2013年話題のドラマは?(左より)能年玲奈と堺雅人

「あまちゃん」「半沢直樹」…今年話題を集めたドラマ総まとめ【2013年末特集】

2013.12.26 08:00

【2013年末特集】2013年を象徴するドラマといえば、朝の連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK、4月~9月)とTBS系連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系、7月期)。今回モデルプレスでは、両作をはじめ今年話題を集めた連続ドラマを振り返った。

  

「あまちゃん」「半沢直樹」の2大ドラマ

「あまちゃん」は、主演の能年玲奈のフレッシュな透明感と演技、脚本家・宮藤官九郎氏の描く世界観やドラマで多用された「じぇじぇじぇ」というフレーズが幅広い世代に受け、ドラマが終わったことに対する喪失感を指す“あまロス”という言葉が生まれるほどのブームに。一方、最終回瞬間最高視聴率46.7%と連続ドラマ今世紀最高の数字を叩き出した「半沢直樹」は、主演の堺雅人の熱演や「やられたら、倍返しだ!」という決め台詞で多くの注目を集めた。

また、両ドラマは「じぇじぇじぇ」(あまちゃん)と「倍返し」(半沢直樹)で「現代用語の基礎知識選 2013 ユーキャン新語・流行語大賞」を受賞。名実ともに今年の顔となった。

どちらも続編を期待する声が多く挙がっているが、「あまちゃん」は「第64回NHK紅白歌合戦」(12月31日19:15~23:45)のスペシャル企画で“特別編”として生放送されることが決定。まだまだ話題を振りまいてくれそうだ。

「ラスト・シンデレラ」や「リーガルハイ」に話題集中

「ラスト・シンデレラ」に出演した(左より)三浦春馬、篠原涼子、藤木直人
そのほか、人気を集めたのは“ちょっとエッチなラブコメディ”として話題を呼んだ、連続ドラマ「ラスト・シンデレラ」(フジテレビ系、4月期)。世間の注目を集めた大胆なベッドシーンはもちろん、篠原涼子演じる主人公・遠山桜を巡ってバトルを繰り広げた佐伯広斗(三浦春馬)と立花凛太郎(藤木直人)の2人のヒーローに、世の女性から熱視線が注がれた。

「リーガルハイ」に出演した堺雅人と新垣結衣
また、人気シリーズ「リーガルハイ」(フジテレビ系、10月期)は、主演・堺雅人の好演とコミカルなストーリーで10月期の話題の的に。屁理屈で毒舌な上に気分屋で超わがままだが、訴訟で負けたことのない古美門研介(堺)と、社会正義の使命に燃えるが、かたくなで融通の利かない黛真知子(新垣結衣)の“凸凹コンビ”にハマる視聴者が続出。全10話の平均は18.4%で、2012年に放送されたシリーズ1作目の平均視聴率12.5%を上回る結果となった。

新ジャンル開拓のドラマ「安堂ロイド」「35歳の高校生」

「35歳の高校生」(左)と「ドクターX~外科医・大門未知子~」(右)に主演した米倉涼子
同じく10月期では、米倉涼子主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、10月期)がクールトップの平均視聴率を記録。最終回は26.9%、全9話平均22.98%と2012年民放ナンバー1となったシリーズ1作目の平均視聴率19.1%を超えるヒットとなり、安定の人気ぶりを証明した。

米倉は今年、「35歳の高校生」(日本テレビ系、4月期)にも主演。全日制高校に編入してきた35歳の女子高生(米倉)が、高校内で起こるいじめや不登校などの「闇」をぶち壊し、生徒のみならず学校側も変えていく姿を描く社会派学園ドラマとして新たなジャンルを切り開いた。

“新たなジャンル”という点では、SMAP・木村拓哉主演の「安堂ロイド~A.I. knows LOVE ?~」(TBS系、10月期)も外せない。同作は、2013年と2113年を“タイムケーブル”を通してリンクできるようになった世界を舞台に描く、時空を超えたラブストーリー。型破りなストーリーや圧倒的なスケール感で、連続ドラマの新たな可能性を示唆した。

ジワジワと人気…「最高の離婚」

「最高の離婚」に出演する瑛太(左)と綾野剛(右)
福山雅治主演「ガリレオ」(フジテレビ系、4月期)や江角マキコ主演「ショムニ2013」(フジテレビ系、7月期)、観月ありさ主演「斎藤さん2」(日本テレビ系、7月期)など固定ファンの多いシリーズ物も目立った2013年。そんな中、オリジナル作品として高い評価を受けたのが瑛太主演の「最高の離婚」(フジテレビ系、1月期)だ。

離婚をしたのに同居し続ける夫婦(瑛太、尾野真千子)と法的な婚姻関係がなかった夫婦(真木よう子、綾野剛)らの交流を軸に繰り広げられる等身大のラブ&ホームコメディとして放送された同作。脚本家・坂元裕二氏が生み出すリアリティ溢れるセリフの数々が4人の役者によって表現され、ジワジワと人気を集めた。

“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと選出される「東京ドラマアウォード2013」では、瑛太、綾野が個人賞を受賞。さらに、来年2月には「最高の離婚Special 2014」として待望の復活を果たす。

“衝撃的”なストーリーに大きな反響、「夜行観覧車」「家族ゲーム」

「夜行観覧車」に出演した鈴木京香、石田ゆり子
また、湊かなえのミステリー小説を連続ドラマ化した鈴木京香主演「夜行観覧車」(TBS系、1月期)も話題に。誰もが憧れる高級住宅街「ひばりヶ丘」で起きた殺人事件を通して、様々な悩みを抱える3世帯の家族の崩壊と再生を描いた同作。家庭崩壊の様を衝撃的なタッチで映し出した巧みな演出と緻密なストーリーで視聴者の心をしっかりとつかんだ。

“衝撃的”という共通点からいうと、・櫻井翔主演の「家族ゲーム」(フジテレビ系、4月期)も様々な反響を呼んだ。同作は、本間洋平氏の「家族ゲーム」を原作に、変わり者の家庭教師・吉本荒野(櫻井)が落ちこぼれの中学二年生と、多くの問題を抱えたその家族を更正していくというストーリー。これまでの爽やかなイメージを覆す新境地に挑んだ櫻井には、絶賛と驚きの声が多く寄せられた。

2014年の注目は?

「あまちゃん」と「半沢直樹」が大きな話題をさらったが、このほかにも親子愛を描いた感動作「とんび」(TBS系、1月期)や漫画から飛び出してきた主人公が人間の女性に恋をするファンタジック・ラブ・コメディ「泣くな、はらちゃん」(日本テレビ系、1月期)など、数々の名作が生まれた2013年。

2014年1月期には、・松本潤主演の月9ドラマ「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系)や向井理主演の日曜劇場「S(エス)―最後の警官―」(TBS系)、天海祐希主演の木曜ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系)、武井咲主演の土曜ドラマ「戦力外捜査官」(日本テレビ系)など注目作が目白押し。さらに1月5日には、V6・岡田准一主演の2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」も放送スタート。2014年のドラマからも目が離せない。(モデルプレス)
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