10月11日「国際ガールズ・デー」とは?コロナ禍で増すガールズのリスク 知ることが変化の一歩に
2021.10.11 21:59
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毎年10月11日は国際ガールズ・デー。多くの団体や企業、メディアが働きかけを行っていますが、そもそも国際ガールズ・デーとは?
国際ガールズ・デーとは?
国際ガールズ・デーは、女性・子どもという両方の差別を受ける女の子の権利、社会的地位の向上をめざし、課題の解決を国際社会に呼びかける日です。発展途上国では女児の多くが教育の機会を与えられず、児童婚、若年出産、虐待、貧困等の問題の中で暮らしています。先進国でも未だ、女児に社会的な制約を強いる価値観が根強く存在しています。
国際ガールズ・デーではこうした現状について、国際社会の注意を喚起し、女性があらゆる選択肢を自分の意思で選びとり、生きていくために必要な力、男性と対等に家庭内や社会の意思決定に参画する力をつけるため働きかける日です。
国際NGOのプラン・インターナショナルの働きかけを受けて、国連によって定められ、2012年から開始されました。
コロナ禍で増えるガールズの危機
特に今、長引く新型コロナウイルスのパンデミックにより、プラン・インターナショナルによれば世界的なジェンダー・ギャップの解消にかかる時間はこれまで言われていた99.5年から135.6年へと一世代分増えたと試算されています。国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンの発表によれば、2020年の児童婚の割合は過去25年間で最大となり、多くのコミュニティーで2019年の2倍以上に増えています。パンデミックで貧困や飢餓が増加し、教育機会が失われ、少女たちは結婚させられるリスクが高まっているそうです。
コロナ禍において、世界中の女の子たちがジェンダーに基づく暴力や早すぎる結婚、人身取引などの犠牲となり、人生を豊かにするための機会や自由を奪われているのです。
特に今年のテーマはテクノロジー。デジタル時代の今、インターネット利用による格差は大きく広がっています。
アントニオ・グテーレス国連事務総長は今年の国際ガールズ・デーに「デジタル空間で彼女たちが直面する障壁に対処することは、私たちの責務です」とメッセージを寄せました。
さらにパンデミックによる閉鎖された状況下で、オンライン情報に依存せざるを得ない環境では、若者たちのメンタルヘルスを蝕み、女の子に対するオンライン上での暴力も高まりを見せているといいます。
日本ではまだ国際ガールズ・デーの認知度もあまり高くありませんが、SNS上での様々な不安などを考えると、自分にも大きく関わっていることだと思えるのではないでしょうか。
自分の身近で、そして世界に向けて何ができるのか。自分の身の周りで起きていることを考えてみること、そして少しでも調べ知ることが変化への第一歩になるはずです。(modelpress編集部)
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