GENERATIONS・THE RAMPAGE・FANTASTICSら“Jr.EXILE”総勢45人集結 2023年の意気込み語る<Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022>
2023.01.01 20:44
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LDHが主催するイベント『Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022』が、2022年12月31日に有明アリーナにて開催され、「2022年 総集編 LIVE祭!!」と謳う公演に、GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERからなる“Jr.EXILE”総勢45人が集結。2022年に彼らが開催した各ツアーをダイジェストにして披露した。
“Jr.EXILE”総勢45人が集結「Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022」
オープニングアクトには、Z世代に人気の高いガールズパフォーマンスグループ・Girls2や、今年開催されたLDH史上最大級のオーディション『iCON Z 2022 ~Dreams For Children~』でグランプリを獲得した6人組ボーイズグループ・LIL LEAGUE、現在『iCON Z』第二章に挑戦しているメンバーたちも登場。4時間半に及ぶスペシャルライブで大晦日を盛り上げ、2023年にバトンを渡した(ABEMA、ライブビューイングでも同時配信)。DREAM SPARK(オープニングアクト)のステージに先陣を切って現れたのは、『iCON Z』の第二章で切磋琢磨している3グループ。KID PHENOMENONが「C’mon」でZ世代の勢いとスキルの高さを示すと、WOLF HOWL HARMONYはラブバラード「LOVE RED」に繊細な歌声を重ね、THE JET BOY BANGERZはエネルギッシュなダンスと歌声で「RAGING BULL」に闘志を込める。
Girls2は、キュートな恋心を描いた最新曲「Love Genic」を含む3曲を笑顔でパフォーマンス。最後は2023年1月11日にメジャーデビューを控えるLIL LEAGUEが、デビューシングル収録の「Coloring Book」と「Rollah Coaster」を披露し、場内を“LIL SMILE”で染め上げた。
FANTASTICSがトップバッター ヒット曲「Choo Choo TRAIN」も披露
そして、Jr.EXILEの5グループを代表して小森隼、陣、中島颯太、加納嘉将、WEESAがMCを務める中、本編がスタート。5人は各グループの1年を賑やかに振り返ると、「『Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022』開幕!」と叫び、トップバッターのFANTASTICSに繋ぐ。彼らは幕間でもパフォーマンス直後のメンバーにインタビューし、ライブやバラエティ番組で培ったトーク力とお笑い力を存分に発揮していた。2022年に“FANTASTICSがファンの皆さんと一緒に大きな夢へ向かって旅するプロジェクト”として『FAN FAN PROJECT』を始動させた彼らは、今夏開催の『FANTASTICS LIVE TOUR 2022 “FAN FAN HOP”』と今冬開催の『FANTASTICS LIVE TOUR 2022 “FAN FAN STEP”』を有明アリーナのステージに再現。白いつなぎに身を包んだ佐藤大樹が自転車に乗ってステージに現れるところから、ライブは始まった。他のメンバーもコミカルなジェスチャーをしながら現れ、文字の書いてあるキューブを並べて『FAN FAN HOP』のロゴを完成させていく。そんな芝居を取り入れた演出は、初めて単独ライブを行った頃からメンバーたちが大事にしてきたものであり、個人活動においても俳優としての活躍が目覚ましいFANTASTICSならではのオープニングだ。
早着替えした8人は、プロジェクトの一環で、亀田誠治がプロデュースを手掛けた三部作の第1弾楽曲「Summer Bike」を披露。「Drive Me Crazy」や「Play Back」ではテクニカルなダンスパートで魅了する。続けて、ビッグスマイルを輝かせながらジャンプを連発した「Overflow」、豪快なシャウトが響いたロックチューン「ギリギリRide it out」、初期のグループ像を象徴する爽やかな「Flying Fish」と、次々に新たな表情を見せれば、観客の心はFANTASTICSの手の中に。
見事な展開でステージに視線を釘づけにしたところで、八木勇征が「この曲で1つになっていきましょう!」と呼びかけ「Choo Choo TRAIN」が始まった。ZOOからEXILEへ受け継がれ、今年、亀田誠治プロデュースの新アレンジで生まれ変わった同曲は、現役EXILEメンバーの世界と佐藤が中心となって始動したFANTASTICSにピッタリのダンスチューン。EXILEの「Choo Choo TRAIN」では最前列を務めている佐藤から、最後列の世界へとときめきを運ぶロールダンスはもちろんのこと、オリジナルの振付も加わり華やかなステージとなった。
BALLISTIK BOYZ・PSYCHIC FEVER・MA55IVE…続々登場
現在タイに拠点を移して活動中のBALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERは、THE RAMPAGEから派生したヒップホップユニット MA55IVE(LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀)と今夏に開催した『THE SURVIVAL 2022 ~BALLISTIK BOYZ vs MA55IVE~ × PSYCHIC FEVER』を振り返る。“THE SURVIVAL”と言いながらも、実際は仲良くアイデアを出し合って制作したツアーだったそうだが、冒頭で3グループがメインステージを練り歩く様は、まさにバトルの始まりといった雰囲気。MA55IVEは「Determined」で、BALLISTIK BOYZは「ANTI-HERO'S」で、PSYCHIC FEVERは「PSYCHIC FEVER!!」で、その存在感を見せつけた。続くMA55IVEのパートでは、今年11月にリリースした「W.Y.W」や「LIT」で挑発しながらも、「Way Up」で明るい未来にエスコート。PSYCHIC FEVERは「Spark It Up」で一気に加速すると、デビューアルバムのリード曲「Choose One」でJr.EXILEとしての信念を歌い上げる。オーセンティックなヒップホップナンバーもさることながら、ミディアムテンポのウィンターソング「Snow Candy」を担うボーカルの歌唱力もPSYCHIC FEVERの大きな魅力だろう。タイでの武者修行を通して、一段と頼もしくなった彼らに大きな拍手が降り注いだ。
そこに聴き慣れたイントロが舞い込み、一際大きな歓声が上がる。2021年にリリースされ、世界的にも注目されたBALLISTIK BOYZの「Animal」である。「Most Wanted」「Front Burner」「Make U a believer」のメドレーで思うままに客席を煽った7人は、「今日は2022年ラスト、最高の思い出を一緒に作って帰りましょう」(砂田将宏)と語りかけ、タイに出発する前にリリースしたラブソング「ラストダンスにBYE BYE」と、最新エールソング「ドラマチックを残したい」で日本のファンと再び心を近づける。
このブロックの後半には、MA55IVEとBALLISTIK BOYZのラップ担当によるコラボステージや、3グループで「RIDE OR DIE」「Spread the Wings」「PASION」を歌唱する場面もあり、19人がグループの垣根を越えてじゃれ合う姿が大晦日ムードを盛り上げた。
THE RAMPAGE「HiGH&LOW」主題歌・劇中歌披露で会場ヒートアップ
次のブロックには、12月30日にこの有明アリーナのステージで『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2022 “RAY OF LIGHT”』の最終公演を行ったTHE RAMPAGEが登場。本ツアーのオープニングと同様「RAY OF LIGHT」で幕を開けると、メリハリの効いた演出で視線を奪っていく。川村壱馬の「Are you ready? Put your hands up!」の声を合図に突入したのは、5周年を迎えた彼らのデビュー曲「Lightning」。“ガンフィンガー”ダンスが特徴的な「LA FIESTA」や、新たな定番スタイルを確立したラテン調の「Fandango」「HEATWAVE」など、最高に熱い夏を共に駆け抜けたダンスチューンがステージを彩る。さらに、メンバーが多数出演している映画『HiGH&LOW THE WORST X』の主題歌「THE POWER」や、映画『HiGH&LOW THE WORST』の劇中歌「SWAG & PRIDE」、世界的ギタリスト・MIYAVIとの共演が実現した「ROUND UP feat. MIYAVI」など、トピックの多いTHE RAMPAGEの1年を象徴するような重厚感のある楽曲も披露。荒々しく炎が上がる中、説得力のある歌声と、大所帯で魅せるエネルギッシュなダンスがロック魂を体現し、観客を巻き込んでいく。一人ひとりが個人活動で実績を残しながらも、16人でのライブを大切に守り続けた彼らのブレない姿勢が、この10曲に詰まっていた。
ちなみに終演後、MA55IVEとしてもステージに立った山本が話を振られると、前日のライブで話題を呼んだほっぺハート(山本の頬を挟む形で他メンバーがハートを作るポーズ)を再現しようと、与那嶺瑠唯・藤原樹・神谷が山本のほっぺに吸い寄せられる場面も。強気なパフォーマンスとのギャップもまた、彼らが多くの人に愛される理由だろう。
トリはJr.EXILEの長男・GENERATIONS 異彩放つ
トリを務めるのは、2022年11月にデビュー10周年を迎え、12月15日に『GENERATIONS LIVE TOUR 2022 “WONDER SQUARE”』の最終公演を行ったJr.EXILEの長男・GENERATIONS。彼らはパンチの効いたアイデアと怖い者知らずの突破力を持ち、5グループの中でも異彩を放つ存在だ。そんな7人のブロックは、ツアーでも1曲目を飾った「新しい世界」で晴れやかにスタート。アッパーなダンスチューン「AGEHA」ではキャッチーなダンスで会場を揺らし、一際リズミカルに突き上がるフラッグが、彼らの人気と盛り上げ力の高さを伝えていた。軽快なラップが誘った「Make Me Better」からのメドレーでは、疾走感溢れるロックチューン「ヒラヒラ」やEXILEのカバー曲「Together」、片寄涼太の優しく安定した歌声と数原龍友の繊細かつ表情豊かな歌声、赤い傘を用いた演出が印象的な「雨のち晴れ」を歌唱。今年、関口メンディーが主演を務めたドラマ『覆面D』(ABEMA)の主題歌「愛傷」では、歌詞をなぞるようなドラマティックなダンスが、さまざまな苦悩を抱える人々に手を伸ばす。
関口と佐野玲於のラップがリードした「My Turn feat. JP THE WAVY」、片寄の主演映画『午前0時、キスしに来てよ』の主題歌として制作されたラブソング「One in a Million -奇跡の夜に-」、7人の全力パフォーマンスに戦友・町田啓太との絆を感じる「チカラノカギリ」(町田の主演フジテレビ系ドラマ『テッパチ!』主題歌)も、1曲1曲、GENERATIONSがDREAMERS(ファン)と共に残してきた大きな足跡だ。そんな感謝を込めて最後に「DREAMERS」を歌うと、数原は「2022年、本当にありがとうございました。みなさんの夢が叶いますように!」と天を仰いだ。
2023年再始動の三代目JSBからコメント映像も
ライブの後半には、2022年に20周年のメモリアルツアーを廻ったEXILEと、2023年に再始動を控える三代目 J SOUL BROTHERSからのコメント映像も上映された。Jr.EXILEからも続々と嬉しい知らせが届き、メンバーたちはパーティチューンメドレーでラストスパートをかける。FANTASTICSの「CANNONBALL」で豪快にタオルを回し、BALLISTIK BOYZの「SUMMER HYPE」でゆったりと身体を揺らした後は、THE RAMPAGEがカバーする「Jump」でダイナミックにジャンプ。数原の「THE RAMPAGE、ジャンプさせすぎやて!」というツッコミから突入したGENERATIONSのパートは、冠番組『GENERATIONS高校TV』(ABEMA)のテーマソングになっているメンバー紹介曲「PARTY7〜GENEjaNIGHT~」でカオス状態に。自由すぎる7人と、彼らに触発されて暴れ回る後輩たちが生み出す一体感は、今夏に開催されたJr.EXILE総出演のスペシャルライブ『BATTLE OF TOKYO ~TIME 4 Jr.EXILE~』の光景さえも蘇らせた。
2023年の意気込みを発表
最後のMCでは、各グループの代表者が2023年の意気込みを語った。まず、初の単独ツアー『PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 “P.C.F”』の開催を発表したPSYCHIC FEVERは、小波津志が「僕達は結成4年目となる今年にデビューしまして、今度は僕達の夢であった単独ツアーをできるというのが、とてつもなく嬉しいです。来年もPSYCHIC FEVER一丸となって全力で頑張っていきますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします!」と丁寧にコメント。PSYCHIC FEVERと同様、2023年もタイでの活動が続くBALLISTIK BOYZの日高竜太(※「高」は正式には「はしごだか」)は、約2年ぶりの単独ツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2023 “N.E.X.T.”』の開催決定を喜びつつ、「タイで活動するようになってから、ファンのみなさんがいるからこそ、こういった活動ができているんだなとすごく感じるようになりました。そんな日本で待っていてくれるファンのみなさんのために、次のツアーではしっかりとしたパフォーマンスとエンタテインメントを必ず届けたいと思います」と語る。
2023年2月より三部作ツアーの第三弾『FANTASTICS LIVE TOUR 2022 “FAN FAN JUMP”』がスタートするFANTASTICSの八木は、「よりたくさんの人に僕らのパフォーマンスを届けたいですし、1公演1公演大切にして進化して、みなさんに幸せを届けられるグループになりたいと思います」と話した。
2023年2月22日に、原点回帰をテーマとしたアルバム『ROUND & ROUND』をリリース予定のTHE RAMPAGE・川村は、「僕らは2023年に今一度グループが一致団結して、ファンのみなさんに何が伝えたいのか?といったことも改めて精査して、先を見据えながら僕らの“Love Dream Happiness”を伝えていけたらいいのかなと思っています。絶対にみなさんに最高の景色を見せたいと思っているので、2023年もよろしくお願いします」と誠実に伝える。
『GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 “THE BEST”』の開催を発表したGENERATIONSの数原は、「僕らの活動もそうですが、みんながそれぞれ自分達の場所で頑張って、それが集結した時にまた新しいエンタテインメントが繰り広げられると思います。みんな目まぐるしく活動していきますので、置いていかれないように!」と語り、早くも再集結の時を予感させた。
そして「2022年、このライブで全てを出し切り終わりましょう!2023年、最高の形で迎えられればと思います」(数原)と煽り、ラストナンバー「24WORLD」へ。総勢45人のJr.EXILEがステージの各所に散らばり、移動しながら歌い踊る様は実に賑やかで、早くも新年の幕開けを迎えたようなエンディングとなった。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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