池田エライザ、中村ゆりか/ドラマ『ぼくは麻理のなか』(提供写真)

池田エライザと吉沢亮が“入れ替わり” 中村ゆりかと押見修造の人気コミック実写化「体当たりしてる」

2017.03.20 15:00

押見修造氏の人気コミック『ぼくは麻理のなか』(双葉社刊)を、モデルで女優の池田エライザ、俳優の吉沢亮、女優の中村ゆりかで実写ドラマ化することが決定した。


『ぼくは麻理のなか』とは

FOD(フジテレビオンデマンド)にて、3月31日(金)に1夜限りの全8話一挙ライブストリーミング配信される。

テレビアニメ化された『惡の華』、実写映画化された『スイートプールサイド』などで知られる押見氏による『ぼくは麻理のなか』は、友達がひとりもいない大学生の青年・小森功が、ある朝、目を覚ますと行きつけのコンビニでよく遭遇し、尾行していた女子高生・吉崎麻理のなかに“入ってしまっていた”というストーリー。

池田エライザが美少女女子高生・麻理役

主演は、モデルとしても活躍する一方、映画『ReLIFE』(4月15日公開)、映画『トリガール!』(9月公開)に出演、映画『一礼して、キス』(秋公開)で主演を務めるなど、女優としての活躍もめざましい池田。

功がひそかに「コンビニの天使」と呼んでいた美少女でクラスの人気者の女子高生・麻理役となり、池田は「人間の潜在的にある感覚を、どこまで掘り起こせるかが日々勝負になってくる撮影は、楽しいですが過酷な時もあり、いま体当たりしてるなあと感じます。めちゃめちゃになりながらも愛を持って撮っています」と全身全霊で役にぶつかっている。

吉沢亮が「どこまでも気持ち悪く、汗臭さを感じる」小森に

吉沢亮/ドラマ『ぼくは麻理のなか』(提供写真)
吉沢亮/ドラマ『ぼくは麻理のなか』(提供写真)
また、『仮面ライダーフォーゼ』で注目を浴び、近年では映画『オオカミ少女と黒王子』など多数に出演、端正な顔立ちと高い演技力が評価され 、出演作が続々と控えており、今、もっとも注目される若手俳優との呼び声も高い吉沢が、新境地に挑戦。

友人作りに失敗したことが原因でまともに大学にも行けなくなり、ゲームと自慰行為に明け暮れる日々を送っていたが、麻理に入ったことで突然日常が一変する青年・小森役となり、「どこまでも気持ち悪く、汗臭さを感じるほど人間的な小森を、愛をもって最後まで演じたいと思います」と意気込んでいる。

中村ゆりかが麻理のクラスメイト・柿口依に

中村ゆりか/ドラマ『ぼくは麻理のなか』(提供写真)
中村ゆりか/ドラマ『ぼくは麻理のなか』(提供写真)
さらに、朝の連続テレビ小説『まれ』(NHK)でヒロインの親友役を好演、その演技力と美貌で一躍名を挙げ、話題作への出演や、JR東日本アプリのCMに起用されるなど、活躍の場を広げている中村が、麻理のクラスメイトで小森の正体に気付く柿口依役。

「人が入れ替わるというドラマはとてもドキドキしますし、これまでとは違うゾワっとする様な世界観だと思います」とアピールしている。

監督・脚本・主題歌

監督は、フジファブリックなどのロックバンドから、でんぱ組.inc、NMB48などのミュージックビデオも手がけるスミス。『ゆらり』(2017)、『PLAN B』(2016)など幅広い映像作品を世に送り出した、横尾初喜、数々の著名なテレビドラマ作品で活躍してきた戸塚寛人の3人。

脚本は、池田の初主演ドラマ『SHIBUYA零丁目』を手がけた下田悠子が、主題歌をただいま人気急上昇中のポップバンドShiggy Jrが担当する。

そして、企画・制作は、バカリズム脚本『かもしれない女優たち』や、ギャラクシー賞奨励賞を獲得した現代アート番組『アーホ!』、楽天カードマンのコマーシャルなどを手がけるソケットが手がける。(modelpress編集部)

メインキャストコメント

<池田エライザ>
押見修造さんの漫画はそれこそストーカーのように、常追っていたので、お話をいただいた時はとても光栄でした。人間の潜在的にある感覚を、どこまで掘り起こせるかが日々勝負になってくる撮影は、楽しいですが過酷な時もあり、いま体当たりしてるなあと感じます。めちゃめちゃになりながらも愛を持って撮っています。お楽しみに。

<吉沢亮>
愛してやまない押見先生の作品の実写化に携われる事は、身に余る光栄であり、喜びです。マネージャーさんに企画書を見せてもらった時、タクシーの中で普通に大きめな声で叫びました。どこまでも気持ち悪く、汗臭さを感じるほど人間的な小森を、愛をもって最後まで演じたいと思います。

<中村ゆりか>
この度、柿口依役に挑戦させていただけたこと、とても光栄です。人が入れ替わるというドラマはとてもドキドキしますし、これまでとは違うゾワっとする様な世界観だと思います。ぜひ、楽しんで見ていただけたらと思っています。

あらすじ詳細

友人作りに失敗したことが原因でまともに大学にも行けなくなり、ゲームと自慰行為に明け暮れる日々を送る青年・小森功(吉沢亮)。ある朝、功がいつものように目を覚ますと、ある<異変>が。鏡に映っていたのは、自分とは似ても似つかない美少女。彼女の名前は吉崎麻理(池田エライザ)。麻理は、功が行きつけのコンビニで度々遭遇していた女子高生。功にとって、彼女を尾行することが唯一の楽しみとなっていたのだ。だが、いつものように彼女の後をつけていたその日、麻理は足を止め、功の方を振り返った。途切れる功の記憶─。

そう、彼はひそかに「コンビニの天使」と呼んでいた女子高生、麻理のなかに入ってしまったのだ。
「麻理」としてなんとか日常を過ごそうと奮闘する功。しかし、クラスメイトの柿口依(中村ゆりか)にだけは、外見は麻理だが中身は別人であることがバレてしまう。

功と依は真相を突き止めるため、功の家を訪れる。しかし、そこには確かに「小森功」が存在し、麻理の意識が入ってなどいなかったのだ。「じゃあ、麻理さんはどこに行ったんだ……?」麻理のなかの功と依は麻理を探すため行動を共にするようになるが、謎は深まるばかりで……?
 
果たして、麻理はどこに行ってしまったのか?そして、ふたりは元の体に戻ることができるのか───?

『ぼくは麻理のなか』番組情報

配信:2017年3月31日(金)午後5時~(FODにて全8話一挙配信)
原作:押見修造「ぼくは麻理のなか」(双葉社 刊)
脚本:下田悠子
出演:池田エライザ吉沢亮中村ゆりか、西岡健吾、八十田 勇一、西田尚美
主題歌:Shiggy Jr
監督:スミス、横尾初喜、戸塚寛人
企画:村上正成 加藤達也(フジテレビ)
プロデュース:櫻井雄一(ソケット)
制作:ソケット
制作著作:フジテレビ

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