篠原涼子「ものすごく衝撃的なキャラクターでした」広瀬アリスが救いに
2016.12.12 06:00
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女優の篠原涼子が、初の1人2役に挑戦したスペシャルドラマ「愛を乞うひと」(読売テレビ・日本テレビ系/2017年1月11日夜9時)の取材会に出席した。
広瀬アリスが救いに
故・下田治美氏の同名小説を原作とする同作は、“母娘の愛憎”や“家族、親子の絆”がテーマとなっており、幼少時代に母親から受けた虐待の記憶から逃げていた女性が、数10年の時を経て再び過去と対峙するヒューマンドラマ。篠原は、母親から凄惨な虐待を受けた山岡照恵と、照恵を虐待する母親・陳豊子を演じる。同作には、女優の広瀬アリスが、山岡照恵(篠原)の娘・深草役として出演。篠原は、広瀬との共演を「彼女の立ち位置が照枝にとって救いの立ち位置で、それをうまく彼女が演じてくれました。とってもかわいらしいけれど、ボーイッシュに演じてくれたので、自然な親子というふうに見えているのではないかなと思いました」と振り返った。
また、広瀬の印象については「けっこうボーイッシュなタイプだなと感じました」といい、「私もサバサバしている方なので、すごく話が合ったといいますか、話していて楽しかったです」とにっこり。「年もすごく離れているのですけれど、ちゃんと私にも会話を合わせてくれる大人の感じも持っていますし、親子役なのですが、お友達みたいな感覚で話ができました。すごく楽しかったです」と声を弾ませた。
10年越しの想いが叶う
1998年には映画化されている同作。篠原と同じ1人2役を務めた原田美枝子の演技が絶賛され、日本アカデミー賞にて、作品賞・監督賞・脚本賞・主演女優賞をはじめとする最優秀賞を受賞した。10年前に映画をみて興味を持っていたという篠原は、当時の心境を「『いますぐはきっと無理でしょうけれど、いつかやりたいな』と夢に抱いていました」と回顧。作品に関しては「まず虐待ということに衝撃を受けました。その虐待を映像化して作品に出していることに衝撃を受けました。映像であるにも拘らず、虐待を『ここまで見せてしまうのだ』という衝撃がありました」と感想を語った。
篠原涼子「不思議な気持ちになりました」
そして、自分で豊子を演じてみて、「ものすごく衝撃的なキャラクターでした。『ほんとうにこんな人がいるのかな』と思いながらも、子役の子がほんとうに逃げる場もなくて悲しい気持ちになっているときに、自分も子どもがいるので、『こんなことをする親ってほんとうにいるのかな』と不思議な気持ちになりました」と述懐。篠原自身も母親であることから、「母親になると子どものことが手に負えなくて、イライラすることはどんな母親でもあると思います」と実感を込めてコメントした。豊子を演じたことでの“母親としての変化”を聞かれると、「優しくなったりはしていないです。(息子が)ちゃんと悪いことをしてくれますので。いつものお母さんの私になって怒っています」と家庭の様子を紹介。「子どもにはよく『ママ、怒ってばかり』と言われていますので、そういう意味では反省しようかなと思っています」と母親の顔で心境を言葉にした。(modelpress編集部)
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