【2022年春】読者が「最もハマっている韓国ドラマ」ランキングを発表＜1位～10位＞

読者が選ぶ「最もハマっている韓国ドラマ」トップ10＜2022年春編＞

1位：「二十五、二十一」（209票）
2位：「社内お見合い」（203票）
3位：「サウンドトラック＃1」（57票）
4位：「気象庁の人々：社内恋愛は予測不能？！」（44票）
5位：「39歳」（25票）
6位：「女神降臨」（16票）
7位：「愛の不時着」（9票）
8位：「影美女」（8票）
9位：「太陽の末裔 Love Under The Sun」（7票）
10位：「その年、私たちは」（6票）

回答数：729件
投票期間：4月5日～4月10日

1位：二十五、二十一

1位は、1998年という時代を背景に、若者たちのジレンマと成長を描いた「二十五、二十一」。同作は本国で毎回好視聴率を記録し、同期間に放送されたドラマの中で話題性もトップ。BTSのメンバーを始め多くの著名人もハマっていることを公言し、日本でも傑作ドラマとの声が多く上がった。

フェンシング選手への夢を必死に追いかける女子高生ヒドをキム・テリが、父親が破産し始めたバイトをきっかけに、ヒドと出会う4つ年上の青年イジンをナム・ジュヒョクが好演。

IMF経済危機に夢を奪われたイジンが、必死に夢を追うヒドと出会い、お互いに幸せを知っていく青春の数年間を鮮やかに描き出す。90年代風のレトロな演出や、美しい映像、胸に刺さるセリフの数々で多くの人を魅了した。

＜読者の好きなシーン＞

「2話の最後、学校の水道で噴水を作って水浸しになるシーン」
「4話の最後の“グリーンライト点灯”」
「5人で行った修学旅行の海のシーン、花火を見てる時のイジンの頭コツン」
「橋の上でイジンがヒドに愛を伝えるシーン」
「ヒドとユリムがフェンシングの国際試合で対戦するシーン」

＜読者のコメント＞

「ドラマの時代背景や出てくるものなど、ノスタルジーな感性が心に響く。イジンやヒドの前向きな姿に感動し2人の関係に胸が高鳴ります」
「過去の思い出だと初めから分かっているので、ずっと切ない雰囲気が漂い、それが青春のキラキラ感をより際立てて、物語に没入させられたから」
「ヒドとイジンがお互いに切なすぎる恋慕を抱えながらも全力で若い時間を駆けていく姿が胸に迫ってきました。バブル崩壊の時に青春を過ごした自身の過去と重ね合わせたのかもしれません」
「演出、映像、脚本、俳優陣の見事すぎる演技全てが完璧なドラマ！！」
「青春のキラキラ感とか無謀さとか、全てひっくるめた儚さが、俳優たちの見事な演技力で表現されていた。最終話から1週間ほど経つが未だに立ち直れないほどです」

2位：社内お見合い

2位は大人気ウェブコミックが原作の「社内お見合い」。主人公ハリが友人の身代わりで挑んだお見合い相手が、 自分の会社のCEOだったことから始まる胸キュンドタバタラブコメディだ。

ルックスも頭脳も完璧なCEOと、身分を隠したまま偽造恋愛をすることになってしまった金欠平社員・ハリの運命は…。

キム・セジョン＆アン・ヒョソプの、原作漫画から飛び出してきたようなルックス、ラブコメファン大満足のキュート＆ホットなシーンの数々が話題に。

ハリの友人ヨンソ（ソル・イナ）と、テムの秘書ソンフン（キム・ミンギュ）のサブカップルも視聴者を熱狂させた。

＜読者の好きなシーン＞

「テムとハリが周りの人にバレないように2人で頑張ってるところが全部かわいいです」
「テムとハリのブランコのキスシーン」
「雨からテムを必死に守るハリのデートシーン」
「サブカップルの一目惚れシーンがお花畑で可愛すぎる」
「ソンフンとヨンソのメガネ外しキスシーン！」

＜読者のコメント＞

「憂鬱な気分を吹っ飛ばしてくれる王道ラブコメ！テンポも良くて全然飽きません」
「毎回ドキドキハラハラ＆爆笑（笑）！2組のカップルのケミが最高です」
「アン・ヒョソプ＆キム・セジョンが本当に漫画から出てきたみたいでキャラが立ってて面白い！」
「サブカップルがラブラブで最高です。キム・ミンギュに一目惚れしました」
「暗いニュースが多い中で、何も考えずに観られてキュンキュンできるのが良かったです！」

3位：サウンドトラック＃1

3位は、13日に最終回を迎えたばかりの「サウンドトラック＃1」。ハン・ソヒ演じる作詞家のウンスと、パク・ヒョンシク演じるカメラマンのソヌを主人公に、4話を通して描かれるミュージックロマンスだ。

“片思いの曲”を作るため、2週間一つ屋根の下で生活することになった19年来の親友の2人。友情と恋の狭間で揺れ動く気持ちを、 「ヴィンチェンツォ」のキム・ヒウォン監督が“音楽”を通して描き出していく。

今最も勢いに乗る「わかっていても」「マイネーム: 偽りと復讐」のハン・ソヒと、昨年除隊し増々魅力が高まるZE:Aのパク・ヒョンシクという豪華共演も話題に。

＜読者の好きなシーン＞

「片想いのウンスに抱きつかれてとまどうソヌ」
「雨の中で泣いているウンスをみつめるシーン」
「ウンスが酔っぱらって寝てしまい、ソヌと腕枕状態のまま朝を迎えるシーン」
「ソヌが入隊する時に想いがあふれてウンスを抱きしめるところ」

＜読者のコメント＞

「4話という短い時間にギュッと詰まった深く切ない恋心に胸がつまります」
「俳優のケミ、演技、映像美、すべて文句のつけようがないほど素敵なドラマ」
「美しい主演俳優2人が織りなす友情、片想いの切なさの世界観が心に沁みる」
「主演の2人の表情がとても自然で、切なさやもどかしさがよく伝わってくる。OSTと相まって感情移入してしまう素敵な作品です」

4位：気象庁の人々：社内恋愛は予測不能？！

「キム秘書はいったい、なぜ？」のパク・ミニョンと「わかっていても」のソン・ガン、ラブコメの名手が共演した“社内恋愛”ドラマ。

過去の経験から二度と職場恋愛はしないと誓ったハギョン（パク・ミニョン）だが、新しくチームに入った少し変わり者だけれど魅力的な部下シウ（ソン・ガン）と再び社内恋愛することに？

ライジングスター俳優ソン・ガンが、“子犬系年下男子”という新たな沼を開拓。クセの強い気象庁の人々が、天気とも人生とも闘うヒューマンドラマとしても楽しめる。

＜読者の好きなシーン＞

「ハギョンの家で、2人が朝日を眺めるシーン」
「シウとハギョンが2人肩を寄せあって本を読んでいるシーン」
「最終回の初雪が降る中でのハギョンとシウのシーン」
「ユン・バク演じるハン・ギジュンがやらかすシーン全部ツボでした（笑）」

＜読者のコメント＞

「気象庁が舞台というのも面白いし、物語に天気予報や天気用語を織り交ぜて恋愛や仕事に奮闘する人々が描かれていてとても素敵な演出でした」
「パク・ミニョン、ソン・ガンの組み合わせは最高すぎたし、キュンキュンするし、求めているシーンが全て詰め込んであったドラマだった！」
「ソン・ガンの爽やかさとパク・ミニョンのキャリアウーマンのような凛とした雰囲気が合わさった2人のキュートな恋物語に夢中になる」
「秘密の社内恋愛にドキドキします！」

5位：39歳

40代を目前に控えた親友3人組の友情と恋愛、そして人生を深く掘り下げる、現実的な恋愛ヒューマンドラマ。

「愛の不時着」のソン・イェジンが主演。高校生の頃仲良くなった、チャ・ミジョ（ソン・イェジン）、チョン・チャンヨン（チョン・ミド）、チャン・ジュヒ（キム・ジヒョン）の3人は、どんなときも一緒に乗り越えてきた大親友。

しかし39歳になった彼女たちの人生に暗雲が垂れ込め始めたことで、3人はそれぞれ別々の道を歩く覚悟を迫られる。

＜読者の好きなシーン＞

「ジンソクに病気を告げるシーン。泣きました。」
「3人が、屈託なく笑ってる場面が安心して観られて好きです」
「家族・友だち・愛する人たちが集まって、チャンヨンが短かったけど最高の人生だったと話す場面」
「3人で植物園に行くシーン」

＜読者のコメント＞

「悲しいけれど愛に溢れてた」
「自分が39歳になる時、こんな周りの人に恵まれていればいいなと思うから」
「独立した大人の39歳という分岐点に立つ3人の友情の濃さが、1人の病をきっかけにより深まっていく過程、恋愛はサブストリーとして描かれている点、女性としてとても共感できるところ」
「女性3人の友情と死と向き合う切ない感情。そして其々の恋愛事情。色んな場面で共感できる」

6位：女神降臨

大ヒットウェブ漫画を実写化。地味でさえない容姿を理由にいじめられていた主人公・ジュギョン（ムン・ガヨン）が、特殊メイク並のメイク技術を身につけ人気美人インフルエンサーに。そんな彼女と2人のイケメンの三角関係を描く。

人気スター俳優チャ・ウヌ（ASTRO）はもちろん、ムン・ガヨン、ファン・イニョプの原作にも優るビジュアルが話題に。漫画から飛び出てきたようなヒロインとイケメンが巻き起こす胸キュン必至のシーンもみどころ。

＜読者のコメント＞

「コメディー要素もあれば色々考えさせられるシーンなどもありとても面白い」
「私も外見でいじめられて辛かったけどメイクでこんなにかわれるんだ！って思えたり勇気をくれてすごく面白いから」
「恋愛ドラマではあるけど男と女のそれぞれの友情だったりがあって、笑って泣ける素敵なドラマだと思ったから」
「漫画の登場人物にそっくりなキャストさんたちが見せるゆかいでとても楽しめるドラマです！原作とはひと味ちがうけど、また新しく楽しむことができます！」

7位：愛の不時着

2020年の放送後、主演のソン・イェジンとヒョンビンが熱愛を認め、遂に今年3月に結婚。現実がフィクションを超えたとも話題の「愛の不時着」が堂々ランクイン。

韓国の敏腕女社長ユン・セリ（ソン・イェジン）は、不慮のパラグライダー事故で北朝鮮に不時着し、現地の軍人リ・ジョンヒョク（ヒョンビン）に助けられる。韓国、北朝鮮、スイスを巡る壮大なラブストーリー。

＜読者のコメント＞

「お互いを守り合うという、今の世の中にピッタリの対等な男女の関係性、自分のことより相手を先に考える思いやりが素晴らしいところです」
「運命の男女が互いを想い合う姿にたくさん感動してたくさん泣きました。おふたりの幸せを願ってます」
「初めて見た韓国ドラマで、自分でも信じられないほど泣いたので思い入れが深いです」
「2人の結婚発表があってから見返し、またハマってしまいました。何度見ても面白いです」

8位：影美女

原作は70万人から高評価を獲得した大ヒットウェブコミック。現実ではいじめられているものの、SNSでは77万人ものフォロワーを持つインフルエンサーへと変身する女子高生のスリル溢れる二重生活を描く青春学園ラブストーリー。

主人公のエジン役を「未成年裁判」などで注目の個性派新人女優シム・ダルギが演じ、fromis_9のイ・ナギョン、Golden Childのボミン、PENTAGONのホンソクなど、人気のK-POPアイドル同士の共演にも注目が集まった。

＜読者のコメント＞

「次の展開が予測できなくて面白すぎる！！考察するのがとにかく楽しい！！！」
「現実とSNSの世界のギャップがリアル。1話が短くあっという間に見てしまった」
「2つの顔を持っている主人公の姿がカッコよく、いじめられっ子の姿とは思えないほどの逆転劇にいつもハラハラして見ているのですが、そのハラハラ感が堪らなくつい繰り返し見てしまう。ハマったら抜け出すことが出来なくなってしまいそうなぐらいの逆転劇が見どころです！」

9位：太陽の末裔 Love Under The Sun

2016年の放送以降ファンを離さない「太陽の末裔 Love Under The Sun」がランクイン。国家の特殊任務を担う軍人・シジン（ソン・ジュンギ）と医師・モヨン（ソン・ヘギョ）の大人の恋愛を壮大スケールで描く。

架空の紛争地域“ウルク”で襲いかかる様々な困難に立ち向かうシジンとモヨン。メインの2人だけでなく、軍人同士で恋に落ちるセカンドカップルにもファンが多く、「愛の不時着」のように屈強な軍人たちのかっこよさも見どころ。

＜読者のコメント＞

「とにかく泣けるし、どのカップルも応援したくなる！」
「2人の駆け引きの仕方がうずうずする！」
「ちょっと前のドラマだけど、今のご時世によくあうと思います」
「このドラマがきっかけでソンジュンギが好きになりました！」

10位：その年、私たちは

高校時代、ドキュメンタリー撮影をきっかけに恋人になったヨンスとウンが、破局から5年経って不本意に再会。揺れ動く微妙な関係性を描いた“青春逆走ロマンス”だ。

「梨泰院クラス」のキム・ダミ、「パラサイト 半地下の家族」のチェ・ウシクが、映画「The Witch／魔女」以来3年ぶりに再共演。30歳目前、仕事でも成功した2人が、初恋の記憶に翻弄される姿を穏やかに切なく描き出す。

＜読者のコメント＞

「俳優の演技、脚本、映像の素晴らしさ。小さなエピソードをつなげていく描き方が秀逸」
「私自身、高3でまもなく卒業という時期に配信され、さらに青春できた気持ちになりました。私の中で歴代最高傑作です！！！」
「ケミも映像もストーリーもOSTも全部がいい！！ダミちゃんウシクくんの2人が本当にかわいかった…」
「ダミちゃん、ウシクくんはもちろん、ジウォン、NJとの四角関係が泣けました。ジウォンとNJにも幸せになってほしい」

「二十五、二十一」からノスタルジー熱が続くか…

SNS上で絶大な支持を得つつも、Netflix総合TOP10の上位になかなかランクインしないと話題だった「二十五、二十一」がめでたく1位に。作品ファンの熱い支持を証明する形となった。ナ・ヒド＆ペク・イジンよ永遠に。

全体を通して、ロマンスジャンルの人気作が多くなっているのは春だからか、それとも鬱々とした話題が絶えぬ中で癒やしを求める人が多いからだろうか。

90年代、2000年代の流行のリバイバルが起きる中、「二十五、二十一」のように当時のノスタルジーを感じる作品も最近のトレンド。4月9日にスタートした、済州島を舞台にしたヒューマンドラマ「私たちのブルース」にも大いに期待したい。（modelpress編集部）