真木よう子(まきようこ)

誕生日:
1982年10月15日
星座:
てんびん座
身長:
160cm
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真木よう子のプロフィール

真木 よう子(まき ようこ、1982年10月15日 - )は、日本の女優、歌手。
千葉県印西市出身。フライングボックス所属。趣味は映画鑑賞。特技はスポーツ。

生年月日:1982年10月15日
出生地:千葉県印西市
身長:160cm
血液型:A型
職業:女優、歌手
ジャンル:映画・テレビドラマ・CM
活動期間:1999年 -
配偶者:片山怜雄(2008年11月 - )

【来歴】
4人兄弟で唯一の娘。兄、2人の弟に囲まれた男兄弟の中で育つ[1]。
小学生2年生の時に安達祐実主演の「REX 恐竜物語」を鑑賞し、同世代の安達が活躍しているのを見て、芸能界に入りたいと強く思った[1][2]。
中学3年生の時に両親に芸能界入りを相談したところ、父から猛反対を受けるが、
どうしても女優になりたかった真木は「(女優になるのを反対するなら)援助交際してやる!!」と父を脅し、芸能界入りの許可をもらった[2]。
中学卒業後の1998年、仲代達矢主宰の無名塾に入塾(同期に滝藤賢一、内浦純一[3][4])。
翌1999年、無名塾公演「どん底」で重要な役どころであるナターシャ役に大抜擢され、半年間の旅公演にも回った[5]。
仲代は「どん底」パンフレットの中で、その才能を絶賛していた。
しかし、合宿で日課となっている持久走を早い時間に済ませて先に集合場所で待っていたため、
それを見た仲代が大激怒。真木は逆に仲代に怒り返したことから、結局そのまま退塾・帰京。その合宿以来、仲代とは挨拶もしていないという[1]。
2003年のオムニバス写真集「LIP」で水着姿を初披露。
水着のグラビアはこの時と「月刊真木よう子」のみである。
2005年に撮影した映画「ベロニカは死ぬことにした」で初めてヌードシーンに挑戦しバストトップを露にした。
2007年発売の写真集「月刊真木よう子」ではセミヌードを披露している。
2006年11月、「ゆれる」で 第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞受賞。
2008年11月10日結婚登記、元俳優の片山怜雄と結婚。2009年5月10日、第一子となる女児が誕生。
2013年6月、「さよなら渓谷」の主題歌で歌手デビューをする。

【人物】
身長160cm。バストサイズは以前から非公表[6]。
小学生の頃3か月間空手を習っていた。中学時代は陸上部に所属。特技は陸上競技とワイヤーアクションである。
ショートムービー「Do Androids Dream of Electric Santa?」では、ワイヤーアクションの技を披露している。
ルックスとは裏腹に性格は完全に本人曰く「男兄弟の中で育ったせいか、男っぽい」「男(オス)」と自認している。
その性格を表すエピソードとして、映画「ゆれる」のオーディションにて控え室で待っていると
若くて可愛い子が入ってきたので「来やがったな、この野郎!」と睨みつけたら監督の西川美和だった[7]というものがある。
大久保佳代子からは真木の印象について「近寄りがたい雰囲気はあるが、実はとてもチャーミング」と語られている[8]。
パッチギ!で共演した江口のりこが芸能界で一番仲が良く、一緒にいて楽だという[9]。
大塚愛とは同い年ということもあり、「東京フレンズ」で共演して以来、大の仲良しである。
2007年の「Music Lovers」には大塚愛のゲストラバーズとして出演している。
木村カエラと友人で、カラオケで彼女の歌を歌うこともある[9]。
椎名林檎のファンで、自身が主演する映画「さよなら渓谷」の主題歌を歌うようオファーされた際にも
「歌手ではない自分が歌うなら信頼できる方にお願いしたい」ということで、
メールをやり取りするなど以前から親交のあった椎名に楽曲提供を依頼した[10][11]。
漫画家うすた京介のファン。「hon-nin」vol.07では真木からのリクエストにより、うすたとの対談が実現した。
映画「ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜」に出演した縁で、
漫画版「ジャガー」第359笛(単行本第17巻に収録)に題字と挿絵を寄稿している。
好きな食べ物は、ピータン豆腐、シュリンプカクテル、オリーブ。嫌いな食べ物は、カキフライ。
真木の母親は料理上手だがカキフライだけは全く美味しくなく、それから嫌いになったと語っている[2]。
映画「SP 野望編」の現場でエキストラにお礼を言う時、マイクを持ちながら10秒ほど黙って、
エキストラを睨むように見渡すと「女のカッコイイ時代を作りましょう。ヨロシク」と言い、
共演した岡田准一たちは「カッケェ!!永ちゃん!!」と叫んだ。[2][12]
大のマンガ好き。小学5年の時に、兄が読んでいたケンカマンガ「ろくでなしブルース」などを読んでいた。[12]

【評価】
演出家の大根仁は2002年に舞台で彼女を初めて見たとき「凄い女優が現れた」と感じたという[13]。
正名僕蔵は「神経が鋭い役者」と評している[8]。和田聰宏は「サバサバした性格。昔の女優の香りがする」と評している[8]。
永作博美は「瞬間で演技を変えられる。様々な演出を受けながらも対応できる順応性のある役者」と評している[8]。
池田鉄洋は「リアリティという言葉がチープに感じるくらい自然な演技をする人」と評している[8]。

【出演】
■テレビドラマ
茂七の事件簿 ふしぎ草紙 第4話(2001年、NHK) - お雪 役
土曜ワイド劇場 科学捜査研究所・文書鑑定の女1(2002年、テレビ朝日)
ドゥニチラヴ第11話(2003年、テレビ埼玉)
顔 第9話(2003年、フジテレビ) - 竹内さえ 役
京都鴨川東署迷宮課 おみやさん2 第10話「完全黙秘の女! 不倫殺人14年目の真実!!」(2003年、テレビ朝日) - 太田真美 役
盲導犬クイールの一生(2003年、NHK)
ハコイリムスメ! 第2・4話(2003年、関西テレビ)
ほんとにあった怖い話 「のびる腕」(2004年、フジテレビ)
ドラマW「恋愛小説」(2004年、WOWOW) - 鈴木真美 役
砦なき者(2004年、テレビ朝日) - 古谷めい子 役
水曜プレミア 世界最恐JホラーSP 日本のこわい夜「くも女」(2004年、TBSテレビ)
松本清張 黒革の手帖 第5,6話・最終話(2004年、テレビ朝日) - 伽耶子 役
劇団演技者。GEKIDAN ENGIMONO「激情」(2004年、フジテレビ) - 関根 役
ほんとにあった怖い話「死者のゆく場所」(2004年、フジテレビ)
ディビジョン1 STAGE10「産隆大學應援團」(2005年、フジテレビ) - 村山沙織 役
1%の奇跡(2005年、WOWOW) - キム・ダヒョン 役 <吹き替え>
時効警察 第8話(2006年、テレビ朝日) - 立花律子 役
わたしたちの教科書(2007年、フジテレビ) - 大城早紀 役
大河ドラマ「風林火山」 第26話〜(2007年、NHK) - 美瑠姫 役
SP 警視庁警備部警護課第四係(2007年、フジテレビ) - 笹本絵里 役
ロス:タイム:ライフ第8話(2008年3月、フジテレビ)- 主演・堀池清美 役
週刊真木よう子(2008年、テレビ東京) - 主演
ドラマW「6時間後に君は死ぬ」(2008年9月28日)、WOWOW) - 原田美緒 役
ウォーキン☆バタフライ 第9話ゲスト(2008年9月5日、テレビ東京) - 垣内千夏 役
大河ドラマ「龍馬伝」(2010年、NHK) - お龍 役
階段のうた Season3(2011年、TBSテレビ) - 謎の美人客 役
カレ、夫、男友達(2011年11月、NHK) - 主演・犬山治子 役
運命の人(2012年、TBSテレビ) - 三木昭子 役
遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生、リニューアル〜(2012年、フジテレビ) - 二階堂かほり 役
最高の離婚(2013年、フジテレビ) - 上原灯里 役
まほろ駅前番外地 第11話ゲスト(2013年3月22日、テレビ東京) - 柏木亜沙子 役

■映画
DRUG(2001年、青少年育成国民会議)
ペリカンロード(2001年、ケイエスエス)- 佐倉えみ子役 ※オリジナルビデオ
修羅雪姫(2001年、東京テアトル) - 彩 役
バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(2003年、東映) - ワイルドセブン・早田マキ 役
下妻物語(2004年、東宝) - BABY店員役
恋愛小説(2004年、WOWOW)
恋文日和「あたしをしらないキミへ」(2004年、シネカノン) - 片瀬理乃 役
感染(2004年、東宝) - 看護婦・桐野優子 役
Do Androids Dream of Electric Santa?(2004年、AFM出品ショートムービー) 主演
パッチギ!(2005年、シネカノン) - チョン・ガンジャ 役
THE JUON/呪怨(2005年、日本ヘラルド映画) - 洋子 役
イン・ザ・プール(2005年、日本ヘラルド映画)
サマータイムマシン・ブルース(2005年、東芝エンタテインメント) - 伊藤唯 役
東京フレンズ(2005年、エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ) - 藤木涼子 役 ※オリジナルビデオ
ベロニカは死ぬことにした(2006年2月4日公開、角川映画) - トワ 役(主演)
雨の町(2006年3月25日公開、プログレッシブピクチャーズ) - 町役場職員・香坂 役
ゆれる(2006年7月8日公開、監督:西川美和) - 川端智恵子 役
東京フレンズ The Movie(2006年8月12日公開、「東京フレンズ The Movie」フィルムパートナーズ) - 藤木涼子 役
おいしい殺し方(2006年8月26日公開、BSフジ / USEN / イースト) - 東大寺マリィ 役
UDON(2006年8月26日公開、東宝) - 伊藤唯 役
ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT(2006年9月16日公開、UIP) - 主人公(ボスウェル)の父親の恋人 役
フライング☆ラビッツ(2008年9月13日公開、東映) - 垣内千夏 役
フラッシュアニメ ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜(2009年1月10日公開) - 王女 役(声の出演)
鈍獣(2009年5月16日公開、ギャガ) - 静 役
SP THE MOTION PICTURE‎ 野望篇(2010年10月30日公開、東宝) - 笹本絵里 役
SP THE MOTION PICTURE‎ 革命篇(2011年3月12日公開、東宝) - 笹本絵里 役
モテキ(2011年9月23日公開、東宝) - 唐木素子 役
指輪をはめたい(2011年11月19日公開、ギャガ / キノフィルムズ) - 潮崎めぐみ 役
ハードロマンチッカー(2011年11月26日公開、東映) - 姐さん 役
源氏物語 千年の謎(2011年12月10日公開、東宝) - 藤壺中宮、桐壺更衣 二役
外事警察 その男に騙されるな(2012年6月2日公開、東映 / S・D・P) - 奥田果織 役
つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(2013年1月26日公開、東映) - 池田百々子 役
すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2013年3月2日公開、スールキートス) - 岡村まい子 役
さよなら渓谷(2013年6月22日公開、ファントム・フィルム)
そして父になる(2013年10月5日公開予定、ギャガ)

■舞台
無名塾公演「どん底」(1999年 - 2000年、サンシャイン劇場ほか) - ナターシャ 役
阿佐ヶ谷スパイダース公演「十字架」(2002年、東京グローブ座ほか)
サードステージ公演「今度は愛妻家」(2002年、俳優座劇場)
阿佐ヶ谷スパイダース公演「桜飛沫」(2006年、世田谷パブリックシアター ほか)
劇団☆新感線公演「朧の森に棲む鬼」(2007年、新橋演舞場ほか)
「南部高速道路」(2012年、シアタートラム)

■CM
ロッテ(2000年)
JR東日本(2005年)
明治製菓 キシリッシュ(2005年)
十社協賛 GREEN FILM PROJECT EVERY DAY(2008年)
資生堂 インテグレート(2008年)
サントリー リプトン・ザ・ロイヤル(2008年)
ロッテ キシリトールエクシー(2009年)
日清食品 カップヌードルカレーライト(2010年)
伊藤園 タリーズコーヒー(2010年)
オルビス 新アクアフォース(2011年)
サントリー 金麦 糖質70%OFF(2012年)
ボシュロム・ジャパン ボシュロム ナチュレール(2012年)
メルサボン(2012年)
富士フイルム FUJIFILM XF1(2012年)
ミュージック・ビデオ
スチャダラパー「ライツカメラアクション」(2008年)
テレビアニメ
ミチコとハッチン(2008年、フジテレビ)- ミチコ・マランドロ 役
その他のテレビ番組
龍馬を愛した女たち〜ヒロインたちの龍馬伝〜(2010年3月6日、NHK)

【ディスコグラフィー】
■シングル
幸先坂 (2013年5月27日予定)[14]
幸先坂
幸先坂 〜新緑篇〜
作詞・作曲:椎名林檎
映画「さよなら渓谷」主題歌
出版物

■写真集
LIP(2003年、講談社) ISBN 4061794094
月刊真木よう子(2007年、新潮社)
月刊真木よう子Special(2008年、新潮社)
お龍 真木よう子写真集 (2010年9月、白川青史撮影、日本放送出版協会) ISBN 9784140814352

■脚注
2. a b c 「月刊真木よう子」[要ページ番号]
3. a b c d 2010年10月28日放送「とんねるずのみなさんのおかげでした」のコーナー「新・食わず嫌い王決定戦」出演時に発言[要高次出典]
4. 木俣冬 (2012年6月14日). “「リーガル・ハイ」でも注目の脚本家・古沢良太に「外事警察」堀切園健太郎監督、続編執筆承諾を詰め寄る!”. exciteニュース. 2012年8月29日閲覧。
5. 鎌倉太郎 (2012年3月23日). “タキ、久しぶりやね。”. 鎌倉太郎のプロジェクトB. 2012年8月29日閲覧。
6. 鎌倉太郎 (2008年6月14日). “その不安のせいかなぁ…”. 鎌倉太郎のプロジェクトB. 2012年8月29日閲覧。
7. ただし2003年にオムニバス写真集「LIP」の宣伝を兼ねて、「週刊ヤングマガジン」(2003年46号)にグラビアが掲載された際には、スリーサイズを83-59-83と公表している。
8. 2008年4月7・14日特大号「週刊プレイボーイ」(集英社)62頁
9. a b c d e 2008年6月25日放送「週刊真木よう子」[要高次出典]
10. a b 2013年6月14日放送「A-Studio」より[要高次出典]
11. “椎名林檎×真木よう子、映画「さよなら渓谷」主題歌コラボ”. ナタリー (2013年3月13日). 2013年4月11日閲覧。
12. “真木よう子、椎名林檎とタッグで初CDリリース 映画「さよなら渓谷」主題歌!”. シネマトゥデイ (2013年3月13日). 2013年4月11日閲覧。
13. a b 2010年10月31日放送「お笑いワイドショー マルコポロリ!」より[要高次出典]
14. 2008年4月号「日経エンタテインメント!」(日経BP社)[要ページ番号]
15. “真木よう子、椎名林檎作詞・作曲「幸先坂」でCDデビュー”. ナタリー (2013年4月12日). 2013年4月24日閲覧。

出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」 Text is available under GNU Free Documentation License.