宇多田ヒカル、活動復帰へ

宇多田ヒカル、活動復帰へ

2016.01.20 21:45

2010年8月からアーティスト活動を無期限休止していた宇多田ヒカルが、平成28年度NHK前期連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌を担当することを20日、同局が発表。活動復帰に向けて楽曲制作中であることが明らかとなり、自身もTwitterで制作状況を報告している。


「奇跡のようなタイミング」

制作統括の落合将氏は、「老若男女、どんな立場、どんな境遇にいる方々にも、温かみが届くような作品に、というのが私たちスタッフの願いです」とし、「そんなドラマの主題歌をお願いしたい方は、国民的アーティストである宇多田ヒカルさんしかありえませんでした」とコメント。

「彼女の奇跡ともいえるのびやかな歌声を、半年間毎朝、視聴者の方々に届けることができたら。その歌声は、毎日命を削って懸命に生き抜いている沢山の人々のあしもとに、小さな灯をともしていってくれると思いました。そして、そうしたドラマを届けることが、今回我々が目指していることではないだろうか、とも」とオファーに至った経緯を説明。

「復帰宣言すらしていない彼女にオファーするのは大変勇気がいりました」と言い、「奇跡のようなタイミングでお引き受け頂き、喜びで胸が一杯です」と心境を明かしている。

宇多田が同局に楽曲提供をするのは2006年、「みんなのうた」に「ぼくはくま」を提供以来でNHKドラマでは初の書き下ろしに。現在制作中であり、楽曲名は未定。

主演・高畑充希「アゴが外れるかと」

高畑充希/連続テレビ小説「とと姉ちゃん」出演者発表会見より(C)モデルプレス
高畑充希/連続テレビ小説「とと姉ちゃん」出演者発表会見より(C)モデルプレス
宇多田も同日、Twitterを更新し「今、ちょうど曲の真ん中辺りの歌詞残り一行を絞り出そうとしているところ」と着々と制作が進んでいることを報告している。

同作は、戦後100万部近い販売数で一世を風靡した生活総合誌「暮しの手帖」の大橋鎮子、花森安治ら創業者たちの軌跡をモチーフに、西田征史氏が脚本を担当。昭和の時代を生きる“父親代わりの長女”常子が、「当たり前の暮らしがいかに大切か」という生前の父の教えを胸に、2人の妹と母を守って奮闘する姿を、自然豊かな繊維の町、静岡県・遠州を舞台に描いていく。

主演を務める女優の高畑充希も、宇多田のツイートを引用リツイートし、「すごいこと、すごいこと 聞いた時はアゴが外れるかと思いました めちゃくちゃ嬉しいです、お楽しみに」と喜びをいっぱいに表現している。

同作は、4月4日(月)~2016年10月1日(土)、全156回放送。

育児奮闘中

宇多田は2014年2月、8歳下のイタリア人バーテンダーの男性と結婚。昨年7月に第1子男児を出産し、Twitterでは育児に奮闘する日々をつづっていた。(modelpress編集部)
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