伊原剛志、ハリウッドスターとの共演は「負けないように」新たな目標を語る
2015.10.28 17:59
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俳優の伊原剛志が、ハリウッドスターとの共演を振り返った。
28日、都内で行われた映画「ラスト・ナイツ」(11月14日公開)のジャパンプレミアに紀里谷和明監督とともに出席。第28回東京国際映画祭パノラマ部門に出品された同作は、日本の「忠臣蔵」をベースとしたアクション超大作。とある封建国家を舞台に、いわれなき反逆罪で死刑に処された主君に忠誠を誓った、気高い騎士たちの最後の雄姿が描かれる。
悪徳大臣の腹心の護衛官イトー役として、クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンら名だたるハリウッドスターと共演を果たした伊原は「一緒の画面の中にいて、存在で負けないように心がけました」と撮影を振り返る。しかし、実際は想像以上の出来だったようで、「自分がモーガン・フリーマンと一緒にいるシーンを観て、割と大丈夫だな、俺もイケてると思いました。画面の中に一緒に存在でき、自画自賛かもしれないけど、そういう風に思えました」と自信。手ごたえを感じた様子の伊原は、「機会があればもっともっと海外の作品に挑戦したい」と目を輝かせ、目標を掲げた。
紀里谷監督の思い入れ
一方、5年の歳月をかけて作り上げたハリウッド進出第1弾となる同作の日本初公開に感慨深げの紀里谷監督は、満席の会場を見渡しながら「この光景を思い浮かべながら作ったと言っても過言ではありません」としみじみ。同作には、あらゆる国籍のスタッフ・キャストがかかわっており、それにより「これからの映画の作り方の可能性が広がるんじゃないかと思いました」とコメント。日本人監督として、モーガンを初演出したことの感想を求められると「願わくば、そういうことが気にならないような未来になってほしい。外国人とか日本人とかハリウッドスターとか関係なく、皆が一緒になってただ単に映画を作っていく世界になればいいと思います」と映画界の未来に思いを馳せた。
この日、伊原と紀里谷監督は、同作のプロモーションのために制作した自身の名刺を配りながら登壇。プレミアアイテムをゲットしたファンは感激していた。(modelpress編集部)
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