「ミス・ワールド2016」日本代表の吉川プリアンカさん(C)モデルプレス

「ミス・ワールド2016」日本代表決定 インドと日本のハーフ美女に栄冠

2016.09.05 23:11

ミスコンテスト「ミス・ワールド2016」日本大会が5日、都内にて開催され、グランプリが決定した。

応募総数6920名、31名のファイナリストの中から栄冠を手にしたのは、東京都出身でインド人と父と日本人の母を持つ22歳の吉川プリアンカさん。名前を呼ばれた瞬間、驚きで顔を覆う吉川さんだったが、準グランプリの山下ひまわりさんと抱き合って喜びを分かち合うと、「本当にありがとうございます。ここに立てているのは私に関わってくれているすべての方々のおかげです。心より感謝いたします」と声を詰まらせながらあいさつ。世界大会に向けては「すごく楽しみです。こんなにも大きな夢が叶うのは人生で初めてなので、体作りも(頑張って)日本のことをしっかり世界に伝え、一生に一度の日を思い切り楽しんで堂々とパフォーマンスしたいと思います。必ず結果として皆さんにお返しします」と意気込んだ。

「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス
「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス
吉川プリアンカさん(C)モデルプレス
吉川プリアンカさん(C)モデルプレス
受賞後の会見では「夢みたいで、まだ現実味がないです。会場が満席の中でスピーチがちゃんとできて…感情がまだまとまってなさ過ぎて上手く伝えられないんですけど、すごくうれしいです」と笑顔。約1か月にわたり、ファイナリストとトレーニングに励んだ吉川さんは「自衛隊(でのトレーニング)を楽しみにしていました。貴重な体験で、そこからチームワークが生まれたと思います」と振り返り、「自分らしく、今日をいかに楽しむかに集中して挑みました」と人生初のミスコンに挑んだ心境を吐露した。

「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス
「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス

吉川プリアンカさんってどんな人?

英語と日本語、ベンガル語も話せる吉川さんは、日本では通訳の職に就いているが、過去にはモデルとしても活動。今回を機に「もう一度ちゃんと(モデル業を)始めようと思います」と目標を掲げる。1994年に「ミス・ワールド」に輝いたインド出身のモデルで女優のアイシュワリヤー・ラーイを尊敬しているそうで、吉川さんも「ヒンディー語を勉強しなければいけないですけど、機会があればボリウッド(ヒンディー語映画界)も目指したい」と目を輝かせた。

「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス
「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス
そんな吉川さんの曽祖父はインドで初めて食料大臣の任に就いた方で、その縁で「ガンジーさんが父のお家に14日間ほど泊まりに来ました」と驚きのエピソードも紹介。さらに、「ゾウ使い」というライセンスを持っているとも。「何か資格が欲しいと思った時に、普通の資格では面白くないと思ったのでラオスで1日半で取得しました」と、ユニークな一面をのぞかせ、報道陣を沸かせた。

「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス
「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス

「ミスター・ワールド2016」日本代表も登場

この日は「ミスター・ワールド2016」日本代表の佐藤優樹さんなども登壇し、7月8日からイギリスで開催された世界大会の様子を報告。佐藤さんはスポーツ部門で6位入賞という日本史上初の快挙を成し遂げた。

「ミス・ワールド」は世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が古く、1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が開催された。今年のグランドファイナルは2016年11月29日から12月18日の間、アメリカ(ワシントンDC)にて開催される。(modelpress編集部)

「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス
「ミス・ワールド2016」日本大会の様子(C)モデルプレス

「ミス・ワールド2016」日本大会結果

グランプリ: 吉川プリアンカ
準グランプリ: 槙野美里、山下ひまわり、ロバートソン夏妃
審査員特別賞:如月さえ、小森しずか、鈴木早紀、林真由
実行委員長賞:井嵜綾、木村友香、中武夢未

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