

遺影と子どもの写真が同じ部屋にある実家。亡くなった人の隣だから少し嫌だけど、気にしすぎかな?
2022.10.27 12:35
提供:ママスタ☆セレクト

感染症の影響で頻繁に孫の顔を見せに実家や義実家に行きにくくなっている昨今。孫の存在を身近に感じられるように孫の写真を飾っている家も少なくないでしょう。そんな中、ママスタコミュニティでは「遺影が置いてある部屋に、子どもの写真も置くことについて」と題してこんな投稿がありました。どうやら投稿者さんの実家の話です。
『なんか気持ち悪くて場所を変えてもらいました。実家からしたら孫の写真になります。なんか嫌じゃないですか? 私の気にしすぎなだけかな? インテリア風に飾るというより遺影は黒縁で私の子どもの写真は金色の縁の額縁に入れてあるんですが、なんか……。皆さんの意見を聞かせてください』
投稿者さんの実家の部屋に遺影の1メートルほど距離を空けた隣に投稿者さんのお子さんの写真を飾ってあったそうです。この状況を見て「なんとなく気持ち悪い」と感じて、子どもの写真の置き場所を変えてもらったのだとか。遺影の故人が誰なのかは明記されていませんでしたが、何よりも「亡くなった人の写真の隣に自分の子どもの写真がある」という状態に拒否反応を示してしまった様子。投稿者さんの考えに対してママたちからはどのような意見が寄せられたのでしょうか。
遺影の隣にピッタリくっついているなら嫌かも。離れていたらそんなに気にならないのでは?
『私は嫌じゃないけどその感覚も理解できるから嫌だって気持ちを伝えるのはOKだと思う』
『家庭環境によるけど実家には仏間があり「故人は仏間で眠る」という感覚。リビングに仏壇がある家なら気にしないけどそうじゃないなら故人と同列の扱いはいい気はしないよ』
『古い家とかにある、いかにも仏間で遺影がずらずら並べてあるような部屋に同じように孫の写真があるってことなら嫌』
投稿者さんと同じように遺影の隣に子どもの写真が置いてあることに苦手意識を持つママたちがいました。人によっては、遺影は昔ながらのおうちによくあるような、仏壇を置いて故人を偲ぶための仏間に置いてあるイメージがありますよね。そのためたとえ投稿者さんの実家に仏間がなくても、遺影がある部屋というのは故人が眠るための場所という認識を持つ人が多いのは不思議なことではないでしょう。投稿者さんが感じる気持ち悪さとは、元気にスクスク育とうとしている子どもと故人を同列に扱われている気分になってしまったからかもしれませんね。
『遠い親戚に数十年ぶりに行きました。お線香あげようとしたら子どもの写真。「お亡くなりになっている?」と思ったら実際に亡くなっていた、っていうのが旦那方の親戚にお邪魔したときにあった。旦那も聞いていなかったらしく戸惑っていた。生きていたら胸を撫で下ろせたと思うけど何とも言えない気持ちになった。生きているならちょっとやめてほしいかな』
仏壇に亡くなったお子さんの写真が置いてあり、亡くなったことを知らずに写真を見て戸惑ってしまったという実体験も寄せられていました。投稿者さんの実家にお邪魔をするお客さんが置いてある写真を目にしたとき「お孫さん亡くなったの?」と心配する気持ちにさせてしまうこともあるかもしれません。遺影と子どもの写真を同じ部屋に置くということは、家族間の心理的な問題だけでなく、来客に勘違いさせてしまう可能性もあるかもしれません。
全然気にしないよ!実際にうちの実家や祖父母の家もそんな感じ
『おばあちゃん家のひいおばあちゃん、ひいおじいちゃん、おばあちゃんの子ども(亡くなってる)が北に飾ってあって北じゃない所に私と兄弟の子どもの頃の写真、私の子どもの写真が飾ってあった。自分の写真が小さい頃から飾ってあったから特に気にしなかったな』
『家を建て替えて事情によりリビングに仏壇がある家なので遺影と家族写真が普通に飾ってあるよ。別に嫌な気分じゃないな。知らない人間の遺影じゃないし』
実際に投稿者さんのようなケースもちらほら。実家やママの祖父母の家では、故人の遺影とママ自身の写真、そしてママの子どもの写真を同じ部屋に飾っているという人もいました。そんなママたちは特に気にしたことがなく、「他人の遺影でもないし、みんな家族なんだから問題ないのでは?」という感覚のようです。投稿者さんのご両親からすると、故人もお子さんも同じように大事な家族だからこそ写真を飾っているのでしょう。そう考えると気持ち悪さを感じる必要もないのではないでしょうか。
『遺影が置いてある部屋って生者と死者を空間で分ける? 亡くなっても死者を側に感じたいから遺影って残すものじゃないのかな』
また遺影に対する投稿者さんの拒否反応に対しては「生きているか亡くなっているかの区別よりも、大事な人の写真だということが大事なのでは?」という意見もありました。亡くなっている人の写真を飾る部屋、生きている人の写真を飾る部屋と、部屋ごとに意味や飾るべき写真を振り分ける必要はないのかもしれません。そう考えると投稿者さんは亡くなっている人と生きている人という区別をつけすぎているのかもしれません。
遺影=不吉じゃない!故人に孫を見せてあげたいのでは?
『大切な人の写真を一番いいところに飾っているだけとしか思わない』
『亡くなった義父の写真、うちの子と写ってる写真も置いてるよ。位牌の隣に。仲良しだったし義父も何だか嬉しそうだよ(笑)』
『「孫を見せてあげたい」って意味じゃない?』
『あなたが亡くなった後、子どもや孫の写真とは同じ部屋にいたくないかな? 気持ち悪いから一人でいる方がいいかな?』
家に遺影を飾るくらいですから、その故人は投稿者さんのご実家ではとても大事な存在だということがうかがえます。そんな故人と同じ部屋に孫の写真を飾っているということは、「故人に孫を見せてあげたい」「実際には会えないけど写真を通して一緒に過ごさせてあげたい」という気持ちがあるからではないでしょうか。亡くなった義父の位牌の隣に子どもの写真を置いているというママのコメントには「義父も嬉しそうな気がする」とあって、なんだかあたたかい気持ちになれますね。また自分が故人の立場に立ってみると、可愛い孫やひ孫の写真と同じ部屋に飾られたらきっと嬉しいのでは? という意見も。
遺影と子どもの写真が同じ部屋にあるのが嫌で置き場所を変えてもらったという投稿者さん。しかしご両親の考えを掘り下げてみると、そこには不気味で気持ち悪い感覚はなく、家族愛に満ちていることがわかるのではないでしょうか。
文・AKI 編集・木村亜希 イラスト・Ponko
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