

<毒親が葛藤?>一人で遊ぶわが子に「だから友だちができないんだよ」と言ってしまう。嫌気がさす…
2025.08.31 21:15
提供:ママスタ☆セレクト

ママたちは、子どもの友だちの数が気になりますか? 投稿者さんのお子さんには友だちが少ないようで、投稿者さんはヤキモキしているようです。
『友だちが増えないわが子にイライラする。もう6年生なのに、放課後に遊べる友だちは保育園から仲がよかった子たった1人だけ。友だちが増えないのは一緒にいてもつまらないと思われているからでしょう? 自分からは誘わないし、誰かと誰かが仲よくしていたら遠慮して近づかない。意地悪はしないけれど、面白味もないのだろうな』
遊びに誘われることもほとんどなく、休日はいつも家にいる。そのようなわが子の姿を見ると、「うちの子、魅力がないのかな?」「他の子はたくさん友だちがいるのに……」と、つい周囲と比べてしまう気持ちが湧き上がるのかもしれません。自分から積極的に誘うこともしないし、誰かと誰かが仲よさそうにしていれば遠慮して引いてしまう。そのような姿勢にもどかしさを感じる投稿者さんは「だから友だちができないんだよ」と口にしてしまうこともあるとのこと。
でもそういった言葉が子どもの自己肯定感を下げてしまっているかもしれないと、ふと我に返ることもあるそう。そうわかっていても、止められない。投稿者さんは自分自身のそんな姿勢にも嫌気が差しているようです。
友だちの数=人間性ではない
「友だちが多い=魅力的」とは限りません。なかには「一人でも平気」「特定の親しい人とだけ深く関わりたい」というタイプもいます。
『友だちは一人でいい子もいれば、たくさん欲しい子もいる。個性でしょう』
『保育園からずっと続く仲があるだけで、十分じゃない? 誰からも好かれる明るい子どもを理想にしているのかもしれないけれど、毎日学校に通っているだけで偉いよ』
『友だちや知り合いが多いほど優れていると思っている人っているよね。質より量のタイプ。そういう人は何十年とつき合う親友と呼べる人がいない』
友だちがたくさんいることが正解のように見えてしまうのは、親自身が「人と広くうまくつき合えること」を理想としているからかもしれません。でもそれはあくまで大人の価値観。子どもはまた違う感性で人と接しているのです。
「なぜ?」の問いが子どもを傷つける
「どうして誰とも遊ばないの?」「なぜ誘わないの?」との言葉は、心配しているからこそ出てくる言葉なのでしょう。でも子どもからすると、責められているとしか感じられません。「私は毒親の自覚がある。過干渉で、毎日昼休みのことを聞いたり、登校前にあれこれ指示したりしてしまう。結局、自分の理想を子どもに押しつけている」と投稿者さんも苦しんでいるよう。このように語るママの本音には、「こうあってほしい」「自信をもって生きてほしい」という願いが込められています。でも現状を否定されるような言葉が先に立てば、子どもはどんどん自信を失い、積極的になることが怖くなってしまいます。
本人が困っていないなら、それでいい
実際に、同じような悩みをもつ親たちからは「本人が困っていないならそれでいい」という意見は少なくありませんでした。
『イライラはしないけれど心配にはなる。ただ本人が「そんなに友だちはいらない」と思っているのなら構わない』
『うちの6年生の上の子が似たようなものだよ。下はしょっちゅう友だちと遊んでいる。心配して言いたくなる気持ちもわかるけれど、自分が言われたらツラくない? 本人が悩んでいないなら大丈夫だよ』
『子どもは何をしているときが楽しいの? 親も共有してあげたら、人とつながるキッカケが見つかるかもよ。うちは絵を書くのとパソコンでゲームを作るのが好きで、それがキッカケで友だちと会話が盛り上がることもあるみたい』
子どもの日常に孤独感がないのであれば、親が勝手に「かわいそう」と思い込む必要はないのかもしれません。放課後や休日を家でゆっくり過ごす子どもも、それはそれで心地よく過ごしているのです。
ママの寛容さが、子どもの心を育てる
『ママに「友だちは少なくてもいいじゃん」、くらいの寛容さがあるのとないのとで本人の気持ちが違う』
『責めるような内容じゃなく、もっと親子でいろいろな会話をしてあげて。家族の会話からコミュ力が育つのだよ』
子どもの社会性やコミュニケーション力は、学校だけで育つものではありません。家族との日常的な会話がその基礎になります。「今日は何を話したの?」「どんなことが楽しかった?」と、否定せずに聞くだけで、子どもは「自分は大事にされている」と感じられるのではないでしょうか。
一人の人として尊重する姿勢
もう6年生ともなれば、子どもも立派な個人。小さな子どものように、親の言葉を素直に受け取るだけの時期は過ぎつつあります。
『もう6年生なら、反抗期が始まるよ。「自分の好きにできる子ども」じゃなく「一人の他人」として接するべき』
『子ども自身の人生なのだから自分で切り開いて、自分の足で歩いていくべき。親がどうこう煩く言うと自分で何も決められない子になっちゃうよ』
子どもの人生は、親の理想通りに進むものではありません。それでも信じて見守ってもらえると、子どもは安心して自分らしく育っていけるのではないでしょうか。
焦らず、信じて待つという愛情
友だちが少ない、積極的じゃない、自信がなさそう……そのような子どもの姿を見て、つい不安になるのは、ママとして自然な感情なのかもしれません。でもだからこそ、少し立ち止まって考えてみてください。子どもが本当に困っているのか。親の「こうあってほしい」という期待が先走っているだけではないか。
友だちはたくさんいなくてもいいのではないのでしょうか。自分のペースで関係を築いていければ、それで十分。親にできるのは「大丈夫だよ」「あなたはそのままでいい」と伝え続けること。焦らなくても、信じて待っていれば、子どもはちゃんと自分の世界を広げていきます。そしてそのとき、誰よりも安心できる帰る場所が親であるように……その思いを大切にしていきたいものです。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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