

【ユニクロ×特別インタビュー】洋服は“着る”だけじゃない。子どもの成長を支える「服育」体験とは?
2025.09.29 11:00
提供:ママスタ☆セレクト

「早く着替えて!」とつい言ってしまう朝の支度時間。でもその時間は、子どもが“自分で考えて決める力”を育むチャンスかもしれません。
ユニクロが展開する「はじめてのコーディネート体験(MY FIRST OUTFIT)」は、子どもが親から離れて自分の服を選び、コーディネートを考え、最後はランウェイでお披露目する特別な体験型サービスです。親にとっても「こんな服を選ぶんだ!」「こんな表情をするんだ!」と、子どもの新しい一面に気づく機会に。
今回は東京・ユニクロ 五反田TOC店での開催を取材し、ユニクロ ジャパンマーケティング部部長の古宿瑠美さんに、この取り組みに込めた想いや印象的なエピソードを伺いました。
「体験を通じて成長を感じてほしい」

古宿瑠美さん(以下、古宿さん):もともとこのサービスは2017年にスタートしました。お買い物や商品の購入だけでなく、洋服を通じて子どもが“自分で選ぶ体験”である「服育」を通して、自立心を育てられる場をつくりたいという思いがあったんです。一時期はコロナの影響でお休みしていましたが、再開を望む親御さんの声が多く、今は複数の店舗で開催しています。
── 実際に参加された方の反応はいかがですか?
古宿さん:本当にポジティブな声が多いですね。たとえば、「普段は選ばないような服を選んで驚いた」という方や、「やっぱり好きな色を真っ先に選ぶんだな」と新たな発見があったという声もいただきます。親御さんも “知っているつもりのわが子の新しい一面”に気づける時間になっているようです。
──どの店舗でも体験できますか?
古宿さん:都内では、ユニクロ 五反田TOC店で繁忙期を除く毎週土曜日に開催しており、他店舗でも不定期で開催しています。お子様が親元を離れ、スタッフがサポートしながら体験いただけます。これまではあまり大きく告知をしていなかったのですが、今後はもっと多くの方に知っていただけるようにしていきたいですね。所要時間は30~40分程度で、気軽にご参加いただけます。
悩んで考えて決める体験が成長のきっかけに

古宿さん:普段はパパやママと一緒に洋服を選ぶ子も多いですよね。このサービスでは、そんな子どもたちが“自分で選ぶ”ことに挑戦します。どの服がいいのか悩んで考えて、決める。その一つひとつの体験が、子どもの自信や考える力を育てるきっかけになるはずです。親御さんにとっても、「こんな服を選ぶんだ!」と新しい発見になったり、成長をそっと応援できたりする時間になれば嬉しいですね。
──印象に残った出来事はありましたか?
古宿さん:2017年の初開催に参加したお兄ちゃんが、今では中学生になって妹さんの「はじめてのコーディネート体験(MY FIRST OUTFIT)」に付き添いで来てくれていたんです。家族の中に体験がしっかり記憶として残っていて、本当に嬉しい瞬間でした。
「ユニクロに行くと楽しい体験ができる」というイメージを持ってもらえることが、私たちの願いです。小さい頃から着心地やブランドに親しみ、ユニクロが“思い出の場所”になったら嬉しいですね。
── ユニクロの「LifeWear」の理念と、この「服育」はどうつながっているのでしょう?

最近注目されている「非認知能力」は、数字で測れない力のこと。自分で考えて選ぶ力や達成感、表現力や自己肯定感もそのひとつです。このサービスを通じて、そうした力を自然に育む時間を親子で楽しんでほしいと思っています。
親子で楽しめる「UTme!」や学校でのサステナビリティ授業も
── 他にも子どもが楽しめる体験サービスはありますか?
古宿さん:「UTme!(ユーティーミー)」という、イラストやスタンプを使って自分だけのオリジナルTシャツをつくれるサービスもあります。お子さんだけでなく大人の方も楽しめるので、親子で一緒につくる方も多いんですよ。

さらに、ユニクロでは学校でのサステナビリティ教育にも力を入れています。服のリサイクルについて学ぶなど、実際に不要になった服を仕分けして必要な人に届ける体験をしてもらっています。全国の学校に募集を出していて、先日、私も講師として授業を行ってきましたが、本当に盛り上がっていましたね。これからも洋服を通して学びや感性を育む取り組みを広げていけたらと思います。
(編集後記)
2017年からスタートした「はじめてのコーディネート体験(MY FIRST OUTFIT)」は、子どもたちにとって“買い物”以上の特別な記憶となり、家族の思い出としても長く残っていく取り組みだと感じました。また、ユニクロのサステナビリティ教育などの活動は、服を通して世の中を知るきっかけとなり、子どもたちの成長につながっていきそうですね。
取材、文・長瀬由利子 編集、撮影・編集部
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