高橋みなみの新たな出発 槇原敬之ら11組と豪華タッグ
2016.08.26 04:00
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元AKB48の高橋みなみがファーストソロアルバム「愛してもいいですか?」を10月12日に発売する。今作は2013年4月にリリースしたファーストソロシングル「Jane Doe」(ジェーン・ドー)以来のソロ作品であり、槇原敬之ら11名の豪華アーティストから楽曲提供を受けた。
2016年4月8日に10年在籍したAKB48を卒業し、ソロシンガーとして本格的なキャリアをスタートさせた高橋。2016年3月27日、横浜スタジアムで行われたAKB48卒業コンサートで、今秋にアルバム発売と、3人のアーティストの楽曲提供は発表されていたが、その全貌が明らかとなった。
プロデューサーである秋元康氏の「高橋みなみとつながりのあるアーティスト、本人の才能をより引き出していただけるアーティストに楽曲を提供していただく」というコンセプトのもと制作が進められ、アルバムには全11曲+ボーナストラック計12曲が収録。シンガー、アーティストとして新たなステージに向かう高橋の様々なボーカルの魅力が伝わる、バラエティに富んだ楽曲が詰まった作品となった。
槇原敬之・高見沢俊彦…海外からもカーリー・レイ・ジェプセンが楽曲提供
作家陣は、これまでに発表されていた元プリンセス プリンセスの岸谷香、音楽番組「新堂本兄弟」で共演していた槇原と高見沢俊彦の3名に加えて、高橋と交流のあるOKAMOTO’S、HY、ヒャダインこと前山田健一。そして、テレビ番組で共演しつながりが生まれた、玉置浩二、真島昌利。さらに、高橋が敬愛する中森明菜の楽曲を数々手がけた、来生えつこ、来生たかお、また、90年代に女性ロックシンガーとして人気を集めた榊いずみ(橘いずみ)が参加。また、海外から、カーリー・レイ・ジェプセン、ビリー・スタインバーグ、ジョシュア・アレキサンダーからも共作で楽曲提供が実現。豪華アーティストが集結し、高橋の新たな出発を華やかに彩る。
高橋みなみが豪華タッグで魅せる
アルバムのリード曲、槇原の「カガミヨカガミ」は、高橋のボーカルが映える、切れ味鋭いパワフルなビートのロックナンバー。槇原は、高橋のレコーディング・ディレクションを行い、コーラスでも参加。槇原は、高橋のボーカルに対して「レコーディングで、僕の指示にガッツで応えてくれて言うことなしでした。期待以上でした。歌にかけるやる気を感じましたね。『新堂本兄弟』でコーラスをやってたときから、より一歩メインシンガーに成長したのを感じます。僕は、女性のシンガーで一番いいと思えるのって低音が歌える人なんです。彼女は、下に行くところもちゃんと歌えてかっこいいなと思いました」と賛辞を贈った。ほか、岸谷のキャッチーなガールズポップ「GIRLS TALK」、高見沢による切ない思いが伝わるミッドチューン「愛しくて恋しすぎて」、玉置が手がけたキュートさ溢れるポップチューン「ティンクル」とラインナップ。
OKAMOTO’Sの「夢売る少女じゃいられない」は、ボーカルのオカモトショウ、ギター・オカモトコウキの共作によるグルーヴィーなロックチューン。OKAMOTO’Sも、レコーディングの現場に立会い、急遽、高橋とともにコーラスで参加した。OKAMOTO‘Sの4人は「もう少しキュートなところが出るのかと思いましたが、ここまでかっこよさが出ると思わなかった。難しい譜割がたくさんある中で、完璧に歌ってくれたので楽曲自体の魅力も一段と増しました」(オカモトショウ)、「高橋さんの声と曲がハマっていて最高でした」(オカモトコウキ)、「飛び入りでのコーラスがうまくいってよかったです(笑)」(オカモトレイジ)、「僕らは普段4人一緒にブースで録ることがほとんどないので、5人でコーラスできて面白かったです。高橋さんの歌は、もう完璧です!」(ハマ・オカモト)とコメントし高橋を絶賛した。
真島の「笑顔」は、温かいメロディのアコースティックナンバーで、前山田が手がける「カツ丼 in da house」では、エレクトロニックシティポップという意外性を発揮。来生えつこ(作詞)、来生たかお(作曲)という強力タッグによる「アンバランス」は、切なさと哀愁感が響くスローチューンとなっている。
カーリー・レイ・ジェプセン、ビリー・スタインバーグ、ジョシュア・アレキサンダーによる楽曲(タイトル未定)は、高橋が日本語詞を手がけた爽快なメロディのポップソング。榊の「わたしの証明」はソリッドなロックチューンで、高橋の歌の力強さを印象付ける。そして、HYの「いつか」は名嘉俊(Dr)が手がけた、グルーヴ感溢れるサーフロックテイストのナンバーだ。
ボーナストラック「あの空」は、NHK Eテレ「いじめをノックアウト」いじめを考えるキャンペーンソングとして、「いじめを減らしたい」という空気を広げるために歌詞を募集、全国から集まった1,300の歌詞アイディアをもとに高橋が作詞を担当。優しさに満ちた歌詞とメロディが特徴となっている。
ソロアーティスト・高橋みなみが自信作を語る
今作について、高橋は「このアルバムは、尊敬するアーティストの方々に楽曲を提供していただきました。皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを伝え「まだまだ未熟ですが、今の自分に出来ることを精一杯出し切りました!今までお見せしたことのない高橋みなみの新しい面を、1面ではなく11面お見せします!」とコメント。秋元氏が名付けたタイトルについては「10個ほどタイトル候補を送っていただきましてその1つめにあったのが今回のタイトルの『愛してもいいですか?』です」と紹介し「目に入った瞬間にコレだ!と思いました。意味深なこのタイトルを皆さんはどう受け取ってくれるのか。受け取り手によって読み解く角度が変わるタイトルです」と説明した。
今作を通して「自分でも出会ったことのない自分を感じることができ、まだスタートラインではありますが、今後の歌手活動の道がすこし見えた気がします」と手応えを感じている様子。新たなスタートを切るにあたり「『努力は必ず報われる』この言葉を忘れずに歌手としても走り続けたいと思います」と誓った。(modelpress編集部)
高橋みなみコメント
私の幼い頃からの夢であるソロアーティストとして、初めてのアルバムが完成しました!AKB48に入ってから10年、ソロデビューシングル「Jane Doe」(ジェーン・ドー)から約3年半、ようやくアーティストとしての新たな一歩を踏み出すことが出来ました。
このアルバムは、尊敬するアーティストの方々に楽曲を提供していただきました。皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ未熟ですが、今の自分に出来ることを精一杯出し切りました!今までお見せしたことのない高橋みなみの新しい面を、1面ではなく11面お見せします!
アルバムタイトルは「愛してもいいですか?」プロデューサーである秋元康先生に付けてもらいました。10個ほどタイトル候補を送っていただきましてその1つめにあったのが今回のタイトルの『愛してもいいですか?』です。目に入った瞬間にコレだ!と思いました。意味深なこのタイトルを皆さんはどう受け取ってくれるのか。受け取り手によって読み解く角度が変わるタイトルです。
アイドルとして、たくさんの経験をしてきましたが、レコーディングを通してこれまで自分でも出会ったことのない自分を感じることができ、まだスタートラインではありますが、今後の歌手活動の道がすこし見えた気がします。
「努力は必ず報われる」この言葉を忘れずに歌手としても走り続けたいと思います。
高橋みなみ ファーストソロアルバム「愛してもいいですか?」
2016年10月12日発売【初回限定盤】(CD+DVD)
【通常盤】(CD) UPCH-20425 ¥3,000(税抜)+tax
・収録曲 全12曲収録 曲順未定
1.「カガミヨカガミ」(作詞・作曲:槇原敬之)
2.「GIRLS TALK」(作詞:岸谷 香・木村有里、作曲:岸谷 香)
3.「愛しくて恋しすぎて」(作詞・作曲:高見沢俊彦)
4.「ティンクル」(作詞・作曲:玉置浩二)
5.「夢売る少女じゃいられない」(作詞:オカモトショウ、作曲:オカモトショウ、オカモトコウキ)
6.「笑顔」(作詞・作曲:真島昌利)
7.「カツ丼 in da house」(作詞・作曲:前山田健一)
8.「アンバランス」(作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお)
9.「未定」(作詞・作曲:Carly Rae Jepsen・Billy Steinberg・Joshua Alexander、日本語詞:高橋みなみ)
10.「わたしの証明」(作詞:榊いずみ、作曲:榊いずみ・佐藤亙)
11.「いつか」(作詞・作曲:Shun Naka (HY) )
ボーナストラック.「あの空」(作詞:高橋みなみといじめをなんとかしたい!みなさん、作曲:奥田もとい)
【Not Sponsored 記事】
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