NEWS、増田貴久が長年温めた壮大演出・花魁姿へ1分で変身…20万人動員ツアーで見せた進化 揺るぎない「3人」と「事務所の伝統」25周年に向けた構想も
2025.10.10 04:00
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NEWSが10月7日~9日、横浜アリーナにて「NEWS LIVE TOUR 2025 変身」を開催。ここでは、10月9日公演の様子をレポートする。【※セットリスト記載なし】
NEWS、結成22周年で全国8都市19公演
同公演は、今年結成22周年を迎えたNEWSが、15枚目のアルバム「変身」を掲げ、8月~10月にかけて全国8都市19公演を巡るツアーの横浜公演。「変身」は“これはNEWSの変身物語であり、リスナーの変身体験でもある”というメッセージを核に、NEWSとリスナーの変身体験をテーマにした音楽作品。ライブでもインターバルの映像として流れたが「変身論の特別講義」と題された山寺宏一によるナレーションの3つのトラックも印象深く、様々なアプローチで“変身”を表現した作品になっている。神奈川公演は3日間で総動員数4万5000人を記録、全公演で総動員数約20万人を達成した。幻想的なBGMが流れる会場では、開演前からNEWSコールが沸き起こる。スクリーンに大きく「変身」という文字が映り、3人はポップアップで登場。そのオープニングはライブ演出も担う増田貴久が長年温めていたという構想が実現し、バルーン装飾によって城が出来上がった。フリルシャツときらびやかなジャケットに身を包んだ3人はまるで貴公子のよう。赤フラッグを掲げるジュニア6人(渡辺惟良、上原剣心、高橋奏琉、小山十輝、小久保向一朗、岡橋亮汰/NEWSツアーにジュニアが参加するのは約4年ぶり)を周りに携え、情熱的なラップを繰り広げていた。また壮大な演出はライブの随所にみられ、『希望~Yell~』のトラックをアレンジしメンバー自身が作詞作曲を手掛けた『クローバー』ではこれからの未来への希望を表すかのように全長約13mのバルーンでできた巨大な“大木”がセンターステージに出現。『さくらガール』は桜の花吹雪、『Snow Dance』は雪のように輝くバブルが降り注ぐなど、それぞれ楽曲の世界観に入り込んだような空間となっていた。
NEWS、多様な“変身”で魅了
NEWSといえば増田が手掛ける衣装も魅力の1つ。今回のアルバム収録曲で女性らしい口調が特徴の『ごめんあそばせ』は直前の衣装からものの1分で歌舞伎の女方のような艶やかな花魁姿に“変身”。加藤シゲアキは和傘、増田はキセル、小山慶一郎は手鏡とそれぞれ小道具を巧みに使い、成熟した大人の色気をたっぷりと放出した。さらに、黒シャツにピンクのスーツといった大人なスタイルから、本ツアーのために増田が私物100点以上をコラージュした独創性あふれる三者三様の衣装まで、何でも着こなしてしまうメンバーの変幻自在な姿に圧倒される。“変身”したのは彼らの姿だけでなく、楽曲自体も新しく生まれ変わっていた。代表曲『チャンカパーナ』は6月に全編英語詞でアレンジした『Chankapana(English Version)』をミックスした特別バージョンに。メインビジョンに映し出されるルーレットの表記が『チャンカパーナ』『Chankapana』と交互に変わるたびに彼らの歌うバージョンが変わり、次はどこで変わるのかとワクワクさせる。また、増田の1stソロアルバム『喜怒哀楽』に収録された、加藤の作詞提供曲『おやすみなさい』は増田1人ではなくメンバー3人で歌う本ツアーならではの演出でファンを沸かせていた。
NEWS、25周年に向けての構想&干支コスプレにも言及
中盤のMCでは3年後の25周年について話す場面も。増田が「デビューした時からこんなに変わって続けているグループは日本史上初めてだと思うよ?」と発言すると、小山が「変身です。変化です。それぞれの道」とフォロー。25周年では何をやりたいかと聞かれた小山が「全シングルやっちゃおうよ!」と20周年の東京ドームライブでも行った全シングルパフォーマンスを提案するも、加藤が「やめとこうよもう~。あの時でギリ!ちょうど!表面張力だよ?ギリギリ!終わった後出がらし」と体力的に厳しいと即座にツッコミが入った。また毎年恒例となっている増田の“干支コスプレ”へと話題が移り、25周年の時は申年であることが分かると、小山は「さるめちゃくちゃやりやすいじゃん!」とにっこり。ちなみに残り約2ヶ月後に控える午年のコスプレはもう決めていると増田が話すと、加藤と小山が「ケンタウルスでしょ?」と上半身が人・下半身が馬の形にすると予想し、すぐに当てられてしまった増田が「おい言うなよ…」と落ち込み、加藤から「当たるくらいのことならやるなよ!(笑)」と笑っていた。
NEWS、2つの変わらないこと「3人は船を降りていません」
1曲1曲、独自の世界観を持つ楽曲を華やかな演出と力強い歌声で見事に表現していく3人の姿に、約2時間半の公演中一瞬たりとも目が離せなかった。事前に話題を決めず全く行く先が分からない素をさらけ出したMCは一見、ステージのアイドルとしての姿とはギャップを感じるが、パフォーマンス・MC全てに共通して言えるのはその没入感をもって現実でのストレスや嫌なことを忘れさせてくれる力があるということだ。最後の挨拶で小山は「今までいろんな変化や変わることありましたが揺るぎなく変わっていないことはこの3人は船を降りていません。NEWSの船はこの3人と皆さんと一緒にオールを漕いで進めていきたい」「もう1つ変わらないことはこの事務所の伝統。ジュニアが先輩に憧れる。それを守っていけるように僕らも頑張ります」と宣言した。今回のツアーでさらなる進化という名の“変身”を遂げた3人は、25周年までの約3年、そしてその先の未来も明るいことを信じさせてくれた。(modelpress編集部)
「NEWS LIVE TOUR 2025 変身」横浜アリーナ公演メンバーコメント
小山慶一郎
今回のツアー『変身』は、NEWSとしての新しい表現を皆様にお届けする挑戦でもあります。横浜アリーナという大きなステージで、そのテーマを体現できることを大変光栄に思います。公演を通じて、僕たちの進化を感じ取っていただければ幸いです。加藤シゲアキ
NEWSは22周年を迎えましたが、このタイミングで『変身』と名付けたアルバムとツアーを行うことを、自分たちでも面白く思っています。いくつになってもアイデアひとつで『変身』できることを表現していきたい。今回はそんな私たちの自由さを体現するライブです。僕らはすでに25周年を見据えています。
まだまだ『変身』していくであろうNEWSを想像していただけるよう精いっぱい頑張りますので、どうか温かく見守ってくださると幸いです。
増田貴久
NEWSのコンサートに来てくださってありがとうございます!!!“ありのままで”
そんなメッセージを込めながら沢山の“変身”を試みました!
これからも精一杯頑張ります!
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【Not Sponsored 記事】
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