急死の「テラスハウス」木村花さん、元KARA・ハラさんらを苦しめた“誹謗中傷” ネット上で匿名で叩くのはもうやめよう
2020.05.24 17:02
views
恋愛リアリティショー『テラスハウス』最新シーズン「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」に出演中だったプロレスラー・木村花さん(享年22)が、23日に死去。死因は明らかにされていないが、生前の木村さんはネット上の誹謗中傷に心を痛めていた。訃報を受け、“言葉の暴力”について多くの議論がかわされている。
木村花さん、死去 海外メディアも大きく報道
木村さんは「テラスハウス」で自身のプロレス衣装を誤って洗濯されてしまったことでメンバーと衝突。この“コスチューム事件”をきっかけに、1日100件を超える誹謗中傷コメントが書き込まれていたという。ピンクヘアの派手な見た目とは裏腹に、恋愛にはピュアでシャイな一面も。モデルプレスのインタビューでは、「番組を通じて女子プロレスの面白さを伝えたい」と夢を語っていた。
木村さんの突然の訃報に接し、ともに暮らしたメンバーをはじめ、多くの著名人が追悼。また、「テラスハウス」はNetflixで世界配信されていたため、アメリカやイギリスでも大きく報じられている。
元KARA・ハラさん、元F(x)・ソルリさん…韓国アイドルも苦しんだ“指殺人”
未来ある若者の命が、匿名の心ないコメントによって奪われるという痛ましい例を近年残念ながら多く耳にする。昨年10月、韓国のガールズグループF(x)の元メンバーで女優として活動していたソルリさん(享年25)が死去。ソルリさんは、長年ネット上の悪質な誹謗中傷に悩み、自ら死を選んだと見られている。
また、ソルリさんの親友であり元KARAのメンバーだったク・ハラさんも同年11月、28歳で命を絶った。ハラさんもまた、元恋人からの暴行やリベンジポルノ騒動などで寄せられた誹謗中傷に苦しんでいた。
匿名のコメントが芸能人を死に追い込むこの状況は、韓国では「指殺人」と呼ばれ、大手ポータルサイトはこれを問題視しコメント欄を廃止した。
世界で進むネット上での誹謗中傷規制
世界各国でも規制が進み、ニュージーランドやフランス、ドイツでは匿名の誹謗中傷やヘイトスピーチを取り締まる法律が施行されている。木村さんや芸能人以外にも、ネットいじめに苦しみ命を絶つ若者が増えている日本においても、急ぎ対策が必要なことは言うまでもないだろう。
「芸能人だから言われても仕方ない」「顔が見えないから大丈夫」「皆が言ってるから言っただけ」…匿名で誹謗中傷している人たちは、そんなふうに考えているのだろうか。
芸能人も私達と同じ人間であり、メディアに見えている部分がすべてではない。辛いことや苦しいことを隠しながら、笑顔を見せてくれているかもしれない。
「もしも自分だったら?」と想像してほしい。“言葉の暴力”を投げた側は一瞬で忘れても、投げられた側の心には長く傷が残る。今回のように命を奪う可能性もあるのだ。
そのコメントが人を傷つけることはないか、顔が見えていても言える言葉なのか。自分の発言に責任を持って、今一度考えてみてほしい。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
川栄李奈がお団子ヘア&春らしい緑コーデでローソン新TV CM「ご褒美スティックケーキ なにこれ!?」篇に登場!インタビューも公開!WWS channel
-
宮内凛、篠原葵との仲良し2SHOTに反響!「尊いねぇ」「安心安定のコンビだね」WWS channel
-
江本孟紀氏、日本プロ野球が“投高打低状態になった理由”を分析 「バッティングフォームが…」Sirabee
-
“煽り運転被害で8針縫う負傷”三崎優太、指先にわずかな変化「希望が見えてきました」モデルプレス
-
高山一実、小学生のころにハマった激推し漫画を告白 いまも「同世代の同志が集まって…」Sirabee
-
東貴博、安めぐみとの結婚披露宴は桂由美デザイン!桂由美へ感謝も「どれだけ華やかになったかはかりしれない本当に感謝しかない」WWS channel
-
七嶋舞、曲線美際立つパーフェクト2次元ボディを披露!WWS channel
-
ジブリ『猫の恩返し』、冒頭の“黄色い蝶”が意味するものとは? 岡田斗司夫氏が解説Sirabee
-
芸能事務所スタッフ・池田桃子、大胆ヒップ披露の表紙解禁 演歌歌手デビューも決定【桃色営業】モデルプレス