＜実質ホラー＞個性派ママ・ボスママ・不倫ママにまつわる怖い話がドラマみたい

子どもが大きくなるにつれ、いろいろなママに出会うことがあります。それほど親しくない関係、挨拶をする程度の関係であっても、だんだんと相手の本性が見えてきて、「このママ、なんだか怖い！」と感じることもあるようです。ママスタコミュニティにはそんな体験を寄せてくれたママがいました。

『口を開けば他人の悪口、他人の噂ばかり流しているママがいる。けれど不思議なことに誰からも避けられてない』
人の悪口を言うばかりの人なのに、なぜか「好かれるキャラ」を貫いているママ。投稿者さんは不思議に思っているようですが、そのうち地殻変動が起こるかもしれません。

噂好きのママ・嘘つきママなど、困ったママはあちこちに

ママスタコミュニティの中にも、他のママとの間で、恐ろしい体験をしたママたちがいました。影口、おべんちゃら、仲間外れ……。十分に大人であるはずのママたちのなかにも、隠れたところで、いろいろなトラブルがあるようです。
『根掘り葉掘り人に聞きまくり、その情報を横流しにするママ』
『大勢でランチ行くと「まとめて払うから」と集金し、レジでポイントを独り占め。もらったサービス券も独り占めする』
『ありえない嘘をつく人がいる。初めは信じていた人もつき合っていくうちに嘘がわかる。周りがそれで離れていっても、平気な顔して嘘をつき続けてる』
世の中には強烈な個性を持つママたちがいるようです。これがママ自身の友だちであれば、反論したり、意見したり、ときには疎遠になることもできますが、厄介なのは「子どもを介して」の関係だということでしょう。関係が壊れたことで子どもが被害をあったら……と思うとなかなか行動に移せないようです。

脅威のボスママと取り巻きたち

グループができると自然にボスが生まれます。ボスママの周りには、ボスママの子どもを褒めちぎる取り巻きのママたちがずらり。ボスママにわが子の悪口を言われたらたまりませんからね。
『入園したてのとき「誰も友だちいないので友だちになってください」と話しかけられ、その後も「クラスで話せるのは○○さんだけです」と言ってくる人がいた。でも数カ月もすると彼女に知り合いは増えていて、クラスの中心に。いつのまにかサバサバ系ママになってびっくり』
『おとなしそうに見えるママが、幼いころからお父さんの仕事で色んな国に住んだ帰国子女だと知って、ママたちが群がるように。そのママではなく、周りのママたちが怖い』
本人も気づかないうちにボスママに祭り上げられることもあるようです。もしかしたら「ボスママ」というのは自分からなるものではなく、周りのママたちがつくるものなのかもしれませんね。必要以上におべんちゃらを言って持ち上げたり、取り入ったり……。そこまで褒める？　と思うようなママもいます。

不倫中のママを目撃……

結婚しているにもかかわらず、他の男性と恋愛関係を持ってしまうママもいるようです。
『知り合いのママ友、不倫してその不倫相手と再婚するために、子どもと旦那さん捨てて離婚した』
『学校の先生と不倫しているママ。エスカレーターで手を繋いでいるのを都心の地下鉄で見かけて凍りつきました』
なんと、不倫の現場を目撃してしまったというママもいます。しかもその相手は自分も知っている学校の先生。それはそれは驚いたことでしょう。とはいえ、この事実を誰かに口外することもできません。モヤモヤが募って仕方なかったことでしょうね。

学校の先生をも巻き込むママ

『自分の子が不利になると、とにかく学校や担任に告げ口するママ。負けず嫌いで、絶対に勝たないと気がすまないらしい』
『通学班で遅刻して来た子のママが「置いて行かれた」と学校に苦情を入れたせいで息子が先生に叱られた』
この報告には「息子さんが可哀想。先生に経緯を説明しておいた方がいいよ。そういう保護者はまた言ってくるから」とアドバイスを寄せたママもいます。出発時間を守り、責任を果たそうとした息子さんが叱られるとは理不尽な話ですものね。

今回のママたちのコメントを読む限り、不思議で変わったママたちは、子どもたちの遊び場、園、学校……とあらゆるところに出没するようです。そんなママとは距離をおきたい、と誰もが思うでしょうが、状況によっては避けられないこともあるようです。そんな相手とは「あいさつ」だけの関係に徹するのが賢明かもしれません。相手の本性を見極めて深入りしない。それがもっとも無難な付き合い方といえそうです。

文・岡さきの　編集・すずらん　イラスト・マメ美