向井理「胃が持ち上がってくるくらい」緊張明かす<舞台「美しく青く」>
2019.07.10 19:13
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俳優の向井理が、田中麗奈、赤堀雅秋とともに、10日に都内で開催されたBunkamuraシアターコクーン「美しく青く」の初日前会見に出席した。
向井理、主演舞台に心境明かす
本作は、かつて大きな災害に見舞われた町を舞台に、主人公の青木保(向井)が自警団を結成して猿害対策に取り組んだり、佐々木幸司(赤堀)が経営する居酒屋に自警団のメンバーと集う様子や、保の妻である直子(田中)が認知症の実母の介護に明け暮れる姿などを描く。向井は初日を前にした心境を問われると「そんなに数は多くないですけど、舞台を今までやらせていただいてきていて。このゲネの前というのは、ちょっと胃が持ち上がってくるくらい、独特な緊張感が僕らの中にはあって。明日本番ですけど、本番であろうがゲネであろうが通し稽古であろうが、テンションとしては一緒」と回答。「稽古期間としては、それほど長かったわけではなかったんですけど、でも濃密な稽古期間を経験できましたし、いよいよ明日本番ということで、変に気合が入りすぎないように、自分をコントロールできないくらいにならないように、心を整えて」と初日への意気込みを示した。
演じる保に話が及ぶと「夫であり、義理の息子でもあり、リーダーでもあり、色々な面があるので、どういう人っていうのはなかなか難しいんですけど、赤堀さんがいつも仰っている、一生懸命生きている人。うまく向き合えないことがあったり、逃げたりするのも、やっぱり人間の側面でもあると思うので、そういう誰にでもある衝動を抱えながら、ちゃんと生きていく。そういう普通の人をちゃんと演じないといけない」と気を引き締めた。
向井理、初タッグの赤堀雅秋から刺激
また、「この人だったらどう考えるんだろうとか、どういう37年間を生きてきたのかとか、色々なことを考えますけど、とにかく思ったことを感じたまま演じるしかないですし。勿論、台本がそこにあるので。だから難しいですけど、誰しもが持っている感情をちゃんと持っている人だと思います」ともコメント。その後、初めてタッグを組む赤堀の印象や演出に関して質問が飛ぶと「すごくやりやすい」と言い「ただやっぱり細かくて、その通りだなと思うことがとても多くて。今まで、もちろんなんとなくやってきたつもりはないですけど、もっともっと違う視点で、お芝居を構築していかないといけないんだなと思いました」と影響を受けた様子だった。(modelpress編集部)
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