽しみください。
【Not Sponsored 記事】
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